金曜日に行いました
出席者は、
学校医としては、篠原先生(内科)と九鬼先生(耳鼻科)、
育友会としては、三役と保健体育部のみなさん、
学校としては、 校長・教頭・教務主任・養護教諭(保健主事)・体育部(3名)・保健安全部(2名)・給食主任、
計21名でした
学校側からの報告「本校児童の身体検査や検診の結果より」「本校の防災教育」に沿って協議を行ったり、助言をいただいたりしました
その一部をご紹介します
「検査で分かった要治療は、体質的なものに関することが多いので家庭や学校で何とかなるものではないです。学校を休まないで元気に行けるよう治療するのは、私たち医師の仕事です。」(篠原先生)
「『耳垢』という項目がありましたが、それはよほどひどい状態の時に判断させてもらっています。『耳垢』と診断していなくても耳に垢がたまっている子どもさんは多いです。ぜひ、定期的にお家の方で耳垢は取ってあげてください。特に、夏プールに入るようになると耳垢から病気になることがあります。十分気を付けてください。」(九鬼先生)
「1年生はとても真面目に避難訓練を行っています。ただ、発達段階もあるので、どこまで本当に理解しているかは分かりません。最初は、他の学年のように、防災班で避難できるか不安でしたが、それなりにできているようです。」(1年担任)
「6年生は、合同避難訓練の時、大活躍でした。それぞれが使命を持って動けていて、とても頼もしく感じました。それをピークに気持ちが少し下がってきているのが正直なところです。気持ちに波があるのは当然のことなので、マンネリ化も経験しながら、それを越えてまた成長する姿を見せられるよう、2月3月の避難訓練を頑張っていきたいです。」(6年担任)
「子どもたちは、よく考えて授業中意見を言えています。感想に『市の避難訓練でも、学校でやっていることを生かしたい』とありました。子どもたちの意識は高くなってきています。ただ、防災に関する地域の意識がどうなのか、というのが気になります。というのは、先日の市の避難訓練の参加者が少なかったからです。」(3年担任)
「家族で市の避難訓練に参加しました。しかし、避難先が文成中学校と聞いてびっくりしました。小学校では、宮原神社のゲートボール場となっていて、それで合同避難訓練までしているのに不思議に思います。うちは、子どもと話し合って宮原神社へ避難しました。」(保護者)
「うちも、日頃から子どもと話し合って、いざというときは宮原神社で落ち合おうと決めています。いろいろと子どもの話を聞いていると、小学校での防災教育のおかげで、大人よりも防災意識が高いと思います。私たち大人は、もっと防災意識を高めていかないとだめだと思います。」(保護者)
最後に、篠原先生のお話を聞きました
火曜日の朝集は「校長講話」と設定しています(^_-)
運動会や音楽会、その他の行事前は練習などが入りなかなかできないのですが、1月は順調に実施できています (^_^)v
「先週は、『見える』ということについてお話ししました。
そうすると、ごみを拾って持ってきてくれる人が多くなり、うれしく思っています。
そこで、校長先生は、みなさんにもう一つできるようになってほしいと思います。
それは、拾ったごみをごみ箱に入れるということです。体育館の横にごみ箱があります。外で拾ったごみはそこに入れてください。ごみ箱の場所が分からなければ、職員室に聞きに来てください。
そうやって、卒業式に向けてごみのない学校にしていきましょう。もっと言えば、卒業式のためだけでなく、日頃からできるようになってほしいです。」
「死んだ鳥についてもよく報告に来てくれるようになりました。
昨日も言われた所に見に行ったのですが、場所がよく分からなくて見つけられませんでした。これからは、簡単な地図を描いて持ってきてください。それを元に見に行きます。
鳥の名前、知ってますか?(カラス!) なるほど。
今一番多く死んでいるのがメジロです。(知ってる!) 手のひらより小さいくらいの鳥で、体が緑色、目の周りが白色をしています。
先生たちは、大きいとか小さいとか普通ぐらいとか言われても分かりません。
ツバメやスズメはメジロと同じくらいの大きさです。それよりちょっと大きいのがヒヨドリやツグミで、その次に大きいのがハトです。まだ大きいのがカラス、もっと大きいのがトンビ、正しくはトビといいますが、トビが羽を広げると小学校1年生くらいの身長と同じ程の大きさになります。
校長先生は、今たくさんの鳥の名前を言いましたが、生き物を大事にしようと思ったら、まず名前を知ることからです。
みんなも名前あるわな。『おい、お前』と呼ばれるより、名前で呼んでもらった方が親しみがあっていいですね。
生き物でも、植物でも、人でも、名前を大切にしていきましょう。」
担任の指導もあったとは思いますが、よくここまで分かりやすく描けたと思います (^_^)
今日は再び見に行ったら、すぐに見つかりました
事故死したキジバトでした (>_<)
ごみを拾うのも、名前を覚えるのも、地図を描くのも、すべて子どもたちにとってプラスとなること。少しでも子どもに力がつけばと、これからもいろんな内容を子どもたちに発信していきたいと思います
(見えにくくてすみません 個人情報の点から、画像を不鮮明にしています)
放課後、1階を歩いていて、ふと1年生の教室を覗いて見つけました (^_^)v
読んでいると、私までほわぁ~っとやさしい気持ちになったので、ブログに載せたくなって・・・
たくさんある「やさしさ」のいくつかをご紹介します
○6ねんせいがドッジボールにいれてくれました。
○~くんが休んでいたので、チューリップに水をあげました。
○こうひつのとき、~くんが「字、じょうずだね。」っていってくれました。
○マラソン大かいで、3ばんやったっていったら、~ちゃんが「がんばったね。」っていってくれました。
