想い続けることができれば、その想いはいつか成就する

その日その日感じたことを詩、エッセイ、短歌、日記でつづります。野菜も育ててます。

とある晩秋の風景

2015年11月26日 | 

 

  秋も日増しに深まってはくるものの、温かい日が続いています。それでも、12月を前にして、今日は少し寒くなりました。北海道では24日から雪が降り続き、札幌は44センチの積雪に。札幌で11月に積雪が40センチを超えるのは62年ぶりだそうです。

 北海道は、随分、しばれたのではないでしょうか。北海道の積雪がここにいると嘘のようです。

 山柿の美しいこと、シャッターを切らずにはいられませんでした。この種は、大きさも小ぶりのようでしたが、秋を感じさせるに十分でした。

 柿の朱色が湖面にも映り、秋も深くなったなと思わずにはいられませんでした。秋は人間で言えば成熟を過ぎ最後の力を振り絞って色鮮やかに衣替えをしているように写ります。

 やがて、寒さに耐えきれず赤くなった葉っぱは、湖面や大地に落ち、他の生き物の肥やしとなってその生涯を終えるのです。

 その、落ち葉から、また、新しい命が生まれ、春には若葉となり山々にぎやかにしていきます。

サザンカの花
命尽き
大地に落ち
絨毯となる

太陽の光が
その上を照らし
絨毯に
命を吹き込む

赤い葉は
次々と落ち
茶色の大地を
染めてゆく

そして 
秋は確かな足取りで
深まってゆく

寒さ故
生き物は
地中に戻り
眠りにつく

そして また
新しい春が来て
生き物は眠りから
解放され
活動を始める

こうして
地球は
季節の
移り変わりの中で
生き物をはぐくむ


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とある晩秋の風景

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