キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

春日山下山

2009年01月31日 | 小さな旅
 雪深かったため上杉景勝屋敷跡を遠くから眺め、二の丸、三の丸(上杉景虎屋敷跡)を通り、下山しました。写真は、上杉景虎屋敷跡付近です。

 1578年、上杉謙信が49歳の若さで突然病死。謙信の姉の子で謙信の養子『上杉景勝』と北条氏康の七男で人質の身から謙信の養子となった『上杉景虎』が跡目を争ったのが、御館の乱です。

 御館の乱で『上杉景勝』が勝利し、上杉家の家督を相続しました。そのとき、景勝を勝利に導いたのが、家臣『直江兼続』でした。その後『上杉景勝』と『直江兼続』は、上杉家繁栄に大きな功績を残していくことになるのです。 
     
    
  かわいい山鳥         雪深い山道でした        謙信の像と再会   

春日山城跡

2009年01月30日 | 小さな旅
 春日山の頂上にある『春日山城跡』です。

 何度も足を滑らせて転びそうになりながら、やっとの思いで辿り着きました。
 晴れていたのでここまで来れたのですが、吹雪だったら私の足ではとても無理だったでしょう。なんて運がいいのでしょう。
  
 上杉謙信の城として今も天下にその名をとどろかせている春日山城は、石垣の代わりに、自然の起伏をいかした空堀・土塁などによって多くの郭を守っていました。そのため天守閣を持たず、周囲の山々に砦を築いて、より大きな城としての機能を持たせていたのです。こうした城の造りは、戦国時代の山城の特徴だそうです。

 
   本丸からの頚城平野の眺望は、みごとです

    
    本丸跡     春日山城跡    400年以上前、謙信も眺めていたのでしょう   

毘沙門堂

2009年01月29日 | 小さな旅
 さらに雪深い山道を登って行くと、上杉謙信が出陣前に戦勝を祈願した『毘沙門堂』があります。

 謙信の『毘沙門天』への信仰は篤く、自らを北方の守護神である『毘沙門天』の化身と信じ、軍旗にも「毘」の文字を用いました。 
 出陣に際しては御堂の前で出陣式を行い、諸将が誓を立てたと言われています。

 現在の『毘沙門堂』は昭和六年に復元されたものです。『毘沙門天』はここにはなく、あとで行った林泉寺の宝物館に「毘」の兜とともに展示されていました。

    
  『毘沙門堂』     内部の様子   山の上の『毘沙門堂』 

直江兼続の屋敷跡

2009年01月28日 | 小さな旅
 この日は幸いお天気に恵まれ、踏み固められた雪の山道を夫と二人で歩いていきました。

 春日山神社から、しばらく行った山の中腹に直江屋敷跡がありました。

 大河ドラマ『天地人』の主人公樋口与六は、直江家の後を継いで『直江兼続』と名乗り暮らした屋敷の跡です。

 兼続の妻お船の実家である直江家の本拠は、長岡市にある与板城でしたが、上杉家執政である兼続は、春日山のこの屋敷に居ることが多かったそうです。

     
                              ここからの眺望もなかなかです

上杉謙信の銅像

2009年01月27日 | 小さな旅
 新潟県上越市は、大河ドラマ『天地人』ゆかりの地。
 戦国の世を疾風の如く駆け抜けた名将『上杉謙信』の居城だった春日山城跡めぐりをしました。

