キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

「カルメン」の旅を終えて

2015年11月29日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
  20時00分 ロビーに集合後、シャルル・ド・ゴール空港へ
   23時25分 エールフランス航空274便にて羽田空港へ (所要時間12時間00分)

 ◇10月27日(火) 19時00分  無事、羽田空港に到着しました。
  
  松本侑子先生と行く名作を巡るツアーは、これで6回目の参加となりました。   
  今回のスペイン「カルメン」紀行とパリツアーも、本当に充実の旅でした。

  小説「カルメン」の舞台、異国情緒漂うコルドバとセビージャ。
  イスラム建築の美の結晶、憧れの「アルハンブラ宮殿」
  バルセロナが生んだ天才建築家ガウディの「サグラダ・ファミリア」
  画家クロード・モネが晩年を過ごした「ジヴェルニー村のモネの家と庭園」など、、、

  すべてが素晴しく、感動し、忘れられない思い出となりました。

  松本先生、「カルメン」の素敵な解説、ありがとうございました。
  ご一緒に旅をした皆さま、大変お世話になりました。  
  
  そして、今回もお留守番をしてくれた優しい夫に感謝を込めて ありがとう  

ラデュレでランチ

2015年11月28日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 午後は、パリによく来られるというRさんに案内して頂き、Nさんと私と3人で、メトロに乗って、サン・ジェルマン・デ・プレに行きました。
 
 ちょうど、ランチの時間でしたので、ラデュレ・ボナパルト店でいただきました。
 ラデュレは、マカロン発祥のお店としても有名です。

 知識人や芸術家のゆかりの地として知られる、セーヌ左岸のサン・ジェルマン・デ・プレ。
 比較的観光客が少ないエリアなので、つかの間のパリのマダム気分。。
 地元の人が愛する、いかにもパリと言ったお洒落なお店に連れて行ってもらいました。
 Rさん、本当にありがとうございました。とても楽しい街歩きでした。
 
 ホテル近くに戻って、ギャラリー・ラファイエットとモノプリで最後のお買い物をしました。
 まだまだ、時間が足りないくらい、パリは魅力にあふれた街でした。

  
     サン・ジェルマン・デ・プレ教会       542年に造られたパリ最古の教会
  
   ラデュレ・ボナパルト店に到着しました   ラベンダーカラーが可愛いショーウインドウ
  
   マカロンタワーがいかにも、ラデュレ        お店内部は、南国風の内装
  
      3人でシェアして、2種類のサンドイッチを頂きました、美味しかったです
  
ケーキは「サントノレ・マンハッタン」キャラメル味に生クリーム  こちらがお店の入口    
  
    こちらはケーキ作りがお得意のRさんが教えてくださった、美味しいケーキ屋さん
  
   地元で人気のパン屋さん、長い行列     Rさんおすすめのパン、後で3人で頂きました
  
 前から気になっていたレペットのバレエシューズ  レペット・サン・ジェルマン・デ・プレ店で
  (これは家に帰ってから撮った写真です)

クロード・モネ通りを散策

2015年11月27日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 待ち合わせの時間が、そろそろ近づいて来ましたので、
 皆さんとご一緒に、クロード・モネ通りを散策しながら、待ち合わせの駐車場に向かいました。

 素朴で愛らしいジヴェルニーの村。窓辺には紅葉した蔦が絡まって、まるで絵本の世界。

 石鹸とクリームのお店で、りんごの香りのハンドクリームを買ってお店を出ようとしたとき、
 フランス語もお得意なIさんに、お店の人が、商品の説明を日本語で書いて下さいとお願いしてきました。
 Iさんは、快く書いてさしあげて、とても感謝されていました。

 のどかなジヴェルニー村での心温まる出来事でした。
 
  
     真っ赤な蔦が絡まった窓辺        どの家も、紅葉した蔓で彩られています
  
   ジヴェルニーの村役場のフランス国旗          可愛い雑貨屋さん
  
    白いフランス菊と真っ赤なアイビー          クロード・モネ通り
  
   お店の人のフランス語を翻訳するIさん    日本から多くの観光客が訪れるそうです
  
    素朴で愛らしいジヴェルニーの村        晩秋のジヴェルニーも素敵でした
  
     バスに乗って、パリの街へ        パリで一番美しいアレクサンドル3世橋

モネの「水の庭」

2015年11月26日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 「水の庭」を彩る、睡蓮の花の見頃は5月~6月。藤の見頃も初夏。
 10月下旬はどんなものかしらと思っていたのですが、美しい紅葉に染まっていました。
  
 モネの愛した睡蓮の池は、印象派の絵そのままに、光に満ちていました。
 モスグリーンの水面には、落ち葉が絨毯のように浮んでいました。
 そして、黄色く色づいた枝垂れ柳が、風にそよいでいました。
  
