すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

雲仙普賢岳噴火災害

2007年05月24日 | 災害ボランティア
5月21日(月)、長崎県雲仙普賢岳噴火災害で起きた大火砕流と土石流の被災家屋を保存した「土石流被災家屋保存公園」を視察してきました。
<雲仙普賢岳の噴火と災害>
1991年6月3日、大火砕流が発生。取材に当たっていた報道関係者や火山学者(クラフト夫妻)、警戒に当たっていた消防団員、警察官など死者行方不明者43名を出す大惨事となった。(以上、Wikipediaより引用)


この家屋は噴火した普賢岳からは約6キロも離れた所に建っていたにもかかわらず、土石流が2階建て家屋の1階部分を覆うほどの凄まじい被害です。



6キロといえば、宗像JC事務局を起点に半径6キロ圏内はというと、ほぼ宗像市全域がその圏内です。

あの災害が宗像市で起きていたと想定するならば、宗像市内全域が壊滅状態になっていたほどの大規模災害だったのです。

現在は、新しい家屋が建ち並び、噴火で誕生した平成新山(日本で一番新しい山)の麓はのどかな田園地帯が広がっています。



どんなに文明が発展し、科学技術が進歩しても、自然災害から逃れることはできません。

過去の悲惨な災害を教訓とし、防災や災害対策・被災者支援に人類の英知と善意を結集し、国や自治体は勿論、我々一般市民も進化していかねばならないのだと感じました。

日本近代化の遺産

2007年05月23日 | 地域の話題や出来事
5月20日(日)、熊本県荒尾市にある炭坑跡「万田坑跡」を見学しました。
万田坑は、平成9年3月まで揚水や坑内管理のため稼働していたそうですが、現在は閉鎖。
施設は当時のまま保存され、平成10年5月には国の重要文化財に指定されました。

(写真上は万田坑シンボルのヤグラ。ヤグラとはワイヤーで昇降用エレベーターを吊っている設備のことです。)
この日はボランティアの観光ガイドのお二人(元・炭坑マンだったという方と、もう一人は小学生のボランティア)が施設を案内し、炭坑の歴史や当時の技術を説明してくれました。
 
(上の写真はヤグラに隣接する巻揚室の機械達。まるでロボットの様な風貌です。)
荒尾市といえば「三井グリーンランド」が有名ですが、日本の近代化の遺産である「炭坑跡」をお子様達と訪ねてみてはいかがでしょうか。

尚、万田坑の見学等を希望される時は、事前に荒尾市教育委員会(TEL:0968-63-1681)へお問い合わせください。

野球部健闘!!

2007年05月23日 | 仲間たち・交遊録
5月13日(日)、壮快な五月晴れのもと、青年会議所(JC)の野球大会が開催されました。

宗像JCは昨年結成した野球部(柳浦俊生部長)の精鋭で臨みました。



私は会社の面接と区の仕事の関係で大会は途中参加&ベンチでの応援でしたが、試合を観ていると4~5年前に比べJCの野球大会のレベルも随分と上がっているなぁと感心しました。

今回の試合では、立部瑞真理事長も見事に先発投手の大役を果たされ、宗像JC野球部選手の皆さんも昨年以上に健闘していたようですが、田川JCさん直方JCさんの躍進がそれ以上に素晴らしく、残念ながら涙を呑みました。

戸波キャプテンによると「上手くいったところも、いかなかったところも練習の時と同じ結果が出た。」とのこと。

いずれにしても、宗像JC野球部の健闘にエールを贈りたいと思います。

また、練習と大会へ応援に来てくださった皆さん、主管の直方JCの皆さん、ありがとうございました。

第2エリアの覇者・飯塚JCさんに想いを託すと共に、選手の皆さんのご健闘を祈念いたします。

2007年度後半戦に向けて

2007年05月23日 | 青年会議所の活動
5月18日(金)19時半、社団法人宗像青年会議所2007年度第13回理事会に出席。

 
(上の写真は直前理事長席から撮っているので、いつものアングルですが、理事会は理事長・専務理事をはじめ23名の理事・役員が出席しています。)

