キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

叔父の告別式

2010年07月30日 | 家族
 亡き母の弟、A叔父さんが28日、79才で他界しました。

 二週間前、甲状腺がんの病状が悪化し、最後の入院になるかもしれないと聞き、夫とN市の病院へお見舞いに伺ったばかりでした。そんな状況のときでさえ、私たちになにかと気遣いをしてくれる優しい叔父でした。

 A叔父さんは、母の自慢の弟でした。
 学生時代は、学術優秀、態度良好・・・といつも通知表に書かれていたそうです。
 母の実家の後継ぎでしたので、地元企業に就職。人望も厚く、大変な出世をし、第二の職を退いた後は、地元の顔役として、地域に貢献していました。

 叔父夫婦はとても仲がよく、明るい性格と丁寧な言葉使いは、いつも私たち夫婦のお手本でした。

 ご家族に見守られ、安らかに永眠されたA叔父さん。私の知る限りでは、とても幸せな一生だったのではないかと思います。

 またひとり、心の支えであった大切な人を失ってしまいました。
 ご冥福をお祈りいたします。 


ミキモトのパール、Mのマークが品質を保証してくれるのですね  告別式は雨でした 

空よ!

2010年07月23日 | 暮らし・・夏
 連日の猛暑で、ぐったりの毎日です。
 暑中お見舞い申し上げます。。

 こんなに暑くても、冷房嫌いの私は、自然の風と扇風機で過ごしています。
 川風が吹き抜ける間取りなので、窓という窓は、ほとんど全開状態。

 お部屋で過ごしていても、水分補給は忘れずに・・・熱中症にご用心デス。

 それにしても、夏空は美しい・・・
 真っ青なお空に白い雲・・・誰でも詩人になってしまいそうです。


   空よ 水色の空よ 雲の上に夢をのせて 空よ 私の心よ 思い出すの幼い日を♪ 

Rちゃんの個展

2010年07月20日 | 暮らし・・夏
 長岡市内で開催中のRちゃんの個展に、水羊羹の手土産を持って行ってきました。
 
 京都や東京など全国で個展を開催する、有名な陶芸作家になられたRちゃんは、高校の同級生。
 高校時代から工芸部に所属し、お茶碗などを焼いていましたネ。
 進学校でしたが、高校を卒業すると大学に進まず、たったひとりで京都の陶芸家の元へ修行に。

 あれから何十年、一度も会っていませんでした。
 この春、図書館から借りてきた本に、Rちゃんの工房を取材した記事が掲載されていました。あら、Rちゃんだわ・・・びっくりしました。現在は、長野県にお住まいだったのですね。

 つぶらな瞳とサラサラのおかっぱ髪、そしてなんと言っても心がきれいで優しい女の子だったRちゃん。年齢を重ねても、どんなに有名になっても、あの頃とおんなじRちゃんがいました。

 アールグレイの香り豊かなお紅茶とお菓子をごちそうになりながら、夢のような再会。
 昔と変わらず、ちゃんづけで呼び合い、女学生に戻ったようにお話が弾みました。
 可愛い布巾着のお土産までいただいちゃいました。ありがとう。。

 お互い元気でよかったわ・・・また、いつかお会いしましょうネ!
 にっこり笑って手を振り、迎えに来てくれた夫の車に乗り込みました。

 素敵な再会でした、心が温かくなりました♪   
 Rちゃん、今後のご活躍、心からお祈りしています。。


Rちゃんの粉引きの梅小鉢、言われたとおりお米のとぎ汁で15分煮てお湯が冷めるのを待ちました
 
  西の窓は、茜色の美しい夕焼けに染まって   ご近所の結婚式場で花火が上がりました

富士山を望む

2010年07月17日 | 国内旅行
 ホテルをあとに、訪問先の湯河原へ向いました。

 途中、県立恩賜箱根公園へ立ち寄りました。
 ここは、富士山と芦ノ湖が望める絶好のビュースポットなのです。

 昨日は激しい雨でぜんぜん見えなかった富士山が、展望台に到着する頃には、雲が切れて、美しい姿を現しました。なんて運がよいのでしょう。こんなに近くで富士山を見たことがありませんでしたので、とても感動しました。
 
 昼前に湯河原の訪問先に到着し、豪華な昼食をいただきながら所用を済ませ、帰途に着きました。
 夫は、今回も長距離をひとりで運転してくれました。いつもありがとう、お疲れ様でした。

