2004年5月に出版された『JUNON』別冊のムック本。若手俳優7人の写真集+ロングインタビューを掲載。
時期的に『亡国のイージス』の出演が決まったかどうかの頃かと思います(もちろんまだ正式発表前なので『イージス』には一切触れてませんが)。
写真のロケ地は遊園地(あらかわ遊園)と都電荒川線内。文庫本片手に電車に乗る姿は本好きの勝地くんらしい。
遊園地でパチンコやったりホットドック食べたりしてる彼の、悪童めいた笑顔がまぶしいです。
内容的にも、幼稚園から17歳現在に至るまでの成育史を語っていて、とても充実していました。
「クソガキ」全開な幼稚園・小学校時代のエピソードが面白い(笑)。
上っちゃいけない学校のタンクに上った話には『永遠の仔』のワンシーンを思い出しました。
インタビュアーの方?も「想像できない」「意外にも」と書いてますが、あの勝地くんにこんな時代が!という感じです。
まあ本人も言う通り、体が大きくて運動神経もいいような子は自然とクラスの中心人物になるものだし、さらに勉強もできて、スカウトされちゃうような美少年とくればそりゃもう無敵でしょう。強気で怖いもの知らずのやんちゃ坊主になるわけです。
下手をすればもっと生意気な、嫌味な性格に育ってもおかしくないところですが、今どき珍しいような好青年に成長したのは、早くから芸能界で揉まれたのと、あとはもうご両親の教育の賜物なのでしょうね。
基本的に子供を叱ったりするのはお母さんで、お父さんは普段は細かいことは言わずでんと構えていて要所要所を締める感じのようです。
昔ながらの無口で厳格な父親のイメージですが、一方で奥様に頭が上がらない様子(笑)。
子供たちに「女の人の言うことはハイ、ハイって聞いてればいいんだよ」「お母さんが文句言ってきた時は、納得いかなくても、そうだね、わかったって言っとけ」なんて教えてるあたり。
勝地くんの「男の人は女の人の手の平で転がされているほうがいい」と言う男女観は、ご両親の関係に由来してるのかも?
「うちは5人家族のうち4人が男で、女はお母さんだけだから、そういう意味で母親がちょっと不利というか。でも、負けてないですけどね(笑)」という勝地くんの言葉に、家族で唯一の女性であるお母さんを男性陣みんなで大切にしているのがうかがえて、勝地家の暖かさが伝わってきました。
このインタビューはプライベートの話が主体なだけに、語り口調も彼らしい丁寧さの中に茶目っ気がちらちら覗いていて(「だからぁ、小学校の時は勉強できたんですって、実は(笑)。」とか)、やっぱり17歳の少年なんだなあという感じでした。
かと思えばラストで仕事についての気構えを語る場面では、「(勉強や就職など)みんなが頑張らなきゃいけないとこで、僕は運だけで来てるから。この幸運を当たり前だと思っちゃったら、失礼かなって気がするんですよ。」などと、十代とも思えないような冷静かつ深みのある言葉を口にする。
確かにデビューのきっかけ自体は運が大きかったと思いますが、現在の彼が演技派として高い評価を得ているのは、まぎれもなく本人の才能と努力の結果でしょう。
私立の進学校を二年で辞めて公立中学に移り、堀越の芸能コースに進み、今は専業俳優、という経歴も役者一筋という感があります。
そしてそれだけ仕事を大切に思いながらも、一番大切なのは友達と過ごす時間だと言い切る。
このインタビューの頃はまだ高校生なので、今は当時以上に彼の中で仕事の比重が大きくなっているでしょうが、雑誌やトーク番組で友達とのエピソードを楽しげに語る彼を見るに、やっぱり最優先は友達なんじゃないだろうか。
友達を何より大事にする彼は、なんだかとても格好いいなあと思います。
そしてこの本を語るうえで外せないのが編集後記。
遊園地に向かう途中の駄菓子屋さんで梅ジャムせんべい他を買い込んだ勝地くんは、撮影が終わるのを待ちかねたようにせんべいを食べてたそうなのですが、
「「おいしいですよ。食べません?」とスタッフにもおすそわけしてくれました。」
