キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

ヴァチカン(1)ヴァチカン美術館

2011年10月04日 | イタリア旅物語2011
 昼食後は、ローマ市街地のほど近くにあり、多くの観光客が訪れるヴァチカン市国へ。

 カトリック教会の総本山ヴァチカンは、ローマ法王が統治する世界最小の独立国家で、国そのものが世界遺産に登録されています。ヴァチカン美術館は、歴代の法王が莫大な富を継ぎ込み集めた膨大なコレクションを展示しています。

 この美術館で、多くの人を魅了しているのがシスティーナ礼拝堂にある天才ミケランジェロが描いた宗教芸術の最高傑作、天井画「創世記」と祭壇画「最後の審判」です。

 現在も法王の祈りの場であるこの礼拝堂は、観光ガイドも写真撮影も禁止です。
 カトリック教徒でなくても、この場に立つと神聖な気持ちになります。天国へ行けるような生き方をしなければと強く思います。

  当時の法王ユリウス二世の命を受けローマにやって来て、その才能を開花させたルネッサンスの巨匠 ミケランジェロ(左)とラファエロ(右)の像

  
  ミケランジェロとラファエロの彫刻がある出口   松ぼっくりの彫刻があるビーニャの中庭
  
 ビーニャの中庭にあるパネルでガイドさんが「創世記」と「最後の審判」の説明をしてくれます 
 
古代ギリシャ・ローマ時代の彫刻を集めた八角形の中庭  ベルヴェデーレの青年像「アポロン」
  
ギリシャ彫刻の最高傑作「ラオコーン」ミケランジェロに影響を与えたベルヴェデーレの「トルソ」
  
 パンテオンを意識して制作された「円形の間」   階段を上がって2階へ「燭台のギャラリー」
  
  「タペストリーのギャラリー」を抜けて      「地図のギャラリー」を通って進みます
  
システィーナ礼拝堂入口、圧倒的な迫力と美しい色彩のミケランジェロの最高傑作に会いに行きましょう!!