窓ふきシリーズ
草抜きシリーズ
Before
他にもまだまだ・・・
その他、いろんな作業が・・・
(写真にはありませんが、足型補修にも行ってくださっています)
実は、「夢の広場」大改修も行われました。
小学校の「夢の広場」の状態が悪いと地元の人の声を聞いた玉木さんが、旧清水町の木材店からこれら30本の木を、暑い中ここまでわざわざ運んできてくださいました。もちろん材料費は学校払いです(^_-)
9時になったので、子どもたちの作業はここまでです。
大変よく働いてくれました。ご苦労さまでした。
それから1時間程度、大人の方で作業していただきました。
子どもの中には、このように、残って本当のボランティアとして作業してくれる子もいて、大変うれしく思いました。
最後の集合です。
育友会施設部員さんと顧問さんと三役さんがリーダーとなって、計画・準備・運営などすべて行ってくださいました。
前の夜に雨が降って草も抜きやすく、当日の天気は曇りと、絶好のコンディションで行うことができたのは、大変ラッキーでした。
だれの日頃の行いがよかったのか・・・(^_-)
とにかく、無事に終われて何よりでした (^_^)v
本当に、ありがとうございました。
改めて心より感謝申し上げます。
(「夢の広場」改修作業については、まだ続きがあります。次回にまた・・・)
文成中学校のバレー部員が、たくさんの大きな木の枝を片づけてくれたんです
他のクラブ員も中学校で片付け等をしていたとか
クラブ前にみんなで台風後の後始末をしたそうです
校長先生と職員の先生もいっしょに作業してくださいました
本当によくお世話になっている小学校です
花の苗もいただくし、いろんなものを貸していただくし・・・
小学校からお世話することはほとんどないのですが・・・一応いろんな形で小中連携してくださっています
それから、木の小枝は、自由水泳に来た子どもたちの有志で拾ってもらいました
やっぱり数の力は大きいです
たくさんの人たちのおかげで、台風前の状態に随分近づきました
みなさん、ありがとうございました
事後指導の最後にふり返りを書きました
今回もいくつかご紹介します
4年生
げんしばくだんがこわいということがわかりました。りゆうは、ばくだんをおとされて生きても黒い雨がふって、それにあたったら、がんになってしまったりすることもあるので、ばくだんはすごくこわいなと思いました。69年前と今では、今の方が平和です。・・・戦争をしないために、ぼくにできることは毎年戦争のことを勉強することだと思いました。
・・・平和の方がいいです。理由は、たべものもあるし、死ぬ人もたくさん見なくてすむからです。・・・ばくだんを落とされても助かった人もいるけど、また黒い雨もふるし、またそれで死ぬ人も出てきます。それとくらべて、今の時代はとっても平和だと思います。これから戦争のない日々が続くように、ぼきんなどに協力したいと思います。
69年前とくらべて思ったことは、昔は今とちがって戦争があって、それでたくさんの人が死んでいる。放しゃのうにあたって死んでしまった人もたくさんいたということがわかりました。みんな戦争で生きれるか死んでしまうのか、毎日不安でしかたなかったと思います。そして、戦争の時は、生きていても何年かたって死んでしまうかもしれないことを考えると、今はとってもしあわせだということに気がつきました。これからもずっと平和でたのしい国になるように一人一人が、人を気づかえるようにしたいです。
69年前と今をくらべて、自分たちが目ざす平和は、だれにでもやさしくして、みんなが楽しくすごして、戦争やけんかなどしない事だと思います。平和を守るために自分ができることは、こまっている子を助けて、いじめなどしている人に注意してやさしくすることです。
5年生
ビデオの中で、こげた三輪車や人のかげを見て、とてもこわくてとりはだがたいました。また、世界で初めて日本にげんしばくだんが落とされたから、少しぎもんに思いました。でも、今の日本は「平和」で安心で楽しいです。戦争というものがなければ、世界すべての国が「平和」になると思いました。(なぜ戦争が必要なのかとてもぎもんに思った。)
日本は戦争をしないと言ってよかった。だから、今も平和でよかった。戦争はしないと言っているのに、こうげきしてきたらどうしようと思った。・・・今も中国とはピリピリしているけど、いつか中国とも親友くらいに仲良くなりたいと思います。もちろん、アメリカとも、他の国とも。するなら、せめてサッカーとかの方がよっぽど良い。
戦争というのは、平和・命・笑顔などいろいろなものをうばうと改めて思いました。今の日本が平和な理由は、原子ばくだんのこわさというのがわかったからだと思います。でも、生まれたばかりの子たちは、原子ばくだんのこわさをきちんとわかっていないと思うので、その子たちに教え、平和な日々をすごしていけるようにしたいと思います。
今の自分たちが目指す「平和」とは、いまのようなふつうのくらしができていることだと、ぼくは思います。また、「平和」を守るために、他国と仲のよい関係を示すことが大切だと思います。
6年生
私は、まず、日本で戦争が起こっていない現代に生まれて本当によかったです。でも、今でも外国で戦争がおこっているところがあるときいて、すごくこわいなと思いました。熱戦で一瞬で死んでしまうなんて、あまりしんじられませんでした。今日本は平和かもしれないけど、これからの世界、みんなが平和だと思える世界になってほしいです。改めてこわいと感じました。
私は、今の日本は平和だと思います。でも、外国では戦争をおこなっている国が数多くあるので、これからの未来も心配です。憲法第9条の「戦争はしない」を守っていくのがいいと思います。でも、外国から戦ってくるかもしれないので、これからの国どうしのつきあいかたをきちんとしたらいいと思います。日本も他の国も平和になれるようにしたいです。
