すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

花田武君披露宴

2006年04月30日 | 仲間たち・交遊録
29日、宗像JCメンバー花田武君の結婚披露宴に出席しました。
今年になって5組目の披露宴です。
理事長としてメンバーの披露宴に出席すると、祝辞や乾杯などのご指名を頂きます。
皆さんの前で挨拶することも理事長の仕事の一つなのかもしれませんが、こればかりは何度やっても緊張します。

メンバーはじめ、武君のご友人も大勢出席され、盛大で素敵な披露宴でした。
武君・真紀さんご結婚おめでとう。

昨日は2次会も松島岩太委員長・岡本明副委員長と参加し、その後2005年度ブロックアカデミー第5委員会(古賀慎一委員長)の同窓会に合流、楽しい夜を過ごしました。

宗像市L・M型公開討論会

2006年04月29日 | ローカル・マニフェスト推進運動
宗像市発行の広報紙「むなかたタウンプレス5月号」に社団法人宗像青年会議所主催の「宗像市ローカル・マニフェスト型公開討論会」の記事が掲載されました。
この公開討論会開催の経緯と趣旨についてご説明致します。

私たち社団法人宗像青年会議所は、このたび早稲田大学マニフェスト研究所所長北川正恭氏が主宰を務める「ローカル・マニフェスト推進ネットワーク」の九州ブロック代表の神吉信之氏のご協力を仰ぎながら、「宗像市ローカル・マニフェスト型公開討論会」を企画、宗像市の住民の皆様に「将来の宗像市のビジョンと政策」を共に勉強していただける場をつくってまいります。
当然のことながら、我々主催者はあくまでも公正中立を貫き、コーディネーター等にご意見を伺いながら企画を進めてまいります。

この公開討論会開催により宗像市の将来を議論されることは、地方分権・住民参画を目指した、これからの市政にたいへん有意義なことであると考えております。
何卒、皆様のご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

社団法人 宗像青年会議所 理事長 井上正文

「ローカル・マニフェスト」とは日本語に訳すと「地域戦略公約」という意味合いになるかと思います。
政党が掲げるマニフェスト(パーティ・マニフェスト)が「政権公約」であるのに対し、ローカル・マニフェストは「地域を主体」に市政のビジョンと具体的な計画を、「住民への約束」として示すものです。

従来の「公約」が願望的なもので、事後検証不可能であったのに対し、ローカル・マニフェストは「数値目標」・「期限」・「財源」を明確にするため、事後検証も可能となります。

社団法人宗像青年会議所は、昨年の福津市でもローカル・マニフェスト型公開討論会を実施しました。
当日は、会場に入りきれないほど多くの住民の方々が参加され、マスコミでも大きく注目されました。

今年に入って、お隣の宮若市(写真下)・嘉麻市・飯塚市でもローカル・マニフェスト型公開討論会が開催されております。

 

宗像市の場合は故・原田慎太郎氏のご逝去にともなう市長選挙です。
立候補予定者の方には充分な時間があったとは言えません。
しかし、これからの宗像市のリーダーを決めるにあたり、一人でも多くの住民の方に、まちづくりのビジョンや政策課題を生で聞いていただきたいと考え、企画したしだいです。

また、現時点では立候補を正式に表明されている方は、お1人のみであり、選挙が開催されるかどうかは不確定です。
したがって、立候補者1名の時は公開討論会は中止させていただく場合があります。
「宗像市ローカル・マニフェスト型公開討論会」についての情報はブログ・HPで報告させて頂きます。

宗像市ローカル・マニフェスト型公開討論会
日時:5月10日(水)17時開場・18時開会・20時30分閉会
会場:宗像ユリックス・イベントホール
コーディネーター:神吉信之氏
パネリスト:立候補表明者
定員:1200名
参加費:200円(討論会設営費に充当します)
禁止事項:特定のパネリストのイメージをアピールする服装、物品の着用や所持など。
問い合せ:(社)宗像青年会議所 0940-37-2903(月~金、9:00~16:00)

知事懇談会(その4)

