宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

教頭講話 (^_^)

2018年09月11日 | ブログ

校長講話ではありません

今日の朝集は、教頭先生のお話です

一部ご紹介します

「宮原小学校は、いい学校だと思う人?」という言葉から始まりました

「教頭先生も、宮原小学校は、いい学校だと思います。」

「では、宮原小学校のよいところを、10秒で3つ思い浮かべてください。」

10秒後、子供たちが、笑顔・・・などと口々に答えました

「義務教育の9年間は、何をするためにあるのでしょう?」

「学力をつける、体力をつける・・・などいろいろありますね。」

「人との関係をつなぐ、ということが大事です。」

「簡単な言葉で言うと、思いやりです。」

「例えば、ろうかを走らない。これも、人を傷つけないための思いやりです。」

「トイレのスリッパをきちんとそろえて脱ぐというのも思いやり。次の人がすぐに履けるように。」

「教頭先生が考える理想の学校は、あいさつ運動がない学校です。」

「あいさつ運動をしなくても、児童一人一人にあいさつの習慣が身についている学校です。」

「登下校で、職員室の前を通るときにあいさつをする人がいますね。そういうことがとてもいいのです。」

「あいさつも思いやり。」

「思いやりの多い学校にしていきましょう。」

「これで教頭先生のお話を終わります。」

いつものように、最後に児童会役員が出て、朝集は終了

保護者の方からも「思いやりのある子に育ってほしい」とよく聞きます。

「思いやり」は、人との関係において本当に大事な言葉

誰もが持っています 

一人一人の「思いやり」を増やして、教頭先生が言ったように、みんなで「思いやりの多い学校」にしていきましょう


眠育 №1 (^_^)

2018年09月10日 | ブログ

今年と来年、有田市内の7つの小学校が、保健の先生を中心に、「眠育」(睡眠教育)に取り組みます

今日は、その№1として、全校集会で保健の先生が子供たちに話したことをお伝えします

睡眠について、教えるのではなく、考えさせるために、パワーポイントで進めます

パワーポイントの内容は、後で・・・

クイズも入れながら

いろんな動物が出てきます

なるほど・・・と思って聞いているのでしょうか

動物クイズは、興味津々

知らなかったことばかり

中には、ほぼ全員正解のクイズも

このようにして、大切なことを楽しく学習できました

さて、そのパワーポイントは?

上記の質問には、「あさからスッキリやる気100%」の子供は少なかったです

手を挙げた子供はすばらしいと思いました

みなさんも、クイズに答えてみてください

ゆっくり、画面を動かして

宮原小学校で決めた期間です

もちろん、この期間だけがんばるのではありません

機会をつくるだけです

ご協力、よろしくお願いいたします

 

 


今年最後の水泳授業 ~5年生編~

2018年09月09日 | ブログ

先週の木曜日

5年生にとっては、最後の水泳授業

今日の授業の流れを確認

さあ、練習

ペア学習で既習事項を確認

 

水泳帽とゴーグルをつけて泳いでいたら・・・

さあ、だれだか分かりますか?

先生の話

今年最後の記録を計測

先生からのまとめの話

最後のシャワーを楽しんで

冷たーい

たまたま同じポーズの野球部コンビ

どんな状況でもポーズがとれてナイス

念入りに整理体操

あー、終わっちゃったなぁ

先週で水泳の授業は終わり

暑かった・・・暑すぎた夏も忘れてしまいそうです


全校朝集でボールラリー (^_^)

2018年09月07日 | ブログ

木曜日のブログでお知らせしましたように、明くる日の金曜日の朝集は、ボールラリー

・・・その前に

先生たちが来るまでに、児童会役員が全校にいくつか質問をして、大事なことをみんなで意識するようにしています

下の写真のように、ほとんどみんなが手を挙げられるような問いもあれば・・・

このように、少ししか手を挙げられない内容も

これは、「地域の人に、『あいさつ+ひとこと』が言えた人?」と聞いた場面

その後しばらく沈黙が続き・・・これは空白の時間ができてしまっている何とかしないとと思った児童会役員の1人が、機転を利かせて「今日は、運動場に水たまりがあって、外で遊べないので、みなさん、図書室に行きましょう」と呼びかけました

