キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

旅のおみやげ

2012年09月28日 | お茶時間
 旅日記を書き続けていましたので、気持ちのうえでは、まだ夏の延長でした。
 気がつけば、朝晩ひんやりと涼しくなって、辺りはすっかり秋の気配です。

 デパートでは、コートが売られたりしていて、ちょっと焦りました。
 今年の秋冬物も、春からの続きでレースのお洋服が流行らしいですね。

 そろそろ、衣替えの季節です。クローゼットも、整理しなくてはと思っています。

 涼しくなってきますと、温かいお紅茶が美味しいです。
 ウィーンで買ったアウガルテンのウインナーローズのティーセットでティータイムしています。

  
   すみれの砂糖漬け、くまのモーツァルト ハイジの置物や栞、プチポアンのキーホルダー 
  
 スイスハイジホテルで買ったカウベルは玄関に    ハイジのマグネットは冷蔵庫にペタン   

さようならウィーン、また会う日まで

2012年09月27日 | スイス・オーストリアの旅2012
 ◇8月30日(木)
  14:45 ホテルから、ウィーン国際空港へ 
          空港で偶然、ウィーン少年合唱団の少年たちと出会いました。
  17:45 ウィーン発、ルフトハンザ航空2331便にてミュンヘンへ
   18:45 ミュンヘンに到着
  21:00 ミュンヘン発、全日空208便にて成田へ

 ◇8月31日(金)
  15:25 無事に成田に到着   

 今回のスイス・オーストリアの旅は、本当に盛り沢山の内容でした。
 バートラガッツのタミナ源泉ツアーや、ウィーンのオペラ座でのモーツァルト・コンサートなど、現地で急きょ組み入れていただいたものまであり、感謝の気持ちでいっぱいです。

 スイスアルプスの大自然の中では、童心に返ってハイジの気分で旅をしました。
 ザルツブルクでは、サウンド・オブ・ミュージックの感動の名場面が鮮やかによみがえりました。
 ウィーンでは、クリムトの名画に感動し、本場のザッハトルテの美味しさに感激しました。

 松本先生、細やかな気配りと素敵なご案内、いつもありがとうございます。
 ご一緒に旅をした皆さま、数々のご親切や楽しい思い出、ありがとうございました。  
 そして、今回もお留守番をしてくれた優しい夫に感謝を込めて ありがとう            
 
  
空港への途中、クリムトのベートーヴェンフリーズで有名な分離派会館  ウィーン国際空港

シシィ・ミュージアム

2012年09月26日 | スイス・オーストリアの旅2012
 美術史美術館をあとに、R子さん、M子さん、Tさんと旧王宮にあるシシィ・ミュージアムへ。
 シシィ・ミュージアムは、シシィの愛称で知られる皇妃エリザベートの生涯をたどる博物館です。

 「シシィ伝説」「少女時代」「宮廷生活」など、各部屋ごとにテーマがあり、華麗なドレス、豪華な遺品、美しいシシィの彫像などを展示。その美貌と波乱に満ちた数奇な生涯は、今もなお語り継がれ、日本でも映画やミュージカルで広く紹介されています。

 また、旧王宮には、最後に使用した皇帝フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベートの居住空間がそのまま保存されており、皇帝夫婦の暮らしぶりを伺い知ることができます。

 旧王宮のミヒャエル門を出ると、コールマルクト通りがまっすぐ伸びていて、少し行ったところに、デメルのカフェがありました。

 デメルは王室御用達の老舗。やはり、ザッハートルテが有名です。
 せっかくだから、食べ比べてみましょう・・・ということで入店しました。

 グラーベン通り、ケルントナー通りをぶらぶら散策しながら、14時頃ホテルに戻りました。

  
     シシィ・ミュージアムに到着   入口です、左奥に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の胸像
  
   旧王宮ミヒャエル宮とミヒャエル門       フィアカーは、観光客に人気のようです
  
旧王宮ミヒャエル門の正面に延びるコールマルクト通り その通りにデメルのカフェがありました
  
     デメルカフェのアイスクリーム    シシィが大好きだったデメルのスミレの砂糖漬け
  
   日本でもお馴染みのチョコレートの数々     とても豪華でおしゃれなショップ
  
     生花も美しく飾られていました    パテシエがケーキを作っている様子も見れます
  
      デメルのザッハートルテ             シナモンのケーキ    
  
  少しずつ分けて味見しました  グラーベン通りのペスト記念柱、ペスト終焉を神に感謝して    

美術史美術館

2012年09月25日 | スイス・オーストリアの旅2012
 ◇8月30日(木)
  