 晩年は白内障に苦しめられたモネでしたが、それでも最期まで絵筆を置くことはありませんでした。描くことへの情熱、庭を愛し、日本の浮世絵を愛したモネ。
 ここに来れて、本当のモネに出会えたような気がしました。

 モネの庭園は、11月1日で閉園し、静かな眠りにつき、来年4月の開園を待ちます。  

  
    睡蓮の池に向かう水の庭の遊歩道        日本庭園風の竹林がありました
  
  小川の小さな橋を渡ると、モネの睡蓮の池    小川のほとりは、木々が紅葉して美しい
  
 ススキのような綿毛の穂が秋の終わりを告げています   睡蓮の池は、落ち葉の絨毯
  
       睡蓮の池と太鼓橋            太鼓橋のうえは、観光客で賑やか
  
 黄色に色づいた枝垂れ柳が、風にそよいでいました     水面に浮ぶ手漕ぎボート
  
       睡蓮の池のほとり            クロード・モネ通りに向かいます

モネの「花の庭」

2015年11月25日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 モネの家の前に、薔薇のアーチが架けられた通りがあります。
 ここは、大通りと呼ばれていて、モネの絵のいくつかに登場しているそうです。
 
 遊歩道に沿って歩いていくと、色とりどりの花が咲き誇り、まるで画家のパレットのよう。
 モネ自身も、この一面のお花畑を「絵の具箱」と呼んでいたそうです。素敵ですね。

 四季折々に、鮮やかな花で彩られる、モネの愛した「花の庭」
 今も、庭師たちの手により、美しく守り続けられています。 

  
      モネの家を出ると、目の前に      薔薇のアーチが架けられた通りが見えます 
  
 モネの家を背に左側にオランジュリー美術館の連作「睡蓮」が描かれたアトリエ  今は売店
  
     花の咲く遊歩道を歩いていきます       コスモスの花が揺れていました
  
         四季折々に、鮮やかな花で彩られる、モネが愛した「花の庭」
  
      今も当時と同じように、庭師たちの手により美しく守り続けられています

モネの家

2015年11月24日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 「睡蓮」を描いた画家として有名な、印象派の巨匠クロード・モネ。
 ここは、モネが43歳のときに移り住み、86歳で生涯を終えるまで暮らした家です。

 モネの家は、個性的な色調で彩られています。
 外観はピンクの壁にグリーンの窓枠、ダイニングルームはイエロー、キッチンはブルー。
 モネがデザインした家具が置かれ、モダンで可愛らしい印象。
 そして家中の壁には、モネがコレクションした浮世絵が所狭しと飾られていました。
 
 色彩と光の画家といわれたモネ。
 2階のモネの部屋には大きな窓があり、美しい庭園が一望できます。
 この窓から、大好きな花々や草木を眺めていたのでしょう。
 
 今年の4月から、フラツシュ無しの写真撮影がOKとなったとガイドさんからお聞きしました。
 そんなこともあるのですね。とても、ラッキーでした。

  
    浮世絵が飾られたモネの読書室         本箱や家具が可愛らしいのです
  
       モネのアトリエ兼サロン       モネの絵や友人たちの絵で埋め尽くされて
  
      モネの絵画「日傘の女」         「アルジャントゥイユの赤いボート」
  
  ひまわりが咲く「ヴェトゥイユの画家の庭」      モネの息子さん、ミシェル君
  
      モネの胸像とお写真              睡蓮の絵をバックに
  
   アトリエ兼サロンには大きな窓があり        お庭の様子が、よく見えます 
  
2階のモネの部屋、朝5時に起きて天気を確かめたとか   モネの部屋のチェストと椅子
  
      モネの部屋の大きな窓            洗面室の可愛い水差しと桶
  
   洗面室にも浮世絵がたくさん飾られて      モネの娘さんのお部屋、優しいお花柄
  
    黄色く塗られたダイニングルーム         食器棚や家具もレモンイエロー
  
    ダイニングルームにも浮世絵   水色のギンガムチェックのカーテンが可愛いキッチン 
  
  ブルーのタイル、銅製の鍋がきれいに並んで   当時としては、最新の設備だったそうです

ジヴェルニー村のモネの家へ

2015年11月23日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 ◇10月26日(月) パリ  ジヴェルニー

  8時00分  朝食後、ジヴェルニー村へ 9時15分  ジヴェルニー村に到着
  11時15分 ジヴェルニー村を出発   12時30分 パリに到着、解散

 パリ最終日。夜8時まで、終日、自由行動でした。
 「モネの家」ツアー、「ルーブル美術館」ツアー、添乗員さんと行く「クリニャンクール蚤の市」など、分かれての観光となりました。
 ヴェルサイユ宮殿とオルセー美術館は、月曜日は休館だそうです。