後で分かったことですが、この呼びかけのおかげで、図書室に行った子が、いつもの雨の日に比べて多かったそうです

毎回このように、先生が来るまでの時間を有効に使おうとしてくれている児童会役員

これは、指導されたのではなく、児童会役員の考えで行っていること

けっこう楽しんでいるようです

児童会役員の話にあったように、今日は運動場が使えないので、体育館で体育朝集を行いました。

今回は、若い先生とベテラン先生のコンビで

準備体操

背伸びして

ジャンプ

しゃがんで

伸びて

実は、この準備体操、先生は一つも指示しません

先生の動きを真似るだけ

先生の動きがおもしろいので、思わず笑顔になることも

投げるフォームのおさらい

実際にボールがあるつもりで

先生の短い説明があって

さあ、やってみましょう

まずは、2・4・6年生から

運動場ではないので、半分は見学

よく見ています

得意な子も苦手な子も一生懸命

時おり、仲間に対する拍手も起こっていました

1・3・5年生の番

笑顔もいいし

真剣な表情もいいし

穏やかな表情もいい

練習した後は記録をとるので、特に力が入ります

1年生も慣れない手つきでがんばります

調子いいのかな 盛り上がってます

見ている方もおもしろそう

「1年生以外は、自分たちでサッと集合できるかな。ようい、スタート

あっという間に整列できました さすが

1分間校長講話

命の話をしました

詳しくは、子供たちに聞いてみてください

さて、続いて、体育主任の先生から、体育用具の話

授業のためにずっと置いておくので、遊びに使わないように

授業で使ったら、美しく片付けるように

前回も少しお伝えしましたが、他にも体育用具に関して困ったことがたまにあります。

たぶん、夜、或いは土日に一緒にきている(小さな?)子供がイタズラや遊びをしていることに、大人の方が気づいていないのでは・・・

例えば、複数の跳び箱の上の布部分に、いくつものグルグル線のらくがきがありました。

授業で使うホワイトボードや黒板に、いろんな線のらくがきやアンパンマンのような絵が描いていることもあります。

タイムリーに見つけられないので、いつ描いたものか分かりません。

ほとんどの団体が正しく使ってくださっているので、申し上げにくいのですが、このブログで簡単にでもお知らせしておこうと思いまして

すみません、最後にこのようなお話で・・・

体育館を使用していて、何か気づいたことなどございましたら、いつでもお知らせください


投げる力をつける (^_^) ~6年鳩組編~

2018年09月06日 | ブログ

明日の朝集は、ボールラリー

それを見据えての授業

体力テストの結果より、本校児童は投げる力に課題があると分かったので、朝集や授業に投げる運動を取り入れています

自分たちで準備体操をするのはいつもどおり

準備体操が終わったグループからボール投げの練習

より遠くへ投げる練習をするため高い所に的を作っています

これも一つのウォーミングアップ

集合

学習メニュー確認中

聞く姿勢がいい子が何人も

先生が試技

「こんなふうにボールを受けるのではなくて・・・体の正面で受けるように・・・」

グループ学習

横から投げ方を見て、アドバイス

投げるときは集中

投げ終えてホッと

6年男子は、放課後運動場でよく野球をして遊んでいるからでしょうか

投げるのが上手

グループ学習なので、ボール運動が苦手な女子に取りやすいボールを投げてあげる男子

女子がボールをどこへ投げても正しくキャッチできる男子の上手さと優しさ

ここで、ポイント学習

再びグループ学習

投げる力に合わせた距離で

正しく受ける練習

先生も時々ワンポイントアドバイス

男子は、やっぱり、投げるのも受けるのもフォーム正しくできている子が多いです

腰を落として受けるのが上手な女子

みんな一生懸命

笑顔も見られます

片付けして終了

体育でもグループ学習で学び合い

どの学年も実施中

 

最後に、これを見てください

なぜ、こんなことを書いているかというと、授業で使い終えたときはきちんと片付けられているのに、次の日の朝見ると、ボールがいくつか体育倉庫の床に落ちているのがよく見られたからです

つまり、夜、体育館を使っている団体の中で、大人についてきている子供たちがさわって、そのまま放っている場合があるのでは・・・

乱れている度に片付けてきましたが、何かいい方法はないかと考え・・・

このように書いておくと、その悩みは改善されました

ご協力、ありがとうございます


台風一過 (>_<)

