すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

新・武雄市長

2006年04月17日 | まちづくり・自治区・コミュニティ活動
武雄市に最年少市長の誕生です。

佐賀県武雄市に最年少市長36歳の樋渡氏初当選(4月17日・西日本新聞)

佐賀県武雄市と山内、北方両町の合併による新市発足に伴う佐賀県武雄市長選は16日投票、即日開票の結果、無所属新人で元総務省課長補佐の樋渡啓祐氏(36)が、合併前の武雄市長で無所属新人の古庄健介氏(68)を破り、初当選した。
樋渡氏は宮崎県都城市の長峯誠市長(36)より誕生日が3カ月半遅く、全国最年少の現職市長となる。投票率は82・84%。
樋渡氏は、2期務めた古庄氏とは年齢差32歳。選挙戦では若さを強調し、市職員が地域を巡回する「動く市役所」の実現や企業、大学誘致を訴えて支持を広げた。
東大を卒業後、1993年に総務庁(現総務省)に入り、2003年から大阪府高槻市の市長公室長を務めた。

私のブログから樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)氏のブログ「武雄帰郷物語~がばい奮闘記~」にリンクを張っていたこと、皆さん気づいていました?(タイトルは17日から「武雄市長物語」に変わっています)

昨年7月、名古屋で開催されたセミナー「自立した地域確立会議(原俊行議長・美夜古JC)」のパネラーの一人が樋渡啓祐氏(当時大阪府高槻市市長公室長)でした。

 

国と地方自治体の両方に勤務経験を持ち第一線で働く官僚とJCとの意見交換会の中で、
 1、地方へ権限財源の移譲の必要性
 2、受け皿となる地域の自立と意識改革の必要性
 3、より広域的な行政の可能性
をテーマに、自分たちの地域は自ら創るという変革への意識と「自立した地域の確立」の必要性を熱く語られていました。
「市町村が何かをやる!と言っていることに対して、国も県も今のように後ろ向きなことを言わず、税財源を渡せ。自分で決め、失敗したら切腹するくらいの覚悟の「自決主義」で自治体経営をやっている。できない自治体は隣に合併されればいい。それと、大阪府庁は今やっている学校誘致に横槍を入れるな。それが地方分権ではないか。
JCはJCだけではなく、行政は行政だけではなく、一緒に「組んで」「プロジェクト方式」で何かをやっていくべき。何かを一緒にやって目に見える形でモノをやらないと、市民は分からない。このプロセスや実績を抜いて、いくら「協働」が大事といっても所詮は空念仏ということです」(樋渡氏のブログより引用)
その樋渡氏が佐賀県武雄市に帰郷され、市長として立候補されるということを聞き期待しておりました。

武雄市には私の祖母(97歳)が住んでおります。同市には国の天然記念物である「川古の大楠」という樹齢3千年を超える全国第5位の巨大な楠の木があるのですが、その真正面に祖母の家はあるのです。
幼い頃は大楠に登ったり、側の川で魚を採ったりして遊んでいました。
大楠は、私と井上家の守り神様でもあります。
樋渡氏のブログでは武雄市の美しい田園風景も掲載されていて、写真を眺めるのが楽しみな日課の一つでした。

樋渡啓祐市長のご活躍を心からご祈念申し上げます。