皆様、暑中お見舞い申し上げます。
7月19日(木)、宗像市谷井博美市長と(社)宗像青年会議所の意見交換会を行いました。
宗像JCからは立部瑞真理事長・堀副理事長・古賀副理事長・椎名専務・井上崇常任理事・柳浦会務担当理事・井浦室長・山下委員長・藤原委員長・新入会員の高山君・直前理事長井上の11名が参加。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/82/7a5c46ae4a9b3e69a1e33de709103361.jpg)
谷井市長:宗像JCの皆さんようこそ。どうぞ、上着を脱いでゆっくりしてください。
立部理事長:宗像JCは近年、入会2~3年のメンバーが半分を占めております。そこで今年は“力を蓄えよう”ということで「心を耕す」をスローガンに、ゆっくりであっても“力強い一歩”を進めております。対外事業としては第4期宗像少年会議所の青少年育成キャンプ、そして秋には福津市長のローカル・マニフェスト検証大会を計画しています。また「宗像学」を見つめ直し掘り起こして、宗像人(むなかたびと)の精神性にあらためて気づき、それを力にしていこうと活動をしています。
戸波副理事長:今日お見せいただいた市の計画書はとても明解ですので、今後は市長と市民の皆さんとが対話形式で意見交換できるような場を設けたいと考えております。
椎名専務理事:宗像市は自然に恵まれた環境ですが、工場の誘致について市長はどうお考えでしょうか?
谷井市長:現在のところ、宗像市には大型の工場が入る余地は無いわけですが、将来に渡る財源確保の見地から、自然と環境に配慮した上での企業誘致は必要ですし、段階的に押し進めていく方針です。
井上常任理事:行財政改革の一環として行われております「市民サービス協働化提案制度」ですが、提案業種は1業種のみ、募集期間が1ヶ月程度で年1回という大変提案しづらい制度というように感じますが、市長はどのようにお考えでしょうか?
谷井市長:「市民サービス協働化提案制度」は初めての試みですし、分かりづらいところもあるようです。やり方については今後も協議を重ねていきますが、NPOとしての立場でも、JCの皆さんの考えを是非取り入れていこうと考えていますのでご協力をお願いします。
柳浦会務担当理事:我々青年会議所は青少年育成事業に力を入れておりますが、それは将来を担う小学生・中学生に生き生きと真っ直ぐに育って欲しいと願うからです。宗像市では日の里で「小・中一貫」を実施されましたが、その成果をお聞かせください。
谷井市長:モデルケースとして日の里で「小・中一貫」を実施しましたが、素晴らしい成果が上がっていますし、保護者の皆さんにも好評を得ているようです。詳しい報告は来年度に行いますが、小・中で教師の連携がとれ、人材(教師)の有効活用ができ、実習や実験等の学習環境も充実します。従来の「6・3制」と異なり、「4・3・2制」では「4」が基礎学習期間、「3」で中学との連携と交流、「2」で受験準備というように、今迄のカリキュラムとは違ったものになります。私学ではこうしたことは当たり前かもしれませんが、公立でも可能になります。また、今年は市で作成した「副読本」を市の全校に配布し、「宗像学」(むなかたのふるさと学)を学ぶ、宗像独自の教育を行っております。来年、こうしたこと全体の成果をまとめて報告しますが、「小・中一貫制度」はまだ過渡期にあると言えます。
ブログの更新が滞っておりましたので、少し前の出来事から書き足します。
7月19日(木)、宗像市谷井博美市長と(社)宗像青年会議所の意見交換会を行いました。
宗像JCからは立部瑞真理事長・堀副理事長・古賀副理事長・椎名専務・井上崇常任理事・柳浦会務担当理事・井浦室長・山下委員長・藤原委員長・新入会員の高山君・直前理事長井上の11名が参加。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/82/7a5c46ae4a9b3e69a1e33de709103361.jpg)
谷井市長:宗像JCの皆さんようこそ。どうぞ、上着を脱いでゆっくりしてください。
庁舎内は“エコスタイル”のため、市長を始め職員の皆さんもノーネクタイ・半袖シャツ姿です。
「フリートークで話を進めましょう!」と市長から提案いただき、まずは谷井市長本人から新市マスタープランに基づく都市計画・行財政改革の実状、市政の諸問題を約10分間説明されました。
市長からのご説明は多岐に渡って詳細になされましたが、ここでは割愛させていただきます。
以下は、意見交換の概要です。
立部理事長:宗像JCは近年、入会2~3年のメンバーが半分を占めております。そこで今年は“力を蓄えよう”ということで「心を耕す」をスローガンに、ゆっくりであっても“力強い一歩”を進めております。対外事業としては第4期宗像少年会議所の青少年育成キャンプ、そして秋には福津市長のローカル・マニフェスト検証大会を計画しています。また「宗像学」を見つめ直し掘り起こして、宗像人(むなかたびと)の精神性にあらためて気づき、それを力にしていこうと活動をしています。
戸波副理事長:今日お見せいただいた市の計画書はとても明解ですので、今後は市長と市民の皆さんとが対話形式で意見交換できるような場を設けたいと考えております。
椎名専務理事:宗像市は自然に恵まれた環境ですが、工場の誘致について市長はどうお考えでしょうか?
谷井市長:現在のところ、宗像市には大型の工場が入る余地は無いわけですが、将来に渡る財源確保の見地から、自然と環境に配慮した上での企業誘致は必要ですし、段階的に押し進めていく方針です。
井上常任理事:行財政改革の一環として行われております「市民サービス協働化提案制度」ですが、提案業種は1業種のみ、募集期間が1ヶ月程度で年1回という大変提案しづらい制度というように感じますが、市長はどのようにお考えでしょうか?
谷井市長:「市民サービス協働化提案制度」は初めての試みですし、分かりづらいところもあるようです。やり方については今後も協議を重ねていきますが、NPOとしての立場でも、JCの皆さんの考えを是非取り入れていこうと考えていますのでご協力をお願いします。
柳浦会務担当理事:我々青年会議所は青少年育成事業に力を入れておりますが、それは将来を担う小学生・中学生に生き生きと真っ直ぐに育って欲しいと願うからです。宗像市では日の里で「小・中一貫」を実施されましたが、その成果をお聞かせください。
谷井市長:モデルケースとして日の里で「小・中一貫」を実施しましたが、素晴らしい成果が上がっていますし、保護者の皆さんにも好評を得ているようです。詳しい報告は来年度に行いますが、小・中で教師の連携がとれ、人材(教師)の有効活用ができ、実習や実験等の学習環境も充実します。従来の「6・3制」と異なり、「4・3・2制」では「4」が基礎学習期間、「3」で中学との連携と交流、「2」で受験準備というように、今迄のカリキュラムとは違ったものになります。私学ではこうしたことは当たり前かもしれませんが、公立でも可能になります。また、今年は市で作成した「副読本」を市の全校に配布し、「宗像学」(むなかたのふるさと学)を学ぶ、宗像独自の教育を行っております。来年、こうしたこと全体の成果をまとめて報告しますが、「小・中一貫制度」はまだ過渡期にあると言えます。
打合せ無しの意見交換会ですが、JCメンバーの質問もなかなか良い所を突いて来るなと感心しました。
この続きはまた、時間をおいて紹介します。