 ツアー最終日になりました。
 空港への出発時間まで自由行動でしたので、希望者のみ美術史美術館へ。

 美術史美術館は、ハプスブルク家の膨大なコレクションを収蔵するヨーロッパ屈指の美術館。
 ルーベンスやブリューゲルの作品の数は、世界一を誇ります。
 ブリューゲルが描いた「バベルの塔」と「雪の中の狩人」は特に有名です。

 そして何と言っても、一番の見所は、入ってすぐの豪華な階段ホール。
 その天井画を描いたのが、21歳の若き日のグスタフ・クリムトなのです。

 今年は、クリムト生誕150周年。天井の壁に施されたクリムトの装飾画が間近で観られるように、特別に鉄骨で足場が組まれていました。本当にラッキーなことでした。素晴らしい絵画に目を奪われました・・・♪
 
  
   美術館に向かう途中、王宮庭園にはとってもハンサムなモーツァルトの像がありました
  
 新王宮に出ました、オイゲン公の騎馬像が右脇に    ここにも双頭の鷲の紋章が・・・
  
    美術史美術館に到着しました      クリムト生誕150周年の記念イベント開催中 
  
     こちらにも、クリムト展のご案内      クリムトの天井画は、こちらから
  
美術史美術館から王宮への通り道、プチポアンのショップ発見  素敵なバッグにウットリ
  
   手作り刺繍の小物を自分用のお土産に      こちらは、シシィのグッズを売るお店
  
 クリムトのグッズ、やはり黄金色です モーツァルト、ベートーヴェン、ヨハン・シュトラウス       

バイスルで夕食後、オペラ座へ

2012年09月24日 | スイス・オーストリアの旅2012
 とうとう、ツアー最後の夜になりました。

 夕食をいただいたレストランは、グリーヒェンバイスル。
 モーツァルトやベートーベンなど著名人の直筆サインが残る、地元で人気のレストランでした。
  
 メインメニューは、ウィーンの伝統料理、ウィンナー・シュニッツェル。
 揚げたてに、レモンを絞っていただきます。衣はサクサク、お肉は柔らか。お皿からはみ出しそうな大きさだったので全部は食べられませんでしたが、とてもおいしくいただきました。   

 お食事の後は、ツアーのスケジュールにはなかったのですが、ウィーン国立歌劇場(オペラ座)へウィーン・モーツァルト・オーケストラのコンサートを聴きに行けることになりました。(添乗員さんに感謝です)

 コンサートは、本当に楽しいものでした。
 オーケストラ全員が、モーツァルトのようなロココ調の衣装とカツラを身につけて登場。
 音楽的アカデミーと呼ばれた18世紀の伝統的コンサートに従い、交響曲、協奏曲、オペラの序曲、アリア、デュエットなどが交互に演奏されます。

 アイネ・クライネ・ナハトムジークやトルコ行進曲、フィガロの結婚、ドンジョバンニ、魔笛などモーツァルトの作品が次々と演奏されました。

 指揮者の方が、ユーモアたっぷりに、手振り身振りで楽しませてくれますので、会場はひとつになりました。手拍子をしたり、拍手をしたり、笑ったり・・・こんなに楽しいクラシック・コンサートは、初めてでした。

 私の隣の席は、アラブ系の中年の女性でしたが、私の方を見て楽しそうに笑うので、顔を見合わせて笑いました。音楽には、国籍も言語も文化も関係ないのでした。  

 大満足で、会場を後にしました。     
   
  
グリーヒェンバイスル、地元で人気のレストラン 壁にはモーツァルトやベートーベンの直筆サイン
  
        生野菜のサラダ          アツアツのウィンナー・シュニッツェル
  
     パンとフルーツの盛り合わせ          デザートは、アップルパイ
  
   本日のコンサートのチケットです       この衣装とカツラで演奏してくれました
  
      オペラ座の入口付近です          かわいい女性スタッフがお出迎え
  
    いろいろな国の人が開演を待ちます      楽器がセットされて、間もなく開演です
  
   夜10時すぎ、コンサートが終わって    ツアー最後の夜、素敵な思い出がまたひとつ

ウィーンの街めぐり

2012年09月23日 | スイス・オーストリアの旅2012
 ウィーンの街のシンボル、シュテファン寺院。
 1365年、ルドルフ4世の命でゴシック様式の大教会に改築されました。
 歴代皇帝の葬儀が営まれ、モーツァルトの結婚式と葬儀が行われたのも、この寺院でした。