2018年09月05日 | ブログ

まずは、台風の被害にあわれた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

さて、学校では大きな被害はありませんでしたが、物置など、子供たちと直接関係ない所で多少の破損はありました。

花壇や花壇周り、運動場や運動場周りには、いろいろなものが落ちていて・・・

授業が始まる前に、役割分担してみんなで片付けました

1年生は、校舎内

2年生以上が校舎外で片付けました

5年生と6年生は運動場とその周りを担当

3年生は、職員室前から池までを担当

玄関周りは5年生

ほうきが足らないので、物置から補充して

子供ができないところは先生たちが担当

体育館前は枝や葉っぱがいっぱい

池にもたくさんの枝や物が落ちていました

運動場は雨上がりで状態がよくないので、考えながら作業できる高学年が担当

とにかくみんなで一生懸命

教頭先生は、木々の枝の処分場を担当

子供たちから落ちていた枝を受け取り・・・

続々と運び込みます

あ、大漁

教頭先生が「山車みたいやなぁ」と笑っていました

5年生男子は、「これ男の先生やったら、1人で運べるかなぁ」とか言いながら引っ張っていました

その様子をクールにながめながらついてきている6年女子

小さい枝も運んでいます

大きな「燃えるゴミ袋」にいっぱい入れるとけっこう重いです

男の先生は両手でも軽々

3年生もよくがんばりました

2年生は、小さな枝や葉っぱも集めました

子供たちが持ってきた枝や葉っぱを一声かけながら大事に受け取る教頭先生

時間がきたので終了

仕上げは、担任以外の先生たちが

遊んでいるのではありません

折れそうで危ない枝を体重をかけて折ってしまおうと自らぶら下がっているのです

もうちょっとで折れそうなんですけど

上手くいかなかったので、ちゃんとのこぎりで切ることにしました

事務の先生が切ってくれました

指示だけする私

教頭先生、今度は黙々と泥上げ

職員室では、有田市に務めている専門の先生がパソコンを復旧中

有田市教育委員会の担当の方々が、ぶら下がっていた放送機器につながる線を処理

「すみません」と声をかけると、「いえいえ、私たちの仕事です」と

高い所は苦手と聞いて、命がけで直してくださっているような・・・見ていて怖かったです

停電で止まっていた電気時計も復旧

子供たちの様子を見ていて、自分たちの学校をみんなで元通りにすること、その中で少しでも災害、被害を感じることは、教育的に意味があると思いました

そして、職員だけならもっともっと時間がかかっていたことを思うと、子供たちの力って大きいなと改めて感じました


コミュニティ・スクール全国フォーラム (^_^)

2018年09月04日 | ブログ

正式には以下のとおり

開会行事では、『「きのくにコミュニティスクール」について』と題して、和歌山県教育委員会教育長が話され、『文部科学省からのメッセージ』と題して、文部科学省初等中等教育局参事官が行政説明されました。

講演は、秋田県由利本荘市教育委員会教育長の佐々田氏『コミュニティ・スクールが培う子供たちの力』

さすが全国レベルの大会 遠いところからのお客さま、参加者が多かったです。

全体会の模様

あいさつ、説明、講演、ディスカッションなど、様々な場面でのキーワードを木の実に表して・・・

ディスカッションでは、和歌山県の代表として、有田市のコミュニティ・スクール推進員の方が参加されました(向かって右から2人目)

有田市の取り組みを話す中で、宮原の様子を表す動画が流されました

これは、ちょうど地域の方が遊びを通して子供たちとつながっている場面です

フォーラム終了後、すぐに文部科学省のFacebookにアップされた写真

下段真ん中に、宮原の取り組み動画が紹介されています

学校・家庭・地域の連携協力を、これまで以上に進めようとしている宮原です

学校運営協議会も、昨年度動き出したところ

取り組みは、修正、追加等されながら、これからまだまだ続きます

ご意見も含め、ご協力、どうぞよろしくお願いいたします


子どもカフェ準備スタート ♪

2018年09月03日 | ブログ

今年は、11月2日(金)と3日(土)に実施予定

計画書を書きます

これは、なごみ入口に立てる手作り旗のデザイン

これが、手作り旗の生地

昨年度までの写真を参考に進めます

先輩から引き継いで

各グループが活動していました

話し合ったり

悩んだり

「ここは、何のグループ?」

質問に答えてくれているところ

アドバイザーの先生

チラシ作り

とっても上手

こちらはポスター作り

募金箱作り

このイラストもかわいい

桜組、鳩組、パソコン室に分かれて活動

必要に応じてパソコンで調べながら

ここでは、お客さまを迎えるときのあいさつなど、大事なポイントを考え中

今年で6回目の子どもカフェ

さて、今年の子供たちはどんなアイディアを見せてくれるのでしょうか


校内職員研修 (^_^)

2018年09月01日 | ブログ

8月22日(水)午前

24日の2学期スタートを目前に、授業で大事にしたいことを職員全員(2名出張)で確認しました

まずは、「子供と子供をつなぐためには」というテーマでグループ協議

各グループからの発表

さすがです

授業で、日頃からしている、こうしたいという内容

まさに、文部科学省が提唱している「主体的、対話的で深い学び」に迫る答えです

キーワードを拾い出すと以下のとおりに

次に「指示を少なくするには」というテーマ

教師の指示を少なくするということは、子供たちが主体的に学習するための重要なポイントです。

指示待ちにならない子供にするために

発表

各グループ、先程と違う職員を発表者に選んでいました。

発表者も発表順も、司会に促されるのではなく、職員自身が決めます。

流れが止まることなく、スムーズに発表が続きました。

この発表内容も、さすがです

日頃意識をしていないと出てこない内容ばかり

最後のテーマは「協同学習の姿」

さらに違う職員が発表していました

まとめてキーワードに表すと・・・

これを見ても分かるように、子供が主人公なので、自然と子供の姿ばかり出てきます

もちろん、教師が出過ぎず、効果的に指導することは必須です

昔よく見られた教えることが重視の授業の方が難しくないです。

指導はするけれど、あくまでも子供が「主体的、対話的で深い学び」ができるよう工夫しなければなりません。

授業を子供に任せているようでも、教師は密かにイニシアティブをとっていなければいけません。

教師にとって、新しい力量が求められる少々難しい時代なのかも

しかし、子供たちの表情が豊かになる授業研究ですので、とってもいいことだと思います

・・・よりよい授業をめざして、ずーっと取り組みは続きます