キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

スコーン

2008年11月28日 | お茶時間
 雨の一日でした。お昼過ぎ、久しぶりにスコーンを焼き、お茶にしました。
 最近は、ハチミツをつけていただくのが、お気に入りです。

 お紅茶は、アールグレイ。ときどき、アールグレイの香りが恋しくなります。

 雨は夜になっても降り止まず、夫とコンサートに行ってきたのですが、わずかな距離を歩いただけでもビショビショになってしまいました。しばらく、雨が続くようです。。。

ユズノン

2008年11月27日 | 暮らし・・秋
 昨日のNHK『ためしてガッテン』のテーマは、"香り17倍!ゆず大革命"でした。

 柚子は薄く皮を削って使うことが多いのですが、それでは柚子のいい香りをほとんど活かせていなかったことがわかりました。 

【柚子の使い方①】 
 柚子は、しぼって使う。(しぼり汁は、あらゆるお料理に使えます) 
 ◇正しいしぼりかた
 柚子の正しいしぼり方は「南半球しぼり」。切り口を上にしてしぼること。  
 ※柚子の香りの決め手は「ユズノン」。ユズノンは黄色い皮の中の油胞(ゆほう)にだけ含まれているもので、柚子1個に100万分の1グラムしか含まれていません。切り口を下にしてしぼったのでは、ユズノンが器には入らず、上に飛び散ってしまうのです。 
 
【柚子の使い方②】
 柚子をしぼった後でも、皮はこれまで通り、香りづけとして利用できます。
 ※常温で放置しておくと新鮮さを早く損なってしまうため、保存用袋に入れて冷凍保存しておく。
 ※また皮は、白いわたの部分と一緒にお料理することで苦みを和らげることができるそうです。

 早速、我が家の柚子で試してみようと思います。香りが、17倍になるでしょうか。

 写真は、信濃川に浮かぶ小舟です。朝の光を浴びて輝いています。   

夕焼け

2008年11月26日 | 暮らし・・秋
 一日中晴れたのは、何日ぶりでしょう。

 貴重な晴れの日でしたので、布団カバーなど大物のお洗濯をしました。
 気温は低めでしたが、夕方までに乾きましたので、お日様に感謝です。
 
 黄昏時は、美しい夕焼けになりました。しばらくボーと見ていました。
 夕焼け空のなか、たくさんの鳥が集団で飛び立って行きました。何処へ帰って行くのでしょうね。 

お風呂

2008年11月25日 | 暮らし・・秋
 寒いこの時季は、何と言っても温かいお風呂がいちばんです。

 我が家では、入浴剤(バブ)を4種類くらい常備していて、一番先にお風呂に入るひとが、好きな香りを選びます。

 ゆっくりとお風呂に首まで浸かっている間に、お顔は湯気で蒸されるので、ツルツルつやつや。
 タオルで蒸すと、なおいっそう効果があるそうです。

 私は、ひと頃話題になった免疫力がアップするという「爪もみ」を毎日お風呂でやっています。
 "継続は力なり"と思っていますが、どうでしょうか。

 特別なこともなく平凡な毎日ですが、夜はお風呂でカラダとココロをリラックスさせて一日を終えます。こんな平穏な日々が、ずっと続きますように・・・ 

雨のち曇り

2008年11月23日 | 暮らし・・秋
 一日中、雨、雨、雨。でしたが、夕方止んだようです。

 今晩の我が家の夕食は、夫からのリクエストで"おでん"です。
 朝からコトコトと、お鍋いっぱいに作りました。
 大根と里芋は、味がしみて、おいしく出来ました。寒い日の"おでん"は、格別です。
 
 夜景を見ながら、いただきま~す。 

柚子

2008年11月22日 | 家族
 きょうは、久しぶりに晴れましたので、夫と別宅へ行ってきました。
 夫は、お庭のお手入れと冬囲い。私は、家のお掃除です。

 今年の秋は、柿のほかに、両隣におすそ分けできるほど柚子がたくさん実りました。
 いろいろなお料理に使えますので、大変重宝しました。

 この柚子の樹は、娘が生まれたときに夫が植えたもので、24年目になりました。
 初めて実をつけたのは、娘が高校2年生のときでした。

 柚子の樹のことはすっかり忘れていましたので、あの時は本当にびっくりしました。
 早いものです。娘といっしょに柚子の樹も成長したのですね。

吹雪

2008年11月20日 | 暮らし・・秋
 今日の新潟のお天気は、一日中、冬型の大荒れ模様でした。萬代橋も吹雪になりました。

 "秋"にお別れもしないうちに、突然、"冬"が来てしまったような複雑な気持ちです。

 こんな日は、温かいものが食べたくなります。
 たっぷりビーフシチューを作りました。キャンドルを灯して、フーフーしながら食べましょう。。

みかんとりんご

2008年11月19日 | 暮らし・・秋
 外は、冷たい北風がヒューヒュー吹き荒れています。
 時折、灰色の空からカミナリとともに大粒のあられが音を立てて降ってきますので、驚いて窓の外を見ます。