 1278年、ルドルフ1世の入城により、ハプスブルク王朝の本拠地となったウィーン。
 640年にわたって、華麗なる宮廷文化の中心地として繁栄してきました。 

 寺院の前では、観光馬車の蹄の音が小気味よく響き、古き良き時代を忍ばせます。   
 
  
  フィアカーと呼ばれる観光馬車が行き交う    モザイクが美しい寺院の瓦屋根、鷲の紋章が
  
 カプツィナー教会、歴代皇帝の棺を安置、シシィも眠る 教会の前には献花を売るお花屋さん  
  
     カフェのテラス席で寛ぐ人々   クリムト・イヤー、クリムトの絵画が街を彩ります
  
モーツァルトは25歳でウィーンに移り住み、35歳で亡くなるまで700曲以上の作品を残した 
  
   民族衣装のおばあちゃまと子犬    カールス教会はカール6世がペスト終息を記念して
  
リング・シュトラーセをトラムが走る パヴィリオン・カールスプラッツ、ヴァグナーによる元駅舎
  
  王室御用達の老舗磁器工房、アウガルテン      工房に併設されているショップ
  
    アウガルテンのショップ入口です       高級食器が美しくディスプレイされて
  
     マリア・テレジアシリーズ        薔薇が可愛いウインナーローズシリーズ
  
   アウガルテンのお隣には、ウィーン少年合唱団の寄宿舎がありました、さすが音楽の都  

シシィが愛したザッハートルテ

2012年09月22日 | スイス・オーストリアの旅2012
 世界有数のスイーツ王国として知られるウィーン。
 
 その伝統は、ハプスブル家の存在と切り離すことはできません。
 美貌の皇妃エリザベート(愛称シシィ)が愛したのが、このザッハートルテ。

 ホテル・ザッハーは、ザッハートルテ発祥の地。
 このホテルのサロンには、ザッハートルテを求めて、世界中の人々が訪れます。

 そして、いよいよ目の前に、ザッハートルテが運ばれてきました。  

 一口いただいた瞬間、こ~んなに美味しいザッハートルテ、今まで食べたことなかったわ
 と思ったのです。それは、それは、美味しくて、感激のお味でした・・・♪

 ザッハートルテをいただくだけでも、ウィーンに来る価値はあると、その時は思ったほどでした。
          
  
 ホテルザッハー、ザッハー・トルテの本家です  観光客のお目当ては、やはりザッハー・トルテ
  
 ザッハー・トルテのようなチョコレート色の看板      ホテル・ザッハーの入口
  
  サロンは洗練された明るい雰囲気  殆どの方が、ザッハー・トルテを召し上がっていました 
  
 私たちの席にはシシィの額が飾られていました スポンジはしっとり、中はアプリコットジャム
  
   甘くない生クリームが添えられて  一番人気のメランジェ、モカと泡立てたミルクを1対1
  
 カフェのテラス席、この日は陽射しが強かったです   テイクアウト用にショップもあります
  
       ショップの入口           ショーウインドウにも、ザッハートルテ    

ベルヴェデーレ宮殿

2012年09月21日 | スイス・オーストリアの旅2012
 17世紀、トルコ軍を撃退したハプスブルク軍の総司令官で、ナポレオンが「世界が生んだ7人の軍事的天才の1人」と呼んだプリンツ・オイゲンが建てた夏の離宮。

 壮麗なバロック様式の宮殿と広大な庭園は、息をのむほどの美しさです。

 現在は、オーストリア国内で2番目に大きな美術館となっており、グスタフ・クリムトの代表作をはじめ、シーレ、ココシュカなど、世紀末ウィーン美術の傑作が展示されています。
  
 クリムト生誕150周年のこの年に、ここに来れたこと。そして、門外不出と言われる黄金に輝くクリムトの最高傑作「接吻」を鑑賞することができたこと。ほんとうに嬉しく思いました。