 私は、まだ行ったことがなかった「モネの家」ツアーに参加しました。
 
  
 パリの朝食は、やはりカフェオレとクロワッサン   このツアー、最後の食事となりました
  
バスに揺られること約1時間、ジヴェルニーに到着  見事な紅葉が、目の前に広がっていました
  
ノルマンディー地方は、パリよりもずっと寒く感じました    モネの家の看板です 
  
    駐車場からしばらく歩いて行くと        モネの家と庭園の入場口に到着
  
  モネの家の標識の方向に進んでいきます    可愛いお花の向こうに屋根が見えてきました
  
 ピンクの壁とグリーンのトリミング、モネの家です  ピンクの壁にお花や葉っぱが絡まって
  
   ベンチもグリーンで統一されています      それでは、モネの家に入場します

サン・ラザール駅&ツアー最後のディナー

2015年11月22日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 サン・ラザール駅は、クロード・ルルーシュ監督の映画「男と女」のラストシーンの舞台。
 フランシス・レイのあのメロディーが聴こえてきそうです・・・♪

 そして、モネもこの駅を題材に連作を描いています。
 プラットホームの屋根が三角なのが特徴です。 
 
 サン・ラザール駅から、ノルマンディー行きの列車が発着しています。
 ドーヴィル(男と女の舞台)、ルーアン、ルアーブル、ディエップ、、、
 モネの家があるジヴェルニー村のヴェルノン駅もここから出発するそうです。
 
 パリは、一泊でしたので、ツアー最後のディナーとなりました。
 松本先生とAさんが、カルメン風のお衣装で登場。素敵なショールとドレス姿に拍手喝采でした。和気藹々と、カルメンツアー最後の夜が更けていきました。

  
 サン・ラザール駅、夕暮れ時は一層ロマンティク     駅にピッタリな時計のオブジェ  
  
   サン・ラザール駅の中に入りました         駅の構内は、こんな感じ
  
     1837年開業の古い駅です       映画のヒロインのように記念写真をパチリ
  
   北部海岸線への玄関口となっています       帰路はメトロで、これは券売機です
  
       メトロの構内です            ホテル付近、すっかり陽が落ちて
  
     ホテルからすぐのレストラン        お店の様子、私たちの席は円卓でした
  
       生ガキ、レモン添え           ニンニクたっぷりのエスカルゴ
  
       メインはお肉料理          ホテルに到着、明日はジヴェルニー村です

オペラ・ガルニエからサン・ラザール駅

2015年11月21日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 パリのランドマークのひとつ、「オペラ・ガルニエ」
 ナポレオン3世の命で着工し、1875年に完成した絢爛豪華なオペラハウスです。

 エッフェル塔、凱旋門と並んで、パリの顔となっています。

 明朝は、オプショナル・ツアーでジヴェルニー村の「モネの家」に行くことになっていました。

 一緒に行くことになっているNさんと、集合場所の確認に行きましょうと歩き出したところ、
 添乗員さんと一緒になり、N口さんご夫妻と5人でお散歩することになりました。
 
 辿り着いたのは、サン・ラザール駅でした。

  
 当時35歳の建築家シャルル・ガルニエが建築  1875年完成した絢爛豪華なオペラハウス
  
  明日の集合場所は、ギャラリー・ラファイエット  ちょっと先はプランタン・オスマン本店
  
    プランタン・オスマン本店の別館    夕暮れ時、デパートの通路はクリスマスのよう
  
      突然サン・ラザール駅が現れて、びっくりしました、意外に近かったのね

「凱旋門」からシャンゼリゼ大通り

2015年11月20日 | スペイン「カルメン」紀行とパリ2015
 「凱旋門」で下車して、再び、お写真タイム。

 1806年ナポレオン1世の命令で着工、完成したのは1836年。ナポレオンの死後でした。
 「凱旋門」は、ナポレオンの偉業を称える門なのですね。

 シャンゼリゼ大通りは、凱旋門からコンコルド広場までの、約2kmの道のりです。
 高級ブランドの本店が立ち並び、世界で一番美しい通りといわれています。

 オベリスクの立つコンコルド広場は、フランス革命時、ルイ16世とマリー・アントワネットが処刑された場所。哀しい歴史を秘めたこの場所も、今や、パリで人気の広場です。

  
 「凱旋門」は、ナポレオンの偉業を称える栄光の門      高さ50mあるそうです
  
    屋上は、展望台になっています  門には10のレリーフがあり、これは「義勇兵の出陣」
  
 シャンゼリゼ大通りのカフェ、素敵なパリジェンヌ   通りには高級ブランド店が並びます
  
   シャンゼリゼ大通りは人々であふれ      その先にコンコルド広場のオベリスク
  
 エジプトから寄贈されたルクソール寺院のオベリスク  ギリシャ神殿のようなマドレーヌ寺院 
  
 マリオット・オペラ・アンバサダー・ホテルにチェックイン  お部屋の窓から、パリの空