2006年04月29日 | 大会・対談・取材・講演・研修など
麻生知事との懇談会も開始から2時間が経ち、知事の弁舌も益々調子が出てきます。

麻生知事:日本人の悪い所は悲観論を有り難がること。大学の先生なんて、まさにそうで、簡単なことをわざわざ複雑に難しく言う(笑)。マスコミの言うこともそう。
ここから「格差」のこと、「年金」のこと、「民主党のメール事件」のことなど、段々話が過激で面白くなっていくのですが、このブログでは割愛します。
麻生知事:・・・(中略)だから何でも人の話を鵜呑みにしないで、自分の目で確かめないとだめです!・・・って何の話をしよったんかな?(一同大爆笑)。

渕上副会長:はい、だいぶ時間も押しましたので、最後にJCにアドバイスがありましたらお願いします。

麻生知事:「光陰矢の如し」という言葉があります。
それを本当の意味で実感するのは、皆さんの歳から20年位先です。
あっという間に時間は過ぎ、歳を取る。
歳を取れば、個人差はありますが衰えていくのです。
ところが中々人間はそれに気づかないし、気づいたときはもう遅い。

人生はやり過ぎることはないのです。
「こんなにやっていいのだろうか!」と思うくらいやって、まぁまぁです。

ですから思い切ってやってください。
思い切ってやって「やりすぎた!失敗した!」と思うか、「もっとやっておけばよかった」と思うか、どちらの方が後悔するかと言えば、圧倒的に後者の方です。
ですからJCの皆さん、頑張ってください。

「光陰矢の如し」
「やり過ぎと思うくらいやって普通」
大変勉強になりました。

麻生知事、ご多忙のところ素晴らしいお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました。

知事懇談会(その3)

2006年04月28日 | 大会・対談・取材・講演・研修など
21日に開催された麻生知事と福岡ブロック内21青年会議所理事長対談の続きです。
各理事長から自己紹介とLOMの活動報告が行われ、第1から第5エリアまで各エリアから代表1名の理事長が知事に質問しました。第4エリアを代表し、浮羽JC鑓水大策理事長からは「教育問題」についての質問があり、知事は以下の様なお答えをされました。

鑓水理事長:青年会議所では、郷土愛や道徳心に溢れた青少年育成運動を行っておりますが、JCが取り組んでおります「道徳教育の推進」と、小・中・高で実施されております「総合的学習の時間」について、知事のお考えをお聞かせください。


麻生知事:教育基本法を早く改正すること。我々はどういういう教育をすべきかを決めたのが教育基本法なのです。その教育基本法は1ページの法律で、読んだら分かりますが、今、言われたような「道徳心」や「郷土愛」なんてことは一切書かれていないのです。

では、何を書いてあるかと言うと「民主主義」「自由」「個性」「平等」をやろうということが書いてあり、自国の歴史や郷土とか社会的な倫理とかを教えよとは書いていない。
何故書いてないかというと、法律を作ったのは戦争に負けた直後で、日本人は臥薪嘗胆で復讐してくるのではないかと恐れられたからなのです。

ですから、あの当時、日本人は世界にとって無害な「世界人(コスモポリタン)」になれということで、世界標準的な価値観を教え、日本人としての自覚をさせないような教育を目指したのです。それを我々は今日まで受け取ってやってきたのです。

確かに、我々は世界的な視野や価値を理解する「世界人」を作らなければならない。
しかし、世界人たりうるためには、日本人というものの価値を教えねばならないのです。

JCの皆さんは地域の子ども達に、郷土のこと、日本の伝統や考え方を教えなければと頑張っています。
しかし、教育基本法ではそれらのことを教えることにはなっていないのです。

最近ようやく教育基本法の改正案で「郷土」つまり伝統と文化を大事にしようということになり、「個」を大事にするとともに「公共」を教えなければということを初めて書こうとしています。

それと「ゆとり教育」についてはダメだと思います。
何故ダメかと言えば、そもそも「ゆとり」という概念は教育の目標たりえないからなのです。

「ゆとり」がある方が良いか?「ゆとり」が無い方が良いか?と言えば、「ゆとり」がある方が良いに決まっています。
つまり「ゆとり」という言葉そのものが「絶対善」の言葉なのです。
そういう「絶対善」の言葉を持ってくれば、中身は良く分からなくても反対できないですよ。