○ともだちが、あそびにすぐいれてくれました。
○こけたとき、~ちゃんが「だいじょうぶ?」っていってくれました。
○~くんが、休んでいたところのべんきょうをおしえてくれました。
○~くんが、きゅうこんのまるがかけなかったので、かいてあげました。
○20ぷんきゅうけいに、~ちゃんがひとりだったので、「いっしょにあそぼう。」とこえをかけてあげました。
この他にも、○○を拾ってくれてうれしかったとか、○○をかしてくれてうれしかったとか・・・何気ない日常の出来事が、たくさんのやさしさにつながっています
つまり・・・よく言われることですが・・・やさしい心で見れば、周りにはやさしさがいっぱいなんですね (^_-)
今日は、大休憩に入ってすぐに地震津波避難訓練を行いました
運動場に出ている子・教室にいる子・ろうかや階段を通っている子・トイレにいる子・・・・など、それぞれがいろんな場所にいるので、より実践に近い形で訓練できるからです
もちろん、もう子どもたちに事前にいつ訓練があるかは教えていません
時間を追って、少し写真でご紹介します(^_^)
訓練が終われば普段どおり・・・何事もなかったかのように大休憩を楽しんでいます
3時間目はシェアリング(振り返り)
1年生です
前回の振り返りと比べてどうだったか学習しています
3年生です
黒板へ自分たちで書き込みに行っています
これからもあらゆる場面を想定して訓練していきたいと思います
地域の方が学習に役立ててほしいと育ててくださった完熟みかんを採らせていただきました
みかんについての学習をしている3年生が採らせていただきました
友達と楽しく
「あ、ヒヨが食べてる!」
美味しいみかんはヒヨドリが知っているとのこと・・・これもクラスで勉強してきたようです (^_^)
5時間目初め、みかんを食べながらの3年生の子どもたちの会話・・・
「おいしいなあ」
「ものすごくおいしい 」
「給食に出てくるみかんよりおいしいで 」
「○○さんが、何回も消毒とかしてくれてたん知ってる」
「うん いろいろ世話してくれてたでなあ ・・・」
私も実際、味見をさせていただきました
大人風に伝えますと・・・まず甘みが口の中に広がります でも、ただ甘いだけでなく適度な酸味もあり、後味までおいしい という感じ・・・です
子どもたち全員がおいしいと言ったとか (^_^)
それだけでなく、世話をしてくださった方のことまで思い、言葉にしたことがうれしかったです
○○さん、本当にありがとうございました
(○○さんは、貞眞生さんです。ご本人が遠慮されているので小さく紹介いたします)
「先週の放課後、ある子がペットボトルとお菓子の袋を拾って校長先生のところに持ってきました。体育館の横のところのごみ缶に入れといてと言ったらそのようにしてくれました。
私は、その日一日気持ちが良かったです。
ごみを『見る』人は多いと思います。しかし、そこで判断してごみを拾って捨てる人は多くないです。見たら判断して行動する、そこまでできて『見える』なんです。
そんな人が一人でも増えてそれが10人、20人と増えていったらいい学校になります。」
「校長先生は、この休み中に大阪に行ってきました。お昼の食事で、家族連れがそばのテーブルに座っていました。食事を終えて立つとき、小学校高学年か中学生くらいの女の子が、自分のいすをスッと入れたんです。何事もなかったように、自然に。見ていてすごく気持ちが良かったです。
そういうことが見えるようになったら、その子だけでなく、自分もえらいと思います。」
「この時期、小鳥がよく死んでいます。そんなときは、絶対に触らずに、必ず先生に言ってください。校長先生が見たら、伝染病で死んだかどうか分かります。
学校の行き帰りもいろんなことが『見える』ようになったらいいですね。見えたら判断して行動できるようになります。」
※ 参考:校長先生は和歌山県野鳥の会の役員です (^_^)v
で、すばらしかったのが、すぐに行動した子どもたちです。私が知っているだけでも
○ ごみを拾ってきた(複数名)
○ 観葉植物の水が垂れていたことを教えに来た
○ 日商の交差点付近で小鳥が死んでいたのを知らせに来た(わざわざ学校の職員室前まで戻って)
もしかしたら、先生に知らせずいい行動をしていた子もいるかもしれません。
『意識して』から『自然に』行動できるようになると、宮原小学校がさらにいい学校へ大きく前進します
校長先生のお話です
「校長先生がいつも言っている、みなさんにできるようになってほしいこと3つ、全部覚えている人は手を挙げてください。・・・・・・その3つとは、『誰に対しても元気にあいさつができる』『名前をよばれたら、ハイと返事ができる』『席を立ったらいすを入れ、履き物を脱いだらそろえる』です。この3つができたら立派な人になれる、これは、先生が尊敬する森信三先生の言葉です。今までは、あいさつについてたくさん言ってきました。3学期は、さらに、返事ができるようになってほしいです。校長先生は、職員室でみなさんに話しかけることが多いです。その時にちゃんと返事ができるようになってください。そうして、大人になったとき立派な人になってほしいです。」
「次に、3学期の意味について話します。3学期は1年間のまとめの時期とよく言われますが、それと同時に、次の学年への準備の3ヶ月でもあります。だから、1年生なら、どんな2年生になりたいのか。4月に新入生が入学してきたら、どんなお兄さん・お姉さんになりたいのか、例えば、優しくしたいと思ったら、まずは学級のお友達に優しくしましょう。また、6年生なら、こんな中学生になりたいという気持ちをもつこと。そのためには、今何をするのが大事かを考えてください。この3ヶ月、しっかり次の学年への準備をしましょう。」
主な内容です。ホントはもっといいお話だったのですが・・・要約しました (^_-)