キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

丘の上の別荘地アーゾロへ

2011年10月23日 | イタリア旅物語2011
  14:00 専用車にて、アーゾロに向いました。

 ヴェローナから約2時間後、丘の上の瀟洒な佇まいのアーゾロに到着しました。

 15世紀、ヴェネツィア貴族の娘カテリーナ・コルナーロがキプロス王に嫁ぎ、王妃となりましたが、国王が他界すると、キプロスを祖国ヴェネツィアに売り渡し、この町に移り住みました。そして画家や音楽家などを招いて、芸術に囲まれた生涯を送ったのです。現在では、上流階級の別荘地となっています。
  
  『赤毛のアン』から……
 アーゾロは、ロバート・ブラウニングの代表作『ピッパが通る』の舞台です。
 英国人であったブラウニングは、アーゾロに暮らし、この町を舞台にして明るい少女ピッパの詩を書き上げました。その詩を、モンゴメリが『赤毛のアン』の末尾に引用して、主人公のアンに、「神は天にあり、この世はすべてよし」と語らせたのです。(松本先生の解説)

  
      アーゾロに到着しました       ブラウニング通り、『ピッパが通る』の舞台
  
  ブラウニングが暮らした家が残されています    1階は、食料品店になっていました
  
街の広場には、ヴェネチア共和国の象徴ライオン像  素敵な刺繍のお店、ピッパの詩の刺繍も
  
  とっても素敵なホテルでお茶をしました           ホテルの入口
  
      美しいホテルのガーデン        暑かったので、冷たいジュースは格別でした
  
    ホテルの中庭からの眺め、絶景です     いつまでもここに滞在していたいほどです
  
   豪華で素敵な別荘がたくさんありました     どんな方が住まわれているのでしょう