我々が用心しなければならないのは、反対させないような「絶対善」の言葉を使うことです。

例えば、「正直なための教育」をすると言えば、誰も反対できません(不正直が良いとは誰も思わないから)。

しかし教育とは「正直は必要である、しかし世の中には不正直者や悪い奴もいる。これに対してどう対処すべきであるか」ということを教えることなのです。

それに「ゆとり」なんてものは測定不可能です。
何をもって「ゆとり教育」が成功したか失敗したか測れない。
このような中身もわからないような目標設定がダメだと言う教訓ですね。

麻生知事はズバリ「それは教育基本法を改正することです」と言い切られました。
私も同感ですし、今、青年会議所は教育問題の本丸に踏み込んでいます。

昨年は福岡ブロック協議会の道徳力創造委員会(林田幸司委員長・浮羽JC)が「福岡から始まる誇りある日本の創造フォーラム~今こそ道徳力の再生そして教育基本法を考える~」を開催し、改正賛成側と反対側が激しくディスカッションしました。

  

憲法改正、皇室典範についても言えることですが、青年会議所の意見を国に発信していくことが大切であると思います。

次回の「知事懇談会(その4)」では、まとめということで、麻生知事の「JCへのメッセージ」を紹介しようと思います。

知事懇談会(その2)

2006年04月28日 | 大会・対談・取材・講演・研修など
先日の麻生渡福岡県知事懇談会の続きです。
テーマは「オリンピック招致運動」に関して。
青年会議所(九州地区協議会・福岡ブロック協議会)では「福岡・九州オリンピック構想」を以前から提唱してきました。
そこで「オリンピック招致」について知事の率直なご意見をいただきました。

麻生知事:今、福岡では「お金がかかるオリンピックはけしからん!」と言われるから、オリンピックを安く上げるということで計画が進んでいます。
新しい施設は造らずに、従来の施設を増設する。あるいはオリンピック後もマンションなどとして使えるようにするという新しい考えは大事なのですが、候補地に投票するのは競技団体(注釈:IOC国際オリンピック委員会・JOC日本オリンピック委員会)なわけで、競技団体としてはできるだけ良い施設を使い、世界に自分達の競技をアピールし、競技人口を増やしたいと思っているのです。
だから仮設施設ですよとか、終わったら元に戻すよというのは、あまり嬉しくないところがあるのです。
この矛盾をどう埋めるかというところが悩むところです。

まず、世界水準の施設を持つということは条件の不可欠なところです。
次に、相手は東京ではなく世界なのです(注釈:東京都、福岡市が国内候補地に立候補を表明している)。
世界で戦うにはどうしたら良いかを考えなければいけません。

東京に対しては「東京ばかりが日本ではない、2回も何故やらなければいけないのか、これからは地方の時代だ、ふざけるな!」というようなことを言わなければならない。しかも、もっと刺激的な言葉で言わなくちゃならない(笑)。
しかし、それは所詮、福岡と東京の戦いでしかないのです。
これ(対東京的なプレゼンテーション)では世界は納得しないですよね。

世界に対して、我々はどういうメッセージを伝えるのかということが大事なのです。

オリンピックは平和の祭典・若人の祭典と言われていますが、これを思い切ってブチ破ってみてはどうでしょうか。
例えばオリンピックは若者だけの祭典ではなく、高齢者も含めて「青・壮・老」全体の祭典にする。
競技の中心は青年であってもオリンピック全体の運営は高齢者も参画して行う。

それから福岡JCが中心となって行っている「アジア太平洋子ども会議(注釈:2004年は世界こども会議として開催)」をオリンピックと相互的に行っていく。
そして、オリンピックを通じた基金をアフリカの子ども達の教育資金に充てる。
このように、世界の貧しくて教育を受けられない子ども達のための応援の大会にする。

また、ヨーロッパでは環境に対する意識がきわめて高いですから、オリンピックをゴミゼロでやる。
あるゆる乗り物は水素エネルギーでやるというように世界の環境問題に対しても同時に発信するオリンピックにする。

こうした世界的な課題「高齢化」「貧しくて教育が受けられない」「環境問題」に対して同時に答えを発信できるようにしなければならない。
それとともにオリンピック期間中は世界中停戦だという「世界平和」という理念を徹底して掲げる。

