キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

サン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿

2011年10月27日 | イタリア旅物語2011
 9時にホテルのロビーに集合し、ガイドさんの案内で、再びサン・マルコ広場に向かいました。

 サン・マルコ広場は、水の都ヴェネチアの中心地で、海の玄関口にもなっています。正面にサン・マルコ寺院とドゥカーレ宮殿、左右に時計塔と鐘楼がそびえます。長方形の広場には、カフェのテラス席が並び、楽しそうな生演奏が聞こえてきます。  
 
 世界遺産都市ヴェネチアは、かつて、アドリア海の女王と呼ばれ、海運王国として栄えました。その独特の文化を育んだ水上の迷宮都市に魅せられて、世界中から多くの旅人が訪れます。

  新約聖書の筆者のひとりとされる聖マルコを祀る「サン・マルコ寺院」、かつての繁栄ぶりを伺い知ることができます。

  
サン・マルコ寺院は、828年聖マルコの遺体を安置するため建造された教会で、ビザンチン建築で有名です 五つのドーム屋根が特徴的で、内部は、壁も天井も黄金に輝くモザイク画で埋め尽くされています  
  
時計塔屋上の2体のブロンズ像が鐘を鳴らして時を告げます 広場は海の玄関口にもなっています 
  
荘厳なゴシック様式のドゥカーレ宮殿は、共和国時代、政治の中枢があった建物で、総督の住まいでもありました 世界最大の油絵「天国」がある大評議会の間は必見です
  
    ドゥカーレ宮殿の回廊から見たサン・マルコ寺院、そして大鐘楼  青空に映えます 
  
     内部の階段は大理石装飾の豪華絢爛なもので、「黄金の階段」と呼ばれています
  
   ドゥカーレ宮殿から対岸に位置するサン・ジョルジョ・マッジョーレ教会が見えました 
  
    中庭奥に配置された「巨人の階段」      かつて、総督の即位式が行われました  
  
 海の神ネプチューン像と戦いの神マルスの像   宮殿と牢獄を結ぶ「ため息橋」は現在修復中