のだそうです。読みながら「ああ勝地くんだなあ」としみじみ嬉しくなってしまいました。
時期的に『亡国のイージス』の出演が決まったかどうかの頃かと思います(もちろんまだ正式発表前なので『イージス』には一切触れてませんが)。
写真のロケ地は遊園地(あらかわ遊園)と都電荒川線内。文庫本片手に電車に乗る姿は本好きの勝地くんらしい。
遊園地でパチンコやったりホットドック食べたりしてる彼の、悪童めいた笑顔がまぶしいです。
内容的にも、幼稚園から17歳現在に至るまでの成育史を語っていて、とても充実していました。
「クソガキ」全開な幼稚園・小学校時代のエピソードが面白い(笑)。
上っちゃいけない学校のタンクに上った話には『永遠の仔』のワンシーンを思い出しました。
インタビュアーの方?も「想像できない」「意外にも」と書いてますが、あの勝地くんにこんな時代が!という感じです。
まあ本人も言う通り、体が大きくて運動神経もいいような子は自然とクラスの中心人物になるものだし、さらに勉強もできて、スカウトされちゃうような美少年とくればそりゃもう無敵でしょう。強気で怖いもの知らずのやんちゃ坊主になるわけです。
下手をすればもっと生意気な、嫌味な性格に育ってもおかしくないところですが、今どき珍しいような好青年に成長したのは、早くから芸能界で揉まれたのと、あとはもうご両親の教育の賜物なのでしょうね。
基本的に子供を叱ったりするのはお母さんで、お父さんは普段は細かいことは言わずでんと構えていて要所要所を締める感じのようです。
昔ながらの無口で厳格な父親のイメージですが、一方で奥様に頭が上がらない様子(笑)。
子供たちに「女の人の言うことはハイ、ハイって聞いてればいいんだよ」「お母さんが文句言ってきた時は、納得いかなくても、そうだね、わかったって言っとけ」なんて教えてるあたり。
勝地くんの「男の人は女の人の手の平で転がされているほうがいい」と言う男女観は、ご両親の関係に由来してるのかも?
「うちは5人家族のうち4人が男で、女はお母さんだけだから、そういう意味で母親がちょっと不利というか。でも、負けてないですけどね(笑)」という勝地くんの言葉に、家族で唯一の女性であるお母さんを男性陣みんなで大切にしているのがうかがえて、勝地家の暖かさが伝わってきました。
このインタビューはプライベートの話が主体なだけに、語り口調も彼らしい丁寧さの中に茶目っ気がちらちら覗いていて(「だからぁ、小学校の時は勉強できたんですって、実は(笑)。」とか)、やっぱり17歳の少年なんだなあという感じでした。
かと思えばラストで仕事についての気構えを語る場面では、「(勉強や就職など)みんなが頑張らなきゃいけないとこで、僕は運だけで来てるから。この幸運を当たり前だと思っちゃったら、失礼かなって気がするんですよ。」などと、十代とも思えないような冷静かつ深みのある言葉を口にする。
確かにデビューのきっかけ自体は運が大きかったと思いますが、現在の彼が演技派として高い評価を得ているのは、まぎれもなく本人の才能と努力の結果でしょう。
私立の進学校を二年で辞めて公立中学に移り、堀越の芸能コースに進み、今は専業俳優、という経歴も役者一筋という感があります。
そしてそれだけ仕事を大切に思いながらも、一番大切なのは友達と過ごす時間だと言い切る。
このインタビューの頃はまだ高校生なので、今は当時以上に彼の中で仕事の比重が大きくなっているでしょうが、雑誌やトーク番組で友達とのエピソードを楽しげに語る彼を見るに、やっぱり最優先は友達なんじゃないだろうか。
友達を何より大事にする彼は、なんだかとても格好いいなあと思います。
そしてこの本を語るうえで外せないのが編集後記。
遊園地に向かう途中の駄菓子屋さんで梅ジャムせんべい他を買い込んだ勝地くんは、撮影が終わるのを待ちかねたようにせんべいを食べてたそうなのですが、
「「おいしいですよ。食べません?」とスタッフにもおすそわけしてくれました。」
のだそうです。読みながら「ああ勝地くんだなあ」としみじみ嬉しくなってしまいました。