このように、施設をどうするのかということの次の課題、「オリンピック運営」をどうするかを明確にしなければいけないのです。
オリンピックを都市開発の契機にしますというプレゼンテーションでは、もう時代遅れなのです。

そこで私はガイアオリンピックにしようと言っています。
ガイア(Gaia)とは地球という意味、今までのアース(Earth)は「土」「無機質」なイメージが強いが、ガイアは「生命体」という意味です。
福岡は「ガイアオリンピック」でやり、21世紀型のテーマを同時に取り組みながら、若者の祭典を超えたものにするという考え方を打ち出した方が、世界的に説得力があると思うのです。

要するに世界を相手に考えなければいけない。
◯原さんみたいなカチカチ頭ではだめですね(笑)。

オリンピックについて我々JCは夢を持って語り、運動を展開しています。
しかし、新聞等では「オリンピック招致」に否定的な記事が多いようです。
もちろん無駄な施設は不要だと私も思いますが、オリンピックを通じて福岡・九州が世界に対してメッセージを発信できるということが如何に素晴らしいことであるのか、私は、夢を持って招致運動を応援していきたいと思います。

「◯原さんみたいなカチカチ頭ではだめですね」という所で笑いも取る麻生知事の話の巧さ。
明確なビジョンを打ち出し、それを巧く伝えることはリーダーには大切な要素だと感じました。

次回は「教育問題」についての麻生知事のご意見を書こうと思います。

慶尚日報の取材

2006年04月27日 | ローカル・マニフェスト推進運動
26日、韓国の新聞社から取材を受けました。
韓国では来る5月31日に統一地方選挙が行われるそうです。
ローカル・マニフェストについて取材されているとのことで、慶尚日報の張(ジョン)記者とカメラマンの金(キム)さん、コーディネーターの上原氏(糸島青年会議所OB)の3名が宗像青年会議所事務局に来訪されました。

青年会議所からは、昨年の福津市公開討論会を切り盛りした戸波副理事長と私が応対、
ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州代表の神吉信之氏も多忙な中を駆けつけてくださいました。

韓国の選挙事情については、先日訪韓した際にもお聞きしておりましたが、投票率のアップと癒着構造を変革するため、選挙管理委員会・マスコミがキャンペーンを組んでいるそうです。

取材の後は海転寿司ひびきで会食しながら「地方分権」「オリンピック招致」「道州制」「経済的な格差」「教育問題」を議論しました。

「竹島問題」については、複雑で通訳に困られたようでした。
張記者は28歳、翌日は佐賀県の古川 康知事を取材されるそうです。

神宿る島「沖ノ島」

2006年04月27日 | 沖ノ島を世界遺産に!
25日、「沖ノ島」の清掃奉仕に行って参りました。宗像青年会議所からは松尾顧問・高田副理事長・戸波副理事長・中村好成室長・古賀室長・山下副委員長・小島雄大君・杉埜君が参加、福岡ブロック協議会アカデミー第1委員会の高橋良宗委員長(ひびきJC)も来られました。

沖ノ島(おきのしま)は、福岡県宗像市にある宗像大社の神領で、玄界灘の真っ只中に浮かぶ周囲4kmの孤島である。島全体が御神体とされ、今でも女人禁制である。宗像大社沖津宮があり、現在の住人は沖津宮の神職1人である。また、九州全土、特に宗像地方を中心に沖ノ島世界遺産化運動が行われている。
ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

8時半に鐘崎漁港から漁船で出航、結構揺れましたので船酔いでダウンされる方もいらっしゃいましたが、波しぶきを被りながらも2時間後、無事に「沖ノ島」に到着しました。
 
冷たい海の水で禊(みそぎ)を済ませ、いよいよ島の中腹にある「沖津宮」を目指します。
古来より沖ノ島は神職しか上陸が許されず、一般の参拝が許されるのは沖津宮現地大祭の日(5/27)に限られているのですが、この日は現地大祭に先立って参道と境内の清掃奉仕を行うため特別に上陸が許されたのでした。
沖ノ島の歴史背景はこちらをご覧ください。
参道には見たこともない植物が生えています。
 
これらの植物は国の天然記念物に指定されております。
また古くからの決まりにより一木一草といえども島から持ち帰ることはできません。
「島のことを他の人にしゃべってはならない」「島の木や草であっても持ち出してはならない」という決まりがあり、大島や宗像の人からは「不言島(おいわずさま)」と呼ばれていました。
境内で参拝し清掃奉仕の後、波止場で昼食を頂きました。
 