 出発地点は、上杉謙信の銅像です。少し先の春日山神社から、山道をぐるっと回って、再び上杉謙信の銅像まで戻ってくるコースです。

 まずは、春日山神社からです。祭神はもちろん上杉謙信。山形県米沢市の上杉神社から分霊されたそうです。 

    
 春日山神社入口    『毘』の旗が・・・   春日山神社    上杉家の家紋

雪化粧

2009年01月26日 | 小さな旅
 25・26日と、親戚に所用があり、夫と上越市へ行ってきました。

 25日の朝、上越に向かう高速道路からの冬景色です。どこまでもどこまでも墨絵の世界が続きます。雪でお化粧した山々、木立、越後平野、時折飛び立つ鳥の群れ・・・

 静寂の中、雪の精が静かに舞い降りてくるような幻想的な世界。雪国新潟の冬の風物詩です。

 私は、車窓からのんびり撮影したりしていたのですが、夫は、アイスバーンで運転に必死でした。ありがとう・・・

    
 樹木もすっかり雪化粧                     ホテルからの夕焼け 

葉牡丹

2009年01月24日 | 暮らし・・冬
 新潟は、すっかり冬一色になりました。西風が強く、ときどき吹雪きになります。寒くて、一歩も外に出る気になれません。暖かいお部屋で、ガラス越しに楽しむ雪景色は最高です。
 今、バルコニーには、雪をかぶった葉牡丹とビオラが元気に咲いて、目を楽しませてくれています。この寒さにもめげず、なんて健気なことでしょう。
 葉牡丹の花言葉は、『物事に動じない』だそうです。なるほどね・・・
 私など、すぐ、動じてしまいますのに。じっと我慢の偉いお花です。それにしても、葉牡丹って、純白の雪がほんとうによく似合いますね。
  私のお裁縫道具です。
 キルトフェスティバルで刺激を受けて、何を作ろうかしら・・・思案中です。 

モンゴメリが作ったキルト

2009年01月23日 | 東京散歩
 赤毛のアンの作者モンゴメリが作ったキルトと直筆の原稿が展示されていました。

 撮影禁止なので、ずっとずっと遠くからしか、撮れませんでした。
 左のクレイジーキルトはモンゴメリが12才~16才の4年間かかって仕上げた作品です。
 100年以上も前の貴重なものを、この会場で見ることができるなんて感激でした。
 しばらく、このコーナーから離れることができませんでした。
 
 有名なキルト作家さんのコーナーを巡っているうちに、松坂慶子さんのトークショーの時間になりました。
 会場へ行ってみましたら、観客席は満員御礼状態。何時間も前からお席を確保なさっているようでした。ずっと後ろの空いている席に座りました。
 
 松坂慶子さんは、髪をアップにされ、ベージュのワンピースにミルク色のロングカーディガン。パールのネックレスとイヤリング。ゴールドのハイヒール。とっても上品な装いでした。

 『赤毛のアンを旅して』と題して、プリンスエドワード島での撮影中のエピソードや2人のお嬢様のお話などを素敵な笑顔でお話されていました。赤毛のアンが本当にお好きなことがよくわかりました。遠くからでしたが、素敵な松坂慶子さんのお話をお聞きすることができ、大満足で帰途につきました。
 
 
大好きな作家・こうの早苗さんのキルト  帰りの新幹線からの夕焼け、しあわせな一日でした。

アンのティー・タイムも再現

2009年01月23日 | 東京散歩
 お料理研究家の枝元なほみさんによるアンのティー・タイムです。

 お紅茶・木いちご水・ケーキ・クッキー・手作りジャムなど・・・おいしそうなお茶の時間です。
 アンがダイアナを呼んでお茶会をした時のことが思い出されますね。素敵な居間兼キッチンと客間が再現されていました。

 そのほか、赤毛のアンに因み、恋人たちの小径やマシューの畑をイメージした秋の収穫祭、ホワイトクリスマスのコーナーもありました。クリスマスのコーナーには、三浦百恵さんが15年前に作られた雪の中で遊ぶ子供たちを描いたキルトも展示されていましたが、「撮影はご遠慮ください」なのでした。
 
    
 調理用ストーブ 懐かしい三つ編みマット レース編みのテーブル掛け お花のキルト

アンのお部屋を再現

2009年01月22日 | 東京散歩
 アンのお部屋も再現されていました。本物そっくりでとてもかわいらしいお部屋でした。

 アンのお部屋のなかの調度品やラグマットなど、すべて鷲沢玲子さんと生徒さんの手作り。
 本当に丁寧な手仕事で素晴らしいです。可愛らしさの点では、本物以上だと思いました。

    
  可愛いラグマット    壊れた石板    マシューから贈られたドレスなど