すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

九州地区会長訪問例会

2006年04月13日 | まちづくり・自治区・コミュニティ活動
昨日は糸島青年会議所主管による成松広隆九州地区協議会会長訪問例会が開催され、宗像青年会議所からは25名で出席してきました。九州地区アワーは大変素晴らしい内容でした。私が特に印象に残ったお話を書かせていただきます。

九州地区・堀内運営専務(宮崎ブロック・都城JC)の進行で始まった地区アワー。江口事務局次長(福岡ブロック・大川JC)による役員紹介では、九州内7ブロックのブロ長さん全員が出席されていらっしゃることに感心しました。
ブロック会長は九州地区ではブロック担当副会長という役職を持ちます。ですから九州地区役員として地区の公式事業には出席する義務があるのですが、今回の訪問例会は公式訪問ではありません。
あらためて、2006年度・九州地区役員の結束の強さと想いの強さを実感しました。

成松広隆九州地区会長のご挨拶は「今、自分はこのために青年会議所をやっているのだと明確に答えられる人がどれだけいるでしょうか?」という問いかけで始まりました。
今、日本の青年会議所は本気でこの国を変えようとしています。
しかし、それぞれの地域で活動する青年会議所会員が目的を見失い、いいかげんな気持ちでJC活動を行い、「JCがきつい、出事が多くて大変」なんて軽はずみな事を言ってしまうことで、自分達のまちの中で青年会議所運動をダメにしてしまう。
これでは日本の国が良くなるはずがありません。
会員拡大についても同様だと成松会長はお話しされました。
詳細は福岡ブロックLOM支援委員会M委員長のブログを是非ご参照ください。

九州地区アワーでは、他にも素晴らしいお話が聴けたのですが、山口弘哲顧問(宮崎ブロック・小林JC)の顧問総評を掲載させていただきます。
出会いとは、一瞬たりとも早まることなく、そして一瞬たりとも遅くなることもなく、出会うべき人とは必ず人間は出会う。これが本当の出会い(出逢い)である。あとは出会いを活かすか活かさないかだけ。
小才は縁に出会って縁に気づかず、中才は縁に出会って縁を活かせず、大才は袖すり合うも他生の縁。
今日は素晴らしい出会いの場を設けていただいたけれども、会長とも地区役員とも話さずに帰られる小才の方もいらっしゃいます。
名刺交換をして一言挨拶をして今日一日が終わる中才の方もおられます。
大才の方は積極的に自分をアピールして、今抱えているLOMの問題点や会社の問題点を地区の役員さん達に一所懸命聞く。
そうして大才になった方は、今日のご縁が仕事に繋がったり、今後のJCライフに繋がったりしていくのです。

朝顔は朝咲くのではありません。夜のうちに花を開くのです。皆が知らないところで一所懸命努力して、皆が知らないところで頑張って、そして皆が目覚めた朝に奇麗な花を咲かせているのです。

世界20カ国の主要都市で中学3年生にアンケートを取りました。
「あなたは学校の担任の先生を尊敬しますか?」というアンケートです。
中国の北京では「尊敬する」と答えた生徒が80.2%、アメリカは82.2%、韓国は20カ国の中でトップの84.9%、EUの平均が約80%でした。
20カ国の19番目が70%を越えているのに対し、最下位の日本は何%か?
その結果を聞いて愕然としました。
日本は21%しか先生を尊敬していない。
果たして、そんな中で勉強ができるでしょうか? 
何故、先生を尊敬できないのでしょうか? 
先生を尊敬していない、親を尊敬していない、そんな若者が日本には沢山いるのです。
地域とコミットして、先生や親を尊敬してもらう子ども達をつくるのが青年会議所の「人づくり」運動ではないかと思います。そういう運動にLOM・ブロック・地区をあげて取り組んでいただきたい。
次の世代を担う子ども達が素晴らしい大人になって、そしていずれはJayceeになって人と人とが繋がって、リングがリンクになってJC運動が益々発展していくと思います。
そういった想いでJC活動・JC運動を行ってください。
昨日も素晴らしい出会い・気づき・学びがありました。
全部紹介したいところですが、おいおい皆さんにお話したいと思います。