議題は協議事項が、

 1、7月例会「一味和合」例会(案)について
 2、選挙管理委員会設置(案)について

続いて審議事項が、

 1、6月例会・セミナー事業「魅力あるリーダー」(案)承認の件
 2、6月例会(案)承認の件
 3、選挙管理委員会設置(案)承認の件
※協議事項1の「7月例会『一味和合』例会(案)について」は、その後「討議事項」へと格下げになりました。
早いもので「2008年度理事長・監事選出委員選挙」が議題に挙る時期になりました。

6月からは(社)宗像青年会議所の事業も本格的に忙しくなってきますので、理事の皆さんは一段と気を引き締め、9月の中間総会までは全力疾走の心づもりで頑張ってください。

地域安全活動

2007年05月17日 | まちづくり・自治区・コミュニティ活動
5月16日(水)、社団法人甘木・朝倉青年会議所(藤木仁士理事長)主催のチャリティゴルフ(於:夜須高原カントリークラブ)に参加してきました。

このチャリティは、地域の安全・青少年健全育成を目的に、寄金でパトロールカーの購入を予定されているそうです。

甘木・朝倉JCの藤木仁士理事長は次のようにおっしゃられていました。
「JCのメンバーが力を合わせ『青パト隊』を結成し、防犯活動を積極的に行っていくことで、犯罪の抑止に繋がることでしょうし、地域住民の方々にも防犯意識をもってもらい、地域の方々と共に協力しながら安全活動を行う環境をつくりたい。」



※青パト隊とは、青色の回転灯を車の天井に装着し、まちの防犯や安全のためにパトロールカーで巡回する組織のことです。
また、JCの「公益性」を考えたときに、ゴルフコンペの目的を交流だけに留めず、地域の方々との連携を深め、社会を良くしていこうという運動に発展させていこうという試みにはたいへん感銘を受けました。

たまたま2005年度ブロ長の松藤敏彦先輩からこのチャリティゴルフコンペのことを聞いて、当時のブロックチームにお誘いをかけ、お陰で旧交を温めることもできましたし、高原の気持ち良い風と小鳥達の心地よいさえずりを聞きながら、いい運動にもなりました。

夜は宗像で会議が入っていましたので、挨拶も早々に帰ってきましたが、約200名が参加されたチャリティの準備・設営にあたられた甘木・朝倉JCの皆さんにあらためて感謝申し上げます。

また今後の青パト隊「あさくら地域パトロール/この町守るっ隊」のご活躍に大きな期待をよせています。

地域防犯といえば、私の住んでいる田久区でも大人が腕章を付けて見回りをしています。



最近は毎日のように宗像警察署管内でも「不審者情報」がメールで入ってきていますので、地域をあげて安全・防犯に取り組むことが急務のようです。

わが街知っとこ宗像地域

2007年05月13日 | 地域の話題や出来事
5月9日(水)、(社)宗像青年会議所の5月例会事業「わが街知っとこ宗像地域」が宗像ユリックス・視聴覚室で開催されました。



本事業は、宗像地域の歴史・文化や先人の想いをあらためて学ぼうということで、まずは事前に宗像JCメンバーを対象に調査したアンケートを基に、特に興味深いトピックス・ベスト20を地域力創造委員会(山下善也委員長)が制作した映像で紹介していきます。

 

また、各トピックスの解説を立部瑞真理事長・戸波真也副理事長・井浦潤也室長と私の4名がコメントしていくというものでした。



司会の杉埜壮副委員長の小気味好い進行で一気に20位から11位までを発表。

ランキングは以下のとおりです(括弧内は解説者)。
20位 福岡サニックスブルース(戸波副理事長)
19位 宗像七浦と大島の鯨組
18位 大島七夕伝説
17位 九州管楽合奏団(立部理事長)
16位 安倍宗任(アベノムネトウ)の墓
15位 正助さんとふるさと村
14位 筑前宗像の定礼(国民健康保険の源流)(井浦室長)
13位 西鉄宮地嶽線
12位 宗像古墳群
11位 城山(井上)
どのトピックも地域力創造委員会のメンバーが直に取材し、関係者のコメントもしっかり押さえており、出来の良さに感心しました。