外で食べるご飯の美味しいこと。海の幸・山の幸を堪能しビールを飲んで昼寝、15時過ぎに「沖ノ島」を後にしました。
島からは一木一草たりとも持ち帰ることはできませんが、「神水」だけは許されるということで頂きました。

17時、国民宿舎ひびきでお風呂に入り、直会(なおらい)に参加。
清掃奉仕に一緒に参加した、ボストン出身のポール・リンドバーグ先生や早稲田大学大学院生の米澤君らと楽しく語らい、大社の神官(禰宜)で宗像JCメンバーの葦津アドバイザーや豊前JCの比嘉俊一君らも加わり、2次会も盛り上がりました。

ポール氏が「何故、沖ノ島を秘密(上陸禁止という意味)にするのですか?」と聞くので「神様は我々の身近に存在しますが、人間と対等ではないからです」と答えました。

ポール氏はこうも言われました「私(ポール氏)は沖ノ島と宗像の歴史に興味があるというより、沖ノ島と日本人の関係に惹かれます。私は人のことに一番興味があるからです」と。

なるほどと感心しました。

「沖ノ島」を地域振興という視点ではなく、日本・世界との関わりという観点で捉えなければならない。
そのためには故郷や自国の歴史・伝統を学ぶことが大切なのだと気づかされました。

韓国・昌原JC訪問(2)

2006年04月27日 | 国際交流
23日・訪韓2日目、この日は昌原JCとスポーツ交流をすることになっております。「何時スタートですか?」と昌原JCの担当委員長に尋ねると「10時の予定ですが、10時半くらいになると思います」とのこと。時間に関して韓国はおおらかなようです。
会場の昌原大学の体育館と競技場でバレー・風船割り・二人三脚・サッカー・400mリレー・フットサルなど計7種目を競技しました。
 
昼食は近くの公園でケータリングのランチ・バイキング。
 
昌原JCの歴代会長も来られ、いつの間にか宴会も始まりました。
歴代会長の皆さんは「竹島問題の最中にもかかわらず、よくぞ来てくれた!」と、たいへん喜ばれておりました。
昌原のメンバー・家族・先輩達とのスポーツを通じた交流で、互いの友情を深められたと思います。
 
夕食はソン会長の奥様手作りの参鶏湯(さんげたん)。これがまた最高に美味しかったです。
夕食の後は昌原JCメンバーのキムさん経営のスポーツバーで飲みました。
訪韓してからずっと昌原の皆さんにご馳走になってばかりだったので、「ここからはオフィシャルでなくフリーにしましょう」と提案し、2次会は焼肉を食べに行きました。
もちろん2次会も昌原メンバーと一緒でしたが、オフィシャルでない分、リラックスして宗像流の親交を深められたようです。

翌24日、ヘジャング(二日酔いに良いとされるスープ)を食べて、金海空港へ。
外務副会長の文(ブン)さんに送ってもらったのですが、文さんも日本語が上手で会話が弾みました。

昌原JCの皆さんは日本語がある程度話せます。
ソン会長や文副会長は日本語で普通に会話ができます。
私も次回までに韓国語を勉強しようと思いました。
同行してくれた通訳のヒョンさんはJCのことや日本文化についてもよく勉強されており、たいへん助かりました。

宗像と昌原の交流はこれで終わったわけではありません。
10月の昌原JCメンバー訪日、11月の世界会議ソウル大会、12月の昌原JC式典、そして来年1月の宗像JC新春祝賀会というようにずっと続いていくのです。

ソン会長と友情を深め、互いに学び合い、成長していくという理想的な関係が今回の公式訪問で築けました。
井浦委員長・西田副委員長・古賀室長と中村好成室長には心から感謝しております。
参加してくれたメンバーの皆さん、本当にお疲れさまでした。

韓国・昌原JC訪問(1)

2006年04月26日 | 国際交流
4月22日~24日、宗像青年会議所と国際的な姉妹締結をしております韓国の昌原青年会議所を訪問しました。
宗像青年会議所からは、新枦監事・高田副理事長・椎名副理事長・堀専務・的場会務・古賀室長・中村好成室長・中村洋一室長・大野室長・井浦委員長・浜田委員長・西田副委員長・船津副委員長・岳下君・藤君・私の16名が訪韓しました。

