すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

市長との意見交換会

2007年07月31日 | 大会・対談・取材・講演・研修など
皆様、暑中お見舞い申し上げます。

ブログの更新が滞っておりましたので、少し前の出来事から書き足します。

7月19日(木)、宗像市谷井博美市長と(社)宗像青年会議所の意見交換会を行いました。

宗像JCからは立部瑞真理事長・堀副理事長・古賀副理事長・椎名専務・井上崇常任理事・柳浦会務担当理事・井浦室長・山下委員長・藤原委員長・新入会員の高山君・直前理事長井上の11名が参加。

 

谷井市長:宗像JCの皆さんようこそ。どうぞ、上着を脱いでゆっくりしてください。

庁舎内は“エコスタイル”のため、市長を始め職員の皆さんもノーネクタイ・半袖シャツ姿です。

「フリートークで話を進めましょう!」と市長から提案いただき、まずは谷井市長本人から新市マスタープランに基づく都市計画・行財政改革の実状、市政の諸問題を約10分間説明されました。

市長からのご説明は多岐に渡って詳細になされましたが、ここでは割愛させていただきます。

以下は、意見交換の概要です。

立部理事長:宗像JCは近年、入会2~3年のメンバーが半分を占めております。そこで今年は“力を蓄えよう”ということで「心を耕す」をスローガンに、ゆっくりであっても“力強い一歩”を進めております。対外事業としては第4期宗像少年会議所の青少年育成キャンプ、そして秋には福津市長のローカル・マニフェスト検証大会を計画しています。また「宗像学」を見つめ直し掘り起こして、宗像人(むなかたびと)の精神性にあらためて気づき、それを力にしていこうと活動をしています。

戸波副理事長:今日お見せいただいた市の計画書はとても明解ですので、今後は市長と市民の皆さんとが対話形式で意見交換できるような場を設けたいと考えております。

椎名専務理事:宗像市は自然に恵まれた環境ですが、工場の誘致について市長はどうお考えでしょうか?

谷井市長:現在のところ、宗像市には大型の工場が入る余地は無いわけですが、将来に渡る財源確保の見地から、自然と環境に配慮した上での企業誘致は必要ですし、段階的に押し進めていく方針です。

井上常任理事:行財政改革の一環として行われております「市民サービス協働化提案制度」ですが、提案業種は1業種のみ、募集期間が1ヶ月程度で年1回という大変提案しづらい制度というように感じますが、市長はどのようにお考えでしょうか?

谷井市長:「市民サービス協働化提案制度」は初めての試みですし、分かりづらいところもあるようです。やり方については今後も協議を重ねていきますが、NPOとしての立場でも、JCの皆さんの考えを是非取り入れていこうと考えていますのでご協力をお願いします。

柳浦会務担当理事:我々青年会議所は青少年育成事業に力を入れておりますが、それは将来を担う小学生・中学生に生き生きと真っ直ぐに育って欲しいと願うからです。宗像市では日の里で「小・中一貫」を実施されましたが、その成果をお聞かせください。

谷井市長:モデルケースとして日の里で「小・中一貫」を実施しましたが、素晴らしい成果が上がっていますし、保護者の皆さんにも好評を得ているようです。詳しい報告は来年度に行いますが、小・中で教師の連携がとれ、人材(教師)の有効活用ができ、実習や実験等の学習環境も充実します。従来の「6・3制」と異なり、「4・3・2制」では「4」が基礎学習期間、「3」で中学との連携と交流、「2」で受験準備というように、今迄のカリキュラムとは違ったものになります。私学ではこうしたことは当たり前かもしれませんが、公立でも可能になります。また、今年は市で作成した「副読本」を市の全校に配布し、「宗像学」(むなかたのふるさと学)を学ぶ、宗像独自の教育を行っております。来年、こうしたこと全体の成果をまとめて報告しますが、「小・中一貫制度」はまだ過渡期にあると言えます。

打合せ無しの意見交換会ですが、JCメンバーの質問もなかなか良い所を突いて来るなと感心しました。

この続きはまた、時間をおいて紹介します。

台風4号

2007年07月14日 | 災害ボランティア
宗像JCメンバーには、先ほど会務担当理事の柳浦俊生君からメールが配信されましたが、引き続き注意を促すとともに災害・被害状況を始め何か情報が入りましたら専務理事の椎名修君まで連絡してください。

テレビ等の報道では九州各地及び福岡県内の住民の方々には公民館等に避難されている方も多数いらっしゃるようです。

私の住む宗像市田久区では、今のところ大きな被害は出ていない模様ですが、公民館の鍵を預かっているということもあり、近隣の皆さんの緊急避難等に備えて、引き続き警戒しています。

