11月5日は「世界津波の火」。
あの濱口 梧陵の『稲むらの火』で有名な「安政南海地震」(1854年)が発生した日に由来しています。
本校でも毎年11月5日に保育所・中学校と合同で避難訓練を実施しています。
今年は本校6年生の修学旅行の関係で、11月8日(月)に日程を変更していただきました。
午前10時、緊急地震速報が流れました。
2時間目の授業中ですが、全員直ちにシェィクアウト
1年生もしっかり机の下に身を隠し、揺れが収まるのを待ちます。
“揺れが収まりました。・・・”アナウンスが流れます。
一斉に一時避難場所のグラウンド南側に向かいます。
校舎内は走らずに外に出たらみんな駆け足で集合場所に急ぎます。
あっという間に全校児童が一時避難場所に集まってきます
全員揃っているのが確認できたクラスから座っていきます。
クラス全員の無事が確認されるまでは立ったままで待ちます。
全校児童の避難完了後、教頭先生から津波に備えて二次避難場所への避難指示が出されます。
5年生を先頭に、二次避難場所の宮原神社に向かってGO
南海トラフ地震発生による津波が有田市に到着するのは30~40分と予想されています。
みんなが安全に、かつ、できるだけ速く避難できるようにするための訓練です。
地域や保護者の方々が安全管理のために見守ってくれている中、避難場所に急ぎます。
1年生も頑張って駆け足で避難しています。
二時避難場所の宮原神社に着きました。最後の坂を上ればGOALは目前です。
坂を登り切るとさすがの6年生もお疲れ気味です。
保育園児や中学生も無事に避難できたようですね。
ここでも全員揃うのを整然と待っている姿に成長を感じます。
教頭先生からの講評です。
そして、最後は今年もわざわざ御坊市から来てくださった本校の防災アドバイザーの先生にご評価をいただきました。
子どもたちの一連の避難行動を見て、お褒めの言葉をいただきました。
そして、「必ずお家の方にも今日の避難訓練のことを話して、学校で教わっていることを家族みんなに伝えてあげてください。」と話してくださいました。
本校の子どもたちが万一の有事の際に「守ってもらう」存在ではなく、「自分の命を自分で守れる率先避難者」となってくれることを願って、今後も避難訓練を継続していきます。
最後になりましたが、子どもたちの安全管理のため、ご協力いただきました保護者、地域及び関係機関の皆様方に心より御礼申し上げます。どうもありがとうございました。