キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

ミニチュア絵本

2022年07月23日 | 
 手のひらサイズの小さな絵本♪

 ピーターラビットシリーズは、娘が小さかったころ全巻揃えましたが、
 マンションに引っ越す時点で、このミニチュアコレクションに替えました。

 図書館が近くにあったので、本はお借りして読むことに決めて、めったに買わなくなりました。
 買い求めるのは、手元に置いて宝物にしたいと思う本だけ。

 コロナ禍になって事情が変わり、少し増えてしまいましたが、、

 
 実家に残っていた最後の荷物のなかに、昔、娘に買ってあげたミニチュア絵本が入っていました。
 「ようせいねずみ」と「クリスマス・イブ」 とても可愛いしかけえほん。
 手に取ってみると、当時のことが懐かしく思い出されました。

 幼い娘が眠りにつくときは、どんなに疲れていても、本を読んであげました。
 この世の中にある素敵なお話を、できる限り読み聞かせてあげたいと思っていました。
 娘と二人の小さな読書会♪ かけがえのない時間だったと思います。。

魔法のクローゼット

2022年05月26日 | 
 新緑が目に鮮やかで、気持ちの良い日々が続いています。 
 
 私の部屋のウォーキングクローゼット。
 たっぷり収納できるのをいいことに、ちょっと油断していました。
 コロナでおでかけの機会は減っていますが、そろそろ夏物に衣替えです。

 ときめくか、ときめかないか?
 あのこんまりさんでさえ、以前、徹子の部屋に出演されたとき、
 徹子さん 「捨てて後悔されたことはありますか?」
 こんまりさん 「はい、あります」と、可愛くにっこり。
 
 私はどんなに気に入っても、焦って買わないようにしています。
 クローゼットを点検し、ゆっくり考え、ひとりファッションショーもやって、
 数日、数週間、時にはセールまで待って、本当に必要なものだけを買います。
 大抵のものは、ネットで在庫確認もできる便利な時代です。
 少々お高くても品質の良い物を、長く愛用していきたいと思っています♪

 お洒落だった母が若くして亡くなって、身近にお手本となるひとがいません。
 くぼしまりおさんの「魔法のクローゼット」、これからの人生が楽しみになる一冊です。

窓ぎわのトットちゃん、再び

2021年10月27日 | 
 黒柳徹子さんの永遠のベストセラー「窓ぎわのトットちゃん」
 1981年の発売当初から、愛読しております。
 娘が幼かったときは、読み聞かせをしたりして、親子で楽しみました。
 
 もう一度、丁寧に読み返してみたくなり、オンラインストアで単行本を買いました。
 以前、持っていた本は文庫本でしたので、届いたこのご本の可愛さに感激しています!

 大好きないわさきちひろさんの絵が、挿絵となっており、その数20点以上。
 もう、愛らしくて、愛らしくて、手元にあるだけで宝物のような本です。

 2021年4月15日発行第105版となっていましたので、40年間、重版され続けてきたのですね。
 
 40周年記念帯には、

 トットちゃんは元気で、
 百歳まで仕事をやるつもりです。
 みなさまもお元気で!!
        黒柳徹子
   と書かれています。

 40周年ということは知らずに注文しましたので、一層嬉しく、大切に拝読しております♪

 
 ピンクのバルーンドレスの徹子さんの栞の裏側には、サインが書かれていました。

オードリー・スタイル

2021年08月24日 | 
 私の宝物、「オードリー・スタイル」

 20年程前、この本は、ふらっと立ち寄ったお洒落なブティクに飾ってありました。
 手に取って眺めていると、「オードリー・ヘップバーンお好きなんですね」
 お店の方に声をかけられました。

 初対面のその方と、しばし、オードリー・ヘップバーンについてお話しました♪
 このショップのコンセプトが、オードリー・スタイルなのだそうです。
 お洋服を勧めるわけでもなく、、、笑顔の素敵な人でした。

 蔦の絡まる窓辺が印象的な、上品な佇まいのセレクトショップ。
 代官山に来たみたい、そう思いました。
 職場からそれほど遠くない場所だったのに、いつも通る道ではありませんでした。

 それから、しばらくして、書店でこの本を手に入れました。
 
 最近、ふと思い立って、当時そのお店があった場所に行ってみました。
 時は流れたのね~、今はもう跡形もなくなっていました。


 人生を楽しむことがかんじんよ。幸せになること。
 だいじなのは、そのことだけ。    
                     オードリー・ヘップバーン


 映画「麗しのサブリナ」でオードリーがうたった「バラ色の人生」が好きです♪
 ほとんどの方がそうだと思うのですが、オードリー・ヘップバーンは永遠の憧れです。

角野栄子さんのご本

2021年05月29日 | 
 昨年、NHKのテレビ番組「カラフルな魔女の物語~角野栄子85歳の鎌倉暮らし」を拝見して以来、角野栄子さんは私の憧れです。

 「魔女の宅急便」の原作者で、2018年に児童文学のノーベル賞といわれる「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞。現在は、いちご色の可愛らしいお家で、鎌倉お一人暮らし。