 「旧函根離宮」跡地に広がる県立恩賜箱根公園       案内図で位置を確認

  この日の芦ノ湖は”輝く湖水”でした      かつての離宮を思わせる「湖畔展望館」

     2階のステンドグラス       バルコニーからの眺望は、富士山も見えて最高

展望台からの富士山、ちょうど雲が切れました 展望台を下った小道から平和の鳥居が見えました

    宿泊した山のホテルも望めました        海賊船が航行していました

ホテルの朝

2010年07月16日 | 国内旅行
 目覚めると、窓の外は晴れ。お部屋の窓から、芦ノ湖と庭園が輝いて見えました。

 おいしい朝食をいただいた後、4万5千坪に及ぶ広大な庭園をお散歩しました。

 この庭園はツツジで有名で、大抵の箱根のガイドブックの表紙などを飾っています。
 この時季、ツツジはすっかり終わってしまっていましたが、チャペルには、多数の品種の薔薇が咲いていました。


とってもきれいで、おいしくて、上品な朝食でした   朝から食べ過ぎてしまいました

昨日の雨から一転、青空が広がるホテルの玄関先です  HOTEL DE YAMA

        クラシカルなリゾートホテル、どこを撮っても絵になります

    ホテルのレストランの窓辺です     広大な庭園には、紫陽花も咲いていました

     芦ノ湖が蒼く輝いていました         ステンドグラスも美しく・・・

       チャペルに咲く薔薇、昨日の雨でしっとりと濡れていました

  こちらでリゾート婚が行われています        マリアさまも優しそう

  チャペルの前は薔薇園、噴水もあります      お部屋の窓から見える庭園です

湖畔のホテル

2010年07月15日 | 国内旅行
 9日の宿泊先は芦ノ湖畔でも屈指のロケーションを誇る、岩崎男爵別邸に建つクラシカルなリゾートホテル、小田急山のホテルです。あの有名なアラン・ドロンも宿泊したそうです。

 お部屋からは、素晴らしい庭園と芦ノ湖が一望できました。が、雨はスコールのようにますます激しさを増していました。

 テレビで天気予報をチェックすると、明日の午前中は晴れの予報。ほっとして娘と温泉へ・・・

 お楽しみの夕食は、厳選された素材を活かしたフランス料理をいただきました。家族3人で旅をするのは久しぶりでした。おいしくって幸せなひとときを過ごしました。


 オードブル、芦ノ湖産のわかさぎのフライ     夏野菜と鴨肉の煮込み冷製仕立て

     アツアツのパンは4種類    海草で包んだマグロのカダイフ添えオリエンタルソース

三浦産コーンスープ、あおり烏賊のソテー メインは牛ロース肉の鉄板焼き レフォールソース

   娘は仔羊のグリエ バジルソース       夫はイサキのポワレ ベルジュソース

デザートは、クレームダンジュ フランボワーズシャーベット添え プラスお紅茶 

箱根神社

2010年07月14日 | 国内旅行
 芦ノ湖の湖上に立つ平和の鳥居です。  
 
 雨足が激しくなってきましたが、せっかく来たのだからと、箱根神社へお参りに・・・ 

 朱塗りの鳥居が一際目立つ箱根神社は、天平宝字元年(757年)創建。古来より関東総鎮守として、源頼朝以来武家からの崇敬の篤い神社として栄えてきました。杉の巨木とヒメシャラに囲まれた、関東屈指のパワースポットです。


   杉の巨木とヒメシャラに囲まれたヒーリングスポット、階段をのぼっていきます

       箱根大神を祭る権現造りの本殿、雨降りでも参拝客は絶えません

        神は人の敬によりて威を増し、人は神の徳によりて運を添う

  雨の芦ノ湖、海賊船が停泊しています       遊覧船もかすんで見えます

『星の王子さま』の物語

2010年07月13日 | 国内旅行
☆『星の王子さま』の物語☆ 
 6歳のころ、ぼくが初めて描いた絵はゾウを呑みこんだ「ウワバミ」の姿。
 ところが、少しもその絵をわかろうとしなかった大人たちに落胆したぼくは、絵描きになることをあきらめて、やがて飛行士になった。

 あるとき、砂漠に飛行機が不時着したぼくは、不思議な少年に声をかけられる、「ヒツジの絵をかいて」と。少年は「B612」というとても小さい星からやってきた、その星の王子さまだった。ぼくは王子さまが、悪いバオバブの樹の芽を食べてくれるヒツジが欲しかったことや、美しいと思い、世話をしたプライド高い「バラ」の扱いに困って「バラ」から離れるために旅に出たということなどを知った。

