キッチンから愛をこめて

丁寧に紅茶を淹れて過ごす日々

ローマの休日(2)真実の口

2011年10月01日 | イタリア旅物語2011
 次に歩いて向ったのは、古代、排水口の蓋として利用されていたと言われる「真実の口」。
 現在は、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会の左の柱廊にあります。

 「真実の口」は、嘘つきが手を入れると噛み切られるという言い伝えがあり、実際に中世では罪人を裁く際に使わていたそうです。刻まれているのは海神トリトンの顔。

 映画「ローマの休日」でスクーターで暴走した二人は、警察に逮捕され、結婚式に向う途中と嘘をつきます。そのあとに立ち寄ったのが「真実の口」。王女の無邪気さが可愛かったですね。グレゴリーペックが噛まれたフリをしたシーンはアドリブだったとか・・・
  
 以前、家族でローマを訪れたときは修復中で見れなかったので、今回見ることができてラッキーでした♪
 
  
  サンタ・マリア・イン・コスメディン教会        「真実の口」の前は長蛇の列  
  
    8世紀にハドリアヌス一世が、付近で暮らすギリシャ人のために改築した教会
  
   素朴な雰囲気の落ち着いた教会です        床の大理石は、パッチワーク模様
  
 今でもスクーターは、ローマの人たちの足になっています  車の間をすり抜けて走ります