 こんな日は、外出をあきらめて、暖かいお部屋で甘いみかんでも食べながら、手芸や読書をするのが最高のシアワセ。。
   
 昨日、テレビ『はなまるマーケット』で"みかんとりんご"の特集をやっていましたので、おいしい選び方をご紹介します。

◇おいしいみかんの選び方
・菊みかん(皮がごつごつしているもの)
・油胞(皮のつぶつぶ)の間隔が詰まっている
・扁平なもの
・小さいもの
・できればマルチ栽培のもの(みかん畑の土にシートをかぶせ、余分な水分を与えずに育てる方法) 

◇おいしいりんごの選び方
・おしりが黄色(おしりが熟していること)
・重い
・皮がベタベタしている
※軸の周りとおしりの周りでは、だんぜんおしりの周りの方が甘いそうです。

方丈記

2008年11月18日 | 
 今日のNHKBS2『私の一冊 日本の100冊』は、福原義春さん(資生堂名誉会長)による私の一冊で、鴨長明の『方丈記』でした。

 「千年も二千年もの前の人生を経験した事が、古典には書かれている。そうしたことを知っておいて自分の人生を送るのと、何も知らないで人生を始めるというのは大きく違う。そうした意味で古典は大事だし、多くの古典の中でも方丈記は図抜けていますね。」と本に対する思いを語っています。

 私は、高校の古典の授業で学習しただけでしたが、冒頭の流れるような文章が印象的で、今でも覚えています。

 福原義春さんは、読む年代でそれぞれ感じ方が違うので、気に入った本は何度でも読んだほうがいいとおっしゃっています。

 鴨長明は、鎌倉時代の文人。出家後、57歳のときに京都洛南にある日野の方丈(四畳半)の庵で『方丈記』を書きました。日本三大随筆(枕草子・方丈記・徒然草)の一つです。前半は自身が体験した五大災害(安元の大火・治承の辻風・福原遷都・養和の飢饉・元暦の大地震)をテーマに、この世の無常とはかなさを描き、後半は、自身の家系、住環境、出家後住んだ大原山のこと、日野に移り方丈の庵を築いてからの閑寂な生活を描いています。 

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。淀みに浮ぶうたかたは、かつ消え、かつ結びて、久しくとどまりたる例(ためし)なし。世の中にある人と、栖(すみか)とまたかくのごとし。・・・(中略)・・・
 朝(あした)に死に、夕(ゆふべ)に生るるならひ、ただ水の泡にぞ似たりける。知らず、生れ死ぬる人、何方(いずかた)より来たりて、何方へか去る。また知らず、仮の宿り、誰(た)が為にか心を悩まし、何によりてか目を喜ばしむる。その主と栖と、無常を争ふさま、いはばあさがほの露に異ならず。或は露落ちて花残れり。残るといへども朝日に枯れぬ。或は花しぼみて露なほ消えず。消えずといへども夕を待つ事なし。 

(現代語訳)
 ゆく川の流れは絶えることがなく、しかもその水は前に見たもとの水ではない。淀みに浮かぶ泡は、一方で消えたかと思うと一方で浮かび出て、いつまでも同じ形でいる例はない。世の中に存在する人と、その住みかもまた同じだ。・・・(中略)・・・ 
 朝にどこかでだれかが死ぬかと思えば、夕方にはどこかでだれかが生まれるというこの世のすがたは、ちょうど水の泡とよく似ている。私にはわからない、いったい生まれ、死ぬ人は、どこからこの世に来て、どこへ去っていくのか。またわからないのが、一時の仮の宿に過ぎない家を、だれのために苦労して造り、何のために目先を楽しませて飾るのか。その主人と住まいとが、無常の運命を争っているかのように滅びていくさまは、いわば朝顔の花と、その花につく露との関係と変わらない。あるときは露が落ちてしまっても花は咲き残る。残るといっても朝日のころには枯れてしまう。あるときは花が先にしぼんで露はなお消えないでいる。消えないといっても夕方を待つことはない。   

世界糖尿病デー

2008年11月15日 | 暮らし・・秋
 昨日11月14日は、『世界糖尿病デー』でした。昨年から始まったのだそうです。

 エンパイアステートビルやエッフェル塔など世界の200ヵ所以上が、シンボルカラーのブルーにライトアップされ、日本では、東京タワーや鎌倉大仏、通天閣など全国30ヵ所以上の建造物がライトアップされました。

 新潟では、萬代橋がブルーに輝きました。
 糖尿病に対する認知を新たにするきっかけづくりを目的にしているそうです。