 旅に出た王子さまは、「王様」「うぬぼれ屋」「呑み助」「実業屋」「点灯夫」「地理学者」が住む6つの星をめぐり、いろんな経験をし、最後に地球に降り立ったのだった。

 様々な生き物と会話した王子さまは、「キツネ」から大切なことを教えられる。

 そして、王子さまはぼくに「夜空に輝く星が光ったら、自分が笑っている、と思って欲しい」と話し、「ヘビ」に噛ませ、自分の星へと旅立っていく。

 あとには、何も残っていなかった。☆~☆  

※幼かった娘は、この場面までくると、おめめに涙をいっぱいうるませ、「王子さま、死んじゃったの?」と聞いたものでした・・・

☆作者サン=テグジュペリについて☆
 1900年フランス・リヨンに生まれ、小さな頃に飛行機に魅せられパイロットを志し、作家であると同時にパイロットとして生涯を終えます。『星の王子さま』以外にも、『南方郵便機』『夜間飛行』などの空の旅を扱った小説を残しています。『星の王子さま』がサン=テグジュペリの遺作となりました。

・・・<ああ、美しい花だ>と思わずにはいられませんでした。
    「きれいだなぁ!」
    「そうでしょうか」花はしずかに答えました。
    「あたくし、お日さまといっしょに、生まれたんですわ」  
                       内藤濯訳/岩波書店版「星の王子さま」より


    「星の王子さま」の初版本    140以上の言語に翻訳され、世界中に読み継がれる

 ウワバミに飲み込まれたゾウでしょうか  王子さまがお世話をしたプライドの高い「バラ」

   星の王子さまが出会った「王様」      大切なことを教えてくれた「キツネ」
 
 パイロットになった作者サン=テグジュペリ    サン=テグジュペリの飛行機の模型

星の王子さまミュージアムへ

2010年07月12日 | 国内旅行
 7月9日・10日と神奈川県湯河原に所用があり、家族3人でお出かけしてきました。

 せっかくなので箱根で一泊し、星の王子さまミュージアム・箱根神社・県立恩賜箱根公園などを観光してきました。

 夫の運転で、朝6時に新潟を出発し、途中休憩を取りながら、箱根に向いました。
 お昼すぎ、箱根に到着。ガイドブックに載っていたイタリアンレストランでランチをいただいたあと、星の王子さまミュージアムへ・・・♪

 夢のあるお話が大好きな私、もちろん『星の王子さま』も、ずっと昔からの愛読書です。
 娘が小さかった頃は、よく読み聞かせをしたものです。

 星の王子さまと小惑星B612に出迎えられて、園内に一歩足を踏み入れると、
 ガーデンデザイナー吉谷桂子さんプロデュースによる美しいヨーロピアン・ガーデン、ローズガーデン、クリスマスローズの花園と続きます。
 
 そして作者サン=テグジュペリゆかりのフランスの街並みをイメージした王様通りを通って、映像ホールと展示ホールへ。作者の生涯を順に辿って行くと最後に星の王子さまの世界が待っています。

 さらに順路を進んでいくと、サン=テグジュペリ教会、飛行士通り、サン=テグジュペリが幼少時代を過ごしたサン=モーリス・ド・レマンス城とフランス式庭園へ・・・

 『星の王子さま』の物語の世界へ、しばし、タイムスリップ。楽しい時間を過ごしました・・・♪ 

  「さよなら」と、キツネがいいました。
   「さっきの秘密をいおうかね。なに、なんでもないことだよ。心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目にみえないんだよ」     
                        内藤濯訳/岩波書店版「星の王子さま」より


星の王子さまミュージアム入口、雨が降っていました 星の王子さまと小惑星B612がお出迎え 

      エントランスをぬけ、季節の花が楽しめるヨーロピアン・ガーデンへ

  ローズガーデンにも星の王子さまの像が・・・     ☆の形がかわいい門

      記念撮影用の王子さま        1階が映像シアター、2階が展示ホール

     作者サン=テグジュペリ            幼少時代のお部屋を再現

「王様通り」はフランスの街並みをイメージ    南仏のビストロ風レストランはこちら 
 
  作者が幼少時代に祈りを捧げた教会を再現  作者が幼少時代を過ごしたお城と庭園を再現   

七夕の夜

2010年07月07日 | 暮らし・・夏
 今日は七夕です☆
 
 星も見えないこんな夜。
 織姫は無事に彦星と逢うことができたでしょうか? 
 きっと、心優しいカササギが天の川に橋を架けてくれたことでしょう・・・ 

 七夕の夜は、毎年、星に祈らずにはいられません。

 家族みんなが、健康で幸せに暮らせますように ☆~☆

 感謝の気持ちを忘れずに・・・これからも、生きていきましょうネ。 


  今夜も、美しい萬代橋のライトアップ       黄昏時は、特に幻想的です

   西の空は茜色に染まっていました      夫が植えたプチトマトは、鈴なりです