  
  クリムト展の案内と最高傑作「接吻」のポスター    ベルヴェデーレ宮殿の外門 
  
    この門から、ベルヴェデーレ宮殿へ      隙間から見たベルヴェデーレ宮殿
  
  遠くに、ベルヴェデーレ宮殿が見えます     ベルヴェデーレとは、美しい眺めの意味
  
   池もあり、お花も咲いて、美しい景観      バロック様式で建てられた宮殿です
  
  大理石のバロック彫刻が、とても素敵です     庭園側の彫刻は、観光客でいっぱいでした
  
   よく手入れされた、美しい庭園です         白い彫刻が青空に映えます  
  
   写真スポットには、かわいい子供たち      庭園側から見たベルヴェデーレ宮殿

世界遺産「シェーンブルン宮殿」

2012年09月20日 | スイス・オーストリアの旅2012
  ◇8月28日(火)
  8:30 朝食後、世界遺産「シェーンブルン宮殿」へ

 ハプスブルク家の夏の離宮だったこの宮殿は、かつて女帝マリアー・テレジアと末娘マリー・アントワネットが暮らし、その後、フランツ・ヨーゼフ1世と皇妃エリザベート(シシィ)が暮らした豪華な宮殿です。 

 1696年、「フランスのベルサイユ宮殿に匹敵する宮殿を」と、時の皇帝レオポルト1世の命により着工。マリア・テレジアの時代に大規模な改築がなされ、今に見る美しい姿になりました。
 
 宮殿内には、1441の部屋があり、そのうち40室が公開されています。
 ☆鏡の間・・・マリア・テレジア時代の行事用サロン。
        1762年、6歳の神童モーツァルトが初めて御前演奏を行った場所。
 ☆ナポレオンの部屋・・・
        1805年と1809年、ウィーンを占領したナポレオンが寝室として使用。
        もとは、マリア・テレジアの寝室だったそうです。
 ☆青い陶器の部屋・・・
        1918年、最後のオーストリア皇帝カール1世が皇帝位放棄の書面に署名。
        ハプスブルク王朝の640年に及んだ長い歴史に終止符を打ちました。
 
 当時の栄華を今に伝えるこの宮殿は、数々の歴史的ドラマを見つめてきたのですネ・・・        
  
  マリア・テレジア・イエローと呼ばれる外観     ハプスブルク家の紋章「双頭の鷲」
  
    宮殿の前を馬車が行き交う              優しいお顔の彫刻
  
      正面入口脇の美しい階段      マリア・テレジアが趣向を凝らした広大な庭園
  
  宮殿と庭園群は、1996年世界遺産に登録  宮殿の前では、可愛いアイスクリーム屋さん
  
 前後しましたが、朝食をいただいたホテルのレストラン 品数豊富で、とてもおいしい朝食でした

ウィーンのお洒落なホテル

2012年09月19日 | スイス・オーストリアの旅2012
  14:00 湖水地方から、オーストリアの首都ウィーンへ。302キロのドライブ。
 旅の後半となると疲れが出て、ウトウトです。しばし、お休みタイムとなりました。

 到着してびっくり。なんともモダンなホテルでした。このお洒落なホテルに2連泊ですから、嬉しくなります。

 このホテルは、ウィーン中心部のリング・シュトラーセ通りにあり、ウィーン国立歌劇場(オペラ座)とケルントナー通りの向かいに位置しています。

 王宮(ホーフブルク)、シュテファン寺院、美術史美術館などは、徒歩圏内。すばらしいロケーションでした。 

  
  街の中心部なので、どこへ行くにも便利です    ホテルの前の通りをトラムが走ります
  
  ラ・メリディアン・ウィーンのフロント     ロビーのソファーには、マネキン人形   
  
      ティーカップのオブジェ            近づくとこんな感じ
  
        手袋のオブジェ             トレンチコートのオブジェ
  
  お部屋のカードキー、各部屋毎にこんな感じ     お部屋はゆったり、とても広々 
  
   お風呂も洗面台も、グリーンでおしゃれ     バスローブにはホテルの名前の刺繍
  
 ライトを点けると、カップの模様が浮き上がって見えるしくみ  これも、お部屋の照明です
  
    ディナーは、市内のレストランで         メインは、牛肉のお料理 
  
     デザートはチョコトルテ            夜のウィーンもおしゃれです