金海空港で出迎えを受け、チャーターしたバスで昌原市に。ホテルで荷物を解いてすぐに、昌原JC事務局の会議室で意見交換会を行いました。
 
議題は今回の交流プランの確認と10月の訪日交流の提案です。
昌原JCさんにとっては宗像JCの「公式訪問」。「公式・非公式」の違いは、理事長(会長)・監事(監査人)が正式に訪問しているということ。決定権を持ったトップが来訪しているということを昌原JCさんは「公式」と捉えるのです。ですから懇親会も最後までオフィシャル扱いなのです。
 
意見交換会は昨年からの引き継ぎのお陰もありスムーズに進み、贈り物を交換し、ソン会長の「友情に乾杯!」で閉会しました。

夕食は昌原JCメンバーのお宅へ招待され奥様手作りの料理をご馳走になりました。
私と監事と専務はソン会長のお宅、他の訪韓メンバーもそれぞれのご家庭で手料理をご馳走になりました。
奥様の料理は最高に美味しかったです。
 
食事の後は、一旦事務局(時間待ちで日本VS韓国の卓球&ビリヤード戦)に戻り、2次会へご案内いただきました。
2次会はグ直前会長の主催です。
グ直前会長からは昌原JC伝統の乾杯作法を教わりましたので今度紹介します。

2次会の後は辛ラーメンをご馳走になり、ホテルに戻りました。
翌日は朝から運動会です。早々に就寝しました。

帰国

2006年04月25日 | 追悼・原田慎太郎前市長
訪韓ミッションから無事帰国しました。
日韓関係は竹島問題の影響で複雑な時期でしたが、だからこそ我々JCが訪韓する意味もあったと思います。
韓国・昌原JCとの交流事業については、また後日報告させていただきます。

福岡空港の入国ゲートは訪日される韓国の方で溢れておりました。
日韓関係はいろいろあっても観光客はそれなりに多いのかなと思っておりましたら、原田慎太郎宗像市長の市民葬に出席される韓国の金海市(宗像市と姉妹都市)の方々とのことでした。
金海市の方々と同じ飛行機で帰国したということに縁を感じました。

13時、宗像ユリックスで開催された市民葬に参列。
 
私達が訪韓で不在の間も国内組のメンバーが市民葬を取り仕切ってくれていました。
歴代理事長の松尾幸主顧問も自ら駐車場の誘導係をされておりました。
 
 
受付もJCIジャンバーを着た宗像JCメンバーが頑張っていましたし、OBや越本隆志君も参列され、会場のイベントホールはほぼ席が埋まっておりました。

市民葬が終わり、荷物を解くとともに疲労感で一時ダウンしてしまいましたが、夕方、社会起業家育成特別会議の新広行副議長から丸龍泰男君の誕生会のお誘いを受け、参加させていただきました。
 
会議体メンバーの元気な姿を見て、私の気持ちも元気になり、お陰様で楽しい時間を過ごせました。



しかも、お土産に「たつみや(丸龍君の会社)」の明太子までいただき、幸せな気分で帰宅しました。

今日は8時から沖ノ島の清掃奉仕に行ってきます。

知事懇談会(その1)

2006年04月21日 | 大会・対談・取材・講演・研修など
18時半から福岡県麻生渡知事との懇談会に出席して来ました。会場は知事公舎の和室です。福岡県内21青年会議所の理事長からLOM(各地青年会議所)の活動報告後、各エリアから出されたテーマ「第1エリア:市町村合併」「第2エリア:災害ボランティア」「第3エリア:福岡オリンピック招致」「第4エリア:総合学習の問題と道徳教育」「第5エリア:県南の振興」について麻生知事のご意見を拝聴しようという趣旨です。
私からは「災害ボランティア」について質問させていただきました。簡単に紹介致します。

井上:一昨年の暮れに「福岡県災害ボランティア連絡会」が設立され、翌年3月に西方沖地震が起きました。その際に青年会議所として災害ボランティア活動を体験したのを機に、宗像青年会議所では宗像市・福津市・古賀市で「災害ボランティア地域連絡会」を設立しようとしています。防災と災害ボランティアについて麻生知事のお考えをお聞かせください。