平和にするためには、呼びかけをするといいと思います。なぜなら、ポスターなどにかいても、具体的なことが書けないからです。それが、今のぼくたちにできる一つの方法です。・・・
69年前と今を比べると、かいてきな生活を送れているし、戦争におびえることもないけど、69年前のようなことがおきなように、貞子のクラスメイトのように平和運動などをすると「平和」に近づけると思います。戦争で亡くなった方々が願う「平和」になればいいと思います。また、今起きている、紛争、内戦、戦争も一日でも早く終わってほしいです。
私がめざす平和は、戦争がなくなることだと思います。そのために自分にできることは何かをこれから考えていきたいと思います。平和を守っていくためには、一人一人に戦争をしたくないという強い気持ちが必要だと思います。
毎年、平和学習が終わると、いよいよ夏休みも後半に入っていきます
事後指導の最後にふり返りを書きました
いくつかご紹介します
1年生
わたしは、ばくだんがおちたところがかなしかったです。カバくんがしんでかなしかったです。わたしは、だいざぶろうくんとさちこちゃんがかばくんのいのちをたすけてくれてありがとうといいたいです。いのちをだいじにしていきたいです。
ぼくは、カバくんがしんだところがかなしかったです。ばくだんがおちたところもかなしかったです。だいざぶろうとさちこは、いっしょうけんめいたべられなかったえさをあげてよかったね。ぜんいんのくにのみんながせんそうをやめてほしいです。
カバがよわっていくのをみて、プールのみずがとられてかわいそうだった。エサもとられてかわいそうだった。
だいざぶろうくんへ
エサをあつめてえらかったね。みずをあげてえらかったね。じぶんのたべるものをあげてえらかったね。
カバがよわっていくのをみて、かわいそうにおもいました。じぶんのみずもあげて、カバもたすかったとおもいます。せんそうはおこらないでほしいです。こわいせんそうは、いやです。
2年生
カバくんがしんでこわかった。ほんとのおはなしをみてこわかった。カバくんが2ひきもしんでこわかった。大三とうくんもさちこちゃんもカバくんもかわいそう。
せんそうで、いろいろなどうぶつがしんでかなしいです。めいれいで水もえさもしっててなくなるところがつらいなぁと思います。さいごに、カバのきょう子が、ちのあせをだしていたところが、かわいそうだなぁと思いました。かなしかったです。
すごいテーマと思いました。いのちをかけてにげたところがすごいと思いました。人げんとカバがなかよしというのがすごいと思いました。人げんとカバのあいじょうがすごいと思いました。・・・カバのしょくりょうなのに人げんのしょくりょうになってしまったから、カバがしななければならないのです。せんそうとへいわはちがいます。・・・ぼくは、へいわのほうがいいです。
せんそうをやめてほしかった。カバがしんだところがかなしかった。へいわだったら、じゆう。かぞくたちがいなくなったけど、カバはがんばってたえつづけた。カバがいてたら子どもたちもいっしょにあそべるのに。カバのまわりに人がいてたのにね。へいわだったら、カバもいきてたのにね。
3年生
自分だったら、いのちがけでがんばるとおもいました。だから、ほんとうにせんそうがおこったら、いきのこりたいです。
自分の命がどれだけたいせつかをしりました。今とくらべて、わたしのおじいちゃんがわたしぐらいのときとは、まったくちがいます。おじいちゃんがわたしぐらいのとき、どうにげて命がたすかったのか聞いてみたいです。
カバたちに2人の子どもで水をあげたり、えさをあげたりしているところがいいと思いました。2人は、せんそうでいのちをねらわれているのに、カバたちをまもろうとしていたのがやさしいと思いました。
ぼくは、昭和20年と今の日本をくらべると、すごくかなしくなってきました。ぼくもきょうこやかばたろうみたいにしんでしまわないように、自分のいのちは自分でまもりたいと思いました。
次回は、「4~6年生」バージョンでお届けします
本校では、以前から毎年水害慰霊祭を執り行ってきました。本年度からは、水害慰霊祭を防災教育の授業として、総合的な学習の時間(低学年では生活科の時間)に執り行い、当水害の記憶を風化させることなく、さらに自然災害への危機管理意識を高めていきたいと考えています。
水害慰霊祭を、7月18日(金)8:30~9:30 、以下の式次第で執り行いました。
(1) 開式
(2) 黙祷
(3) 献花(児童333名・教職員24名)
(4) 学校長あいさつ
(5) 水害体験者(遺族会世話人代表)の方のお話
(6) 6年生の発表「高齢者訪問をとおして見えてきたこと」
(7) 閉式
6年生は、総合的な学習の時間に、「社会的弱者を地域でどのように支えるのか、自分たちにできることは何かを考える」というテーマで話し合い、代表が自分たちの考えをまとめたものをプレゼンテーションしました。
本年度は、地域・保護者・関係機関の方々に声をかけました
約80名の方々が参席くださいました
また、NHK和歌山や毎日新聞、有田タイムスの撮影や取材を受け、本校の取り組みを広く知っていただく機会になりました
昨年度までは、校内だけの取り組みで、児童による献花も代表のみでした。
しかし、地域の方々の水害に対する思いを聞く中で、これは本校防災学習に組み込むべきであると判断し、水害慰霊祭を授業として位置づけることにしました。
このような形は初めてなので、まだまだ改善点はあります。ご参席いただいた方々のご意見を聞きながら、よりよい防災学習を目指していきたいと思います