すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

ボランティアとは

2006年04月07日 | まちづくり・自治区・コミュニティ活動
昨日11時、福津市・郷育係長の大賀正晃氏が事務局に来訪。
福津市が推進する「郷育カレッジ」についてのお話でした。
「郷育カレッジ」とは健康福祉、ふるさと、子育て、生きがい、環境、国際交流など、さまざまな分野の学習成果を地域や社会に還元し、人づくりに有効に反映させる福津市主催の市民講座です。
その講座の一つに「ボランティア講座」を計画されており、講師を宗像青年会議所にお願いしたいということでした。

ちょうど良い機会ですので「ボランティア」について今回は書かせていただきます。
広辞苑には「志願者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」と定義されてありますが、
ボランティア活動推進国際協議会の提唱により1990年パリで採択された「世界ボランティア会議宣言」によると
「個人が自発的に決意・選択するものであり、人間の持っている潜在能力や日常生活の質を高め、人間相互の連帯感を高める活動である」
ボランティア活動の理念としては
「自発性(自立性)、無償性(非営利性)、公共性(公益性)、先駆性(社会開発性)に集約される」
とあります。

青年会議所運動においては、
JCIクリード(JCI綱領)の最後の一節
“That service to humanity is the best work of life”(人類への奉仕が人生最善の仕事である)という理念、
JC三信条(修練・奉仕・友情)の「奉仕」という信条、
JC宣言や綱領には「自発性(自立性)、先駆性(社会開発性)」が明確に謳われています。

さらに宗像青年会議所は社団法人ですから「無償性(非営利性)、公共性(公益性)」がこれに該当します。

青年会議所がボランティアの専門家だと傲っているわけではありません。
個人で積極的にボランティア活動をされている方もいらっしゃいます。
元来「共助」という精神が日本にはありました。

さて、実際のボランティア活動は
「国際ボランティア」「福祉ボランティア」「地域ボランティア」などが一般的ですが、
これに加え、宗像青年会議所では「災害ボランティア」に今年は取り組んでいきます。

「郷育カレッジ」
私も興味津々ですが、講師をやってみたいという方は志願されてください。

同日13時、社団法人北九州青年会議所の久岡貴弘理事長(写真)が来訪されました。

前回の理事会で報告しましたように、2010年の全国会員大会主管LOMに北九州JCさんが立候補されます。そのご説明でのお越しでした。詳細は次回の理事会で報告させていただきます。
<参考文献「災害ボランティア読本」伊永 勉氏著>