麻生知事:新潟の場合は救援物資の管理が充分にできず、県外からのボランティアの申し出を断ったこともありました。問題は受け入れ態勢で、これは簡単なことではないのです。ボランティアは有り難いのですが、何人必要なのか、ボランティアの生活をどうするのか。ボランティア活動を効果的にする方法論を確立することが大事です。
昨年の西方沖地震の場合ですと、避難所の九電記念体育館に食料等は大量に集まりました。ところが一番求められたのは「心のケア」だったのです。被災者の方は物凄いショックを受けられています。それをどう緩和していくかということで、専門家(カウンセラー)を派遣しました。こうしたことは早く手を打たないと後遺症が残るのです。災害の中でも地震は心の準備ができないから大変なのです。災害ボランティアをやってやろうという方は増えておりますが、災害の状況に応じてどのように組み合わせ効果的にやっていくかというところが未発展のように思います。

平島消防防災安全課長:今年、福岡県では「ボランティア・コーディネーター」の育成をやろうとしています。

植村会長:九州で災害ボランティア連絡会があるのは福岡県だけです。災害が発生した地域では、そこのボランティアは被災者ですから、県外のボランティアに来てもらわないといけません。そこで麻生知事には知事会の中で各県に災害ボランティア連絡会を設立していただけるよう、ご提案いただきたいと思います。

麻生知事:それとですね、義捐金の使い途のことがあります。今までは被災者の方々全員に配っていたのです。ただ薄く広く配ってもね、確かに被災者の方にとっては有り難いのですが、将来的には災害ボランティアの活動やボランティア・コーディネーターの育成資金にも使っていくべきですね。そして一番大切なのは地域連携と相互協力ですから、青年会議所が災害ボランティアに積極的に取り組まれているのは大変素晴らしいことです。

この他にも「オリンピック招致運動のありかた」「教育基本法改正について」など、麻生知事のお考えにとても感銘を受けました。
これについては、また後日紹介させていただきます。

さて、明日から24日までブログを休みます。

明日、宗像青年会議所と国際的に姉妹締結をしております韓国・昌原青年会議所を訪韓します。
現在、竹島問題など外交的には複雑な時期ですが、そういうことも踏まえて、真の国際平和の実現に向け、青年会議所として互いに何をすべきであるのかを意見交換したいと思うのです。
この海外ミッションには宗像青年会議所から17名が参加します。
留守中は2名の副理事長さんに理事長職を代行していただきますので、どうぞよろしくお願いします。

最後に、本日の知事懇談会を企画・設営いただきました福岡ブロック協議会の植村会長、渕上副会長LOM支援委員会向江委員長、そして宗像青年会議所からLOM支援委員会に副委員長として出向しております中村洋一室長に感謝申し上げます。

速報・越本隆志選手記者会見

2006年04月20日 | 越本隆志チャンピオン
14時、FBS福岡放送本社でWBC世界フェザー級チャンピオン越本隆志選手の記者会見が行われました。会場は各社の報道関係者の熱気でいっぱいでした。
会見の内容は待ちに待った「初防衛戦」についてです。
WBC世界フェザー級タイトルマッチ(12回戦)
越本隆志チャンピオン「初防衛戦」概要

日 時:2006年7月30日(日)15:25ゴング
会 場:マリンメッセ福岡(博多区沖浜町7-1)
対戦者:WBCユースチャンピオン ルディ・ロペス選手(メキシコ)
放送枠:15:00~16:25
主 催:FUKUOKA BOXING GYM
共 催:聖天株式会社
後 援:FBS福岡放送、社団法人宗像青年会議所、他
会見に同席された越本英武会長は「防衛戦の記者会見ができることが本当に嬉しいです」とおっしゃられていました。
近々合宿も開始されるそうです。



また、NHKさんが1時間のドキュメント番組を制作中とのことで、こちらも楽しみです。
まずは越本チャンピオン、防衛戦の決定おめでとうございます。

お客様

2006年04月19日 | 青年会議所の活動
宗像JCにお客様です。
2002年度福岡ブロック協議会会長、2003年度九州地区協議会会長を歴任された西座聖樹先輩(田川JC・OB)が宗像にお見えになりました。
たまたま遠足で来ていたメンバーの子どもさんと一緒に鎮国寺で宗像名物の「鶏すき」を堪能しました。
その中でおめでたいお知らせもありました。
嬉しいことに今年は本当にお祝い事の多い年です。