 こんな風に歳を重ねていきたい。 こんな風に好きなものに囲まれて暮らしたい。
 こんな風に日々の暮らしを楽しめたなら。。

 ひとになんていわれるか、いつも気にして生きるのはいやよ。
 やりたいことは、どんどんやってみたいわ。
                     「魔女の宅急便」より

「角野栄子の毎日いろいろ」、、いちご色のご本をお手本に、私も元気に暮らしております♪

多仁亜さんの新刊

2021年05月23日 | 
「心地よく、ていねいに、ゆとりを楽しむ これからの暮らし方」
 門倉多仁亜さんの新刊を拝読させていただきました。

 鹿児島に住まいを移された多仁亜さんの日々の暮らしを綴ったエッセイ集です。
 これからを幸せに過ごすためのたくさんのヒントがギュッと・・♪
 
 ゆったりと流れる時間の中で、明るく、楽しく、前向きに。
 多仁亜さんの飾らないお人柄がにじみ出た自然体の文章が、ひだまりのように心に沁みました。

 ドイツ旅行をご一緒させていただいて早2年。今も変わらず多仁亜さんのファンです。

秋の夜長

2014年09月13日 | 
 NHKで放送中の朝ドラ「花子とアン」も、今月で終わりですね。
 とても寂しいです。

 オープニングのプリンスエドワード島の映像に、林檎の木が出る日と出ない日があるのをご存知でしたか?旅友さんに教えていただいて、注意深く見るようになりました。

 月曜日は出ることが多いようです。赤い道の前辺りです。
 たわわに実った林檎の木が映ると「今日は出たわね」なんて、夫と話しながら観ています。

 6月に伺った銀座の教文館で買い求めた、村岡花子さん訳の赤い表紙の『赤毛のアン』
 挿絵は児童向けですが、装丁は聖書のように美しいです。
 文字も大きいので、これからもっと年齢を重ねても大丈夫。
 人生のバイブルですもの。綺麗な本でずっと読み続けていきたいです♪

 そのとき頂いた栞に書かれている言葉が、とても素敵なのです。
 ファンレターの返信用の文章だそうです。

 最後は、ごきげんよう。おしあわせに。と綴られています。

 
  
 秋の夜長、ひとりの部屋で、アンの世界にひたっています ノンカフェインのお紅茶をお供に  

最近のお気に入り

2010年03月30日 | 
 最近のお気に入りの本は、ド・ローラ節子さんの『グラン・シャレの手作り暮らし』とNHKBSでおなじみのベニシアさんの『ベニシアのハーブ便り』です。
 
 以前から王由由さん・大橋歩さん・串田妙子さんなどの暮らしにまつわる本が大好きでした。
 雅姫さんや伊藤まさこさんの本も・・・愛読しています。

 そして今、注目しているのが、このお二人。パラパラとお写真を見ているだけでも楽しめます。美しいものや大好きなものに囲まれた生活、憧れです。 

 午後のゆったりとした時間の中で、楽しみながら読ませていただいています。


原作に忠実なので大好きなDVD、ストーリーはもちろん「西の魔女」の暮らしにも憧れます

風邪でダウン

2009年11月12日 | 
 風邪でダウンしてしまいました。
 のどの痛み、発熱、鼻水、頭痛と続き、今はセキに悩まされています。

 ツライ日々でしたが、やっと快復の兆し有りです。健康第一ですね。ヤレヤレ・・・。
 
 この5日間の唯一のお楽しみは、ベッドの中での読書でした。

 図書館から借りてきた、牧山桂子著『次郎と正子ー娘が語る素顔の白洲家ー』を読みました。
 実の娘にしかわからない、数々の微笑ましいエピソードが綴られており、おかしくて、何度も笑ってしまいました。
 華麗なるお家柄のお二人でしたのに、こんなに愉快な一面がおありになったなんて、今の今まで知りませんでした。素敵なお写真も多数掲載されています。 
 
 随筆家だった白洲正子さんは以前から憧れでしたが、ご主人の白洲次郎さんは、今年のNHKドラマが知るきっかけとなりました。「マッカーサーを叱った男」などと言われています。
 
 晩年、夫婦円満でいる秘訣は何かと尋ねられて「一緒にいないことだよ」とお話になった白洲次郎さん。遺言書は、「葬式無用 戒名不用」の二行だったそうです。


     たそがれの萬代橋です          今日は気温が上がらず寒い日でした

秋の夜長

2009年10月20日 | 
 静かな夜更けは、心穏やかに過ごせるので、大好きな時間です。

 録画しておいたNHKのETV特集「須賀敦子 霧のイタリア追想~自由と孤独を生きた作家~ 」を見ました。

 凛とした知性あふれる文体、強い精神力、そして深い信仰心。
 須賀敦子さんのエッセイは本当に大好きで、憧れと尊敬をもって、時々読み返したりしています。
 
 今回、初めて須賀敦子さんの貴重な映像を見ることができました。お亡くなりになる2年前の須賀さんでした。こんなお声で、こんな表情で、生き生きとお話になっていらしたのね・・・とても感激しました。