宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

学校を開く (^_^)

2018年09月13日 | ブログ

昨日、お二人の大学の先生方をお招きし、研修を行いました

学校運営協議会委員の会長さんと副会長さん、コミュニティ・スクール推進員さんにも、時間的に可能な範囲で(部分的に)参加していただきました

下の写真は、大学の先生方と副会長さん(右)が3時間目の道徳の授業を参観しているところ

コミュニティ・スクール推進員さんは午後の授業から、会長さんは授業後の講義からご参加くださいました

下の写真は、会長さんが講義の初めに自己紹介されているところ

講師は、東洋大学 後藤顕一教授(前国立教育政策研究所総括研究官)

2年前から毎年複数回来てくださっていて本校のことをよくご存知なので、後藤先生がおっしゃる本校教育活動の成果と課題に職員納得

一緒に来てくださった福岡教育大学 伊藤克治教授(附属久留米小学校・中学校校長)も、本校がめざすべき方向についてポイントを示してくださいました

後藤先生の講義の中で、本校学校運営協議会会長さんも積極的に発言されました

「地域とともにある学校」について、熱い思いが伝わってきます

さすが、会長さん

後藤先生は、特に、「子供たちに判断力をつける」重要性を分かりやすくお話しくださいました

講義資料から1枚だけご紹介します

以下に示された5項目はすべて重要なものばかり

そのなかでも、やはり「コミュニケーション能力」がダントツで重視されるというのはとても納得

次に「主体性」、以下「チャレンジ精神」「協調性」「誠実性」と続きます(2017年度)

教え込むという教師中心の従来型の授業形態から、子供と子供がつながる時間を多くとる子供主体の授業形態への変換が求められているのです

職員研修終了後、校長室で、伊藤先生に、コミュニティ・スクールについてのお話を聞きました

出席者は、後藤先生、教育センター学びの丘学校支援課長さん、同研修員さん、有田市教育委員会指導主事の先生、コミュニティ・スクール推進員さん、本校学校運営協議会の会長さんと副会長さん、そして校長と教頭

伊藤先生のお話は具体的で分かりやすく、本校のこれからの取り組みに大変参考になりました

途中で質問したり、情報交換したりしながら進み、大変有意義な会となりました

コミュニティ・スクールに関して広くご活躍の伊藤先生が、本校の取り組みについて、「すばらしい」と評価くださり、さらに自尊感情がアップしました

ごく一部ですが、資料をご紹介します

以下の資料は、現在の日本の状況をよく表しています

細かくて見えにくいと思いますが・・・雰囲気だけ

このようなイベントを学校の体育館を借りて行っているそうです

まさに、この通り

本来は、学校運営協議会委員さんに日常的に学校の様子を見ていただくのが、よりよい学校運営協議会としての働きにつながると思うのですが、お忙しい中、そうもいきません

日常的には難しくても、今回のように職員研修にご参加いただき、外部の方による評価も参考にして、学校運営によりよく関わっていただくことで、さらに宮原小学校が前進していけるのではと思っています。

それにしても、学校運営協議会の会長さんと副会長さん、コミュニティ・スクール推進員さんには、失礼ながら直前のお電話でのご案内であったにもかかわらずご快諾くださり、さらに信頼が厚くなりました。

学校を開いて、様々な教育活動を見ていただくことは、学校にとって必ずプラスになると考えます。

これからも、様々な方法で学校を開き、「地域とともにある学校」をめざします