尚、台風災害に関する情報は下記のサイトを参照してください。
宗像市公式WEBサイト/緊急・災害情報

久々に

2007年07月14日 | 仲間たち・交遊録
7月14日(土)、台風4号と参議院選挙で皆様も慌ただしいことかと思います。

私の会社も台風で仕事がキャンセルになったり、スタッフが仕事に行けなくなったりで、その対応に追われています。

また、区の会議・行事等も延期になり、その後のスケジュール調整が大変です。

選挙の方は、明日は事務所詰めなので、今の内に自分の仕事を片付けておかねばならないのですが、ブログの更新が滞っているのも気になりますので少し書き足します。

7月3日(火)、久々に宗像JC41会の仲間と集まりました。

急な思い立ちでしたが、同年で飲む酒はいいものです。



上の写真には写っていませんが、高田・新枦OBと岩城・青木・小林・沼田先輩達も一緒でした。

JCは40歳で卒業しても、仲間達との絆は続くのです。

現役の皆さん、JCは役職がすべてではありません。

大切なのは、ごまかさず、手を抜かず、一所懸命に頑張ること。

自分が担当した事業が成功したか失敗したかではなく、どれだけ魂を込め、心血を注いだかということです。

今は大変かもしれませんが、その大変さをバネに、自分自身の成長のためにも頑張ってください。

越本君おめでとう!!

2007年07月10日 | 越本隆志チャンピオン
宗像JCメンバーで第34代WBC世界フェザー級チャンピオンの越本隆志君に第一子がご誕生されました。

7月8日(日)、ゆめタウン宗像で開催された「越本隆志トークショー&サイン会」(写真下)の会場で堀建治副理事長から聞きました。



2007年7月7日に誕生されたということです(七夕でしかも「777」おめでたい日ですね)。

越本君は8日夕方からFBS福岡放送の「夢空間スポーツ」に生出演ということで、その番組冒頭でも「第一子誕生」が紹介されていました。

また、同番組では先月21日タイ・バンコクで行われた橋本力選手(Fukuoka Boxing Gym所属)の試合ビデオが流れてましたが、その中に堀副理事長も写ってましたね。

さて、本日10日(火)は宗像JCの7月例会、その中では「2008年度の理事長・監事選出委員」選挙も開催されます。

私にとっては、久々のJCでもありますし、皆さんに会うのが楽しみな例会です。

昌原JCソン直前会長来福

2007年07月10日 | 国際交流
宗像JCと国際的な姉妹関係にある韓国の昌原(チャンウォン)JC。

昨年の理事長・会長同士ということで、昌原JCのソン直前会長とは今でも電話でお互いの近況などを話します。

そんな訳で先日、ソン直前と電話で話しておりましたら、「福岡で久々に遭いましょう!!」ということになり、先月21日(木)から二泊三日でソン直前とご友人(写真下)が福岡に来られました。



ソン直前と私は同い歳ですが、JCI韓国では満41歳で卒業ですので、ソン直前は今も現役メンバー。
一方、私は宗像JCの直前理事長ではありますが、JCは卒業した身でありますので、今回のソン直前の来福はJCのオフィシャルでなく私個人のプライベートなおもてなしをさせていただきました(ですから宗像JCの皆さんにも敢えてお声掛けしませんでした)。

ソン直前のご友人は「初来日」で、福岡市内を観光したいとのことでしたので、天神にホテルを取り、21日は大名の日本食レストラン(というより食堂)で食事し、和風の居酒屋で2次会、3次会は福岡JCの石川君のお店に行きました(石川君も博多山笠の法被姿でわざわざ来てくれました)。

翌22日は一緒に市内を観光して巡り、お陰で私自身も久々にリフレッシュできました。

ソン直前とは昨年、国家間の複雑な課題について、公式的な意見交換会を通じ本音で語り合ったものですが、JCIクリードにも謳われている「友情は国家の主権を超越する」という精神の大切さを、今回あらためて強く実感したしだいです。

ソン直前のご友人とも親しく酒を飲んで大いに盛り上がり、昌原市での再会を約束しました。

JCのお陰で、海外に友人ができ、今も変わらぬ友情を育むことができました。
この場を借りて宗像JCの皆さんに感謝し、併せて報告とさせていただきます。

岡本君を偲んで

2007年07月05日 | 仲間たち・交遊録
6月17日・午前3時3分、(社)宗像青年会議所指導力開発委員会委員長の岡本明君がご逝去されました。

青年会議所メンバーを始め、多くの仲間達は岡本君の回復を信じ、希望を持って見守っている最中のことでした。

一昨年にモンゴルに行ったこと、福岡ブロックアカデミーでのこと、LOM支援委員会に中村洋一(当時)室長と出向し多くの仲間とJCを全力で頑張っていたこと、地域力創造委員会の副委員長として「宗像・古賀エリア災害ボランティア連絡会」の発足や「宗像市ローカル・マニフェスト型公開討論会」の準備、10月例会「宗像版・青年議会」の議長役としてLOMに大きく貢献してくれたこと、そして昨年の結婚式でのこと・・・。
思い出はつきませんが、とにかくいつも誰よりも元気で明るく、皆を楽しませてくれていました。

豪快で自由奔放なイメージが強いのですが、実はとても繊細で皆のために気を遣い、自分の役割を一生懸命に演じていたのだと思います。

(上の写真は昨年暮れに岡本君を囲み、まるご屋で開催されたLOM支援委員会忘年会の模様です)
そんな岡本君も飲んだ時は本音が表れ、激論することもありましたが、それも彼が真剣にJCに取り組んでいたからこそでした。

岡本君は我々の心の中に生き続けます。

どうぞ安らかな旅立ちでありますよう、心よりお祈りいたします。