続いてベスト10の発表。
10位 沖ノ島(立部理事長)
 9位 釣川の大改修
 8位 宗像大社(井上)
 7位 唐津街道(井浦室長)
 6位 宗像の著名人(戸波副理事長)
 5位 宗像と大和朝廷(戸波副理事長)
 4位 宮地嶽神社(井浦室長)
 3位 宗像人(むなかたびと)はどこから来たのか?(井上)
ベスト2の発表前にランク外のトピックを紹介。

番外篇として私から「宗像氏の隆盛と山田事件」を紹介させていただきました。

さて、いよいよベスト2は、
2位 東郷公園(戸波副理事長)
1位 鎮国寺(立部理事長)
栄えある宗像の歴史・文化ベストランキング1位には鎮国寺が選ばれました。
鎮国寺(Wikipediaより)
鎮国寺(Town_Munakataより)
鎮国寺(むなかた玄海天然印より)

 

これは私個人のランキングとも一致です。

各トピックの解説はまた機会があれば掲載したいと思います。

御礼

2007年05月01日 | 仲間たち・交遊録
4月25日(水)19時過ぎ、祖母の井上ツユ子(享年99)が永眠いたしました。

立部瑞真理事長、椎名修専務理事にはご多忙中にも拘らず遠路御会葬下さいまして誠にありがとうございました。

また、山口政行代表世話人を始めとするシニアクラブの皆様や先輩・現役メンバーの皆様にも過分な御香料や御花、御弔電等を賜り誠に有り難うございました。

佐賀県武雄市若木町の川古(かわご)という大楠の里の生家で、家族に看取られ天寿を全うできた祖母は大変幸せであったことでしょう。



今回、身内の葬儀を間近にし、あらためて皆様の御心遣いの有り難さをつくづく身に感じました。



皆様、本当にありがとうございました。

この場を借りて厚く御礼申し上げます。

沖ノ島清掃

2007年05月01日 | 沖ノ島を世界遺産に!
4月25日(水)、沖ノ島の清掃活動に参加。
沖ノ島(おきのしま)は、福岡県宗像市にある宗像大社の神領で、玄界灘の真っ只中に浮かぶ周囲4kmの孤島である。島全体が御神体とされ、今でも女人禁制である。宗像大社沖津宮があり、現在の住人は沖津宮の神職1人である。また、吉村作治氏が提唱し、九州全土、特に宗像地方を中心に沖ノ島世界遺産化運動が行われている。(以上、フリー百科事典『ウィキペディア/Wikipedia』より引用)
朝8時に鐘崎から漁船・共栄丸で出航し、約2時間で島に到着。

 

海水で禊ぎを済ませ、沖津宮参拝後に倒木の伐採や草刈りを行い、食事班は昼食の用意。
島への上陸
一般人の上陸が許されるのは、通常毎年5月27日に日本海海戦を記念して開かれる現地大祭に限られている。上陸できるのは事前に申し込みを行った中から抽選で選ばれた200人のみである(上記のとおり女人禁制であるため男性のみ)。この上陸はすべて神事の一環として行われるため、前日に筑前大島の中津宮に参拝して事前の手続きを受け、船で現地に着いたあとは裸で海に入って禊ぎをしなくてはならない。また、島内の「一草一木」たりとも持ち帰ってはならない(島全体が天然記念物でもある)。(以上、フリー百科事典『ウィキペディア/Wikipedia』より)
前述のとおり、5月27日の現地大祭に向けて宗像大社氏子青年会と玄海未来塾、そして(社)宗像青年会議所の有志が宗像大社奉仕活動の一環として沖ノ島清掃を毎年この時期(現地大祭の1ケ月前)行っているのです。

 

約2時間の清掃後、波止場で食事。

 

旅館の大将自らが腕を振るった豪快な料理です。
私もはなわらびの小林社長に手ほどきを受けてイカ刺しを作りました。

帰りはあまり揺れることもなく、16時過ぎに到着。

 

国民宿舎ひびきで直会(なおらい)が開催されました。

沖ノ島清掃は今年で2回目の参加。
天候の関係で日延べになりましたが、参加できて本当に良かったと思います。

直会後は(社)宗像青年会議所と(社)直方青年会議所それぞれの野球チーム合同の懇親会に合流。
野球大会に向けた練習試合が盛大に開かれていることを嬉しく思いました。