急な呼びかけにも関わらず、ご参集いただいたメンバーの皆さんお疲れさまでした。

話は変わりますが、宗像市商工会から「大型店出店に関するアンケート」が送られて来ました。
宗像市光岡に24時間営業の超大型ショッピングセンター、映画館、銭湯、医療、飲食店、車販売等の施設が建設されるとのことです。
これについては思うところがありますが、時期を見て書かせていただきたいと思います。

先程、防災メール・まもるくんから福岡地方「暴風警報・波浪注意報」、北九州・遠賀地区「暴風警報・波浪警報」が発令されたとのことです(19日21時10分発表)。
皆様お気を付けください。

明日はいよいよ記者会見。
午後から越本隆志選手の記者会見にメンバーと同行します。
詳細は明日のニュースをお楽しみに。

最後に、N先輩・Kさんおめでとうございます!!

矢野先輩より

2006年04月18日 | 越本隆志チャンピオン
先日、2004年度九州地区会長の矢野 健先輩(鹿児島JC)からお手紙と贈り物をいただきました。
まずは矢野先輩からのお手紙の一部を紹介致します。
先日の総会・役員会にて正式に2社の代表取締役に就任をし、挨拶廻りで全国行脚をしており、JCの現役時代とあまり変わらない日々を過ごしております。いろいろな意味においてJCで頑張ってよかったとつくづく再認識しているところです。
理事長はじめ宗像の皆さんにプレゼントを同封しました。先般行われたWBC世界フェザー級タイトルマッチの越本君の勇姿をお送りします。僕はどうしても仕事の都合で会場には行けませんでしたが、夜の放送を見て、素晴らしい感動をいただきました。やっぱり九州JCのパワーは凄いものがありますよね。ほんとJCって素晴らしいとここでも感動した次第です。
今年一年の大活躍と宗像JCのさらなる飛躍、そして越本君の益々のご活躍を御祈念申し上げます。

社団法人日本青年会議所
2004年度九州地区協議会
会長 矢野 健
心温まるお手紙とともに南日本新聞の記事をポスター大のプレートにして3枚頂きました。
(下の写真では見えづらいのですが「不屈の闘志 男・越本隆志(宗像JC)」と入っております)

  

矢野先輩には2003年度九州地区協議会でお世話になりました。当時矢野先輩は鹿児島ブロックの会長、私は地区事務局次長でした。背が高くハンサムで頭脳明晰、あこがれのブロ長でしたが、いつも気さくに声を掛けてくださいました。
2004年は九州地区会長に就任され、佐世保での地区大会における地区長予定者挨拶では、鹿児島県知覧の特攻隊員であったご自身のお父様のお話をされました。
こうした偉大な先輩が、我々現役メンバーのことを見守り、応援してくださっているのです。

あらためて、矢野先輩に感謝申し上げます。

災害ボランティア講習会のご案内

2006年04月18日 | 災害ボランティア
宗像市公式ホームページ「最新タウンニュース」に、宗像青年会議所主催の「災害ボランティア講習会」の記事が掲載されまましたので転載致します。
災害ボランティア講習会
社団法人宗像青年会議所が、5月例会事業で、宗像・福津・古賀地区の災害ボランティアネットワークの構築をテーマに講習会を開催。平常時から災害時の実践的なボランティア活動ができる参加者を募集。災害ボランティア地域連絡会の設立が目的。宗像市・福津市・古賀市・福岡県後援。無料。

【日時】5月9日(火)19時~同22時
【場所】宗像ユリックス・会議室1・2 *座席制限あり。先着順
【講師】関西地区から専門講師を予定
【内容】災害ボランティアのシミュレーションなど
【対象者】一般
【募集定員】先着50名
【申込方法】宗像青年会議所事務局(0940-37-2903)平日午前10時~午後4時まで
詳細につきましては後日ご案内致します。
また、ご質問・ご要望がございましたらこのブログでもお受け致します。