宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

秋の校外学習② 6年生「修学旅行」

2021年11月20日 | ブログ

11月4日(木)・5日(金)の2日間、6年生は去年に引き続き、紀南方面への「修学旅行」に行ってきました。

6年生55名、全員元気に出発です。

最初の訪問地は「熊野本宮大社」です。早速鳥居の前で集合写真

手水場ではかの有名な「八咫烏」がお出迎えです。

本殿前で集合して、いよいよこれから参拝します。

それにしても、今年の6年生は集合が速やかで感心

ガイドさんから教わった『2礼2拍手1礼』の作法を実践です。

お参りを済ませたら、「大斎原」に向かいます。

バックに見えているのが日本一の大鳥居、高さは何と33.9mです。

この奥が元々本殿が建てられていた場所です。歴史の教科書に出てくる『熊野詣』はみんなこの地を目指しての旅でした。

「大斎原」は川の中州に位置しています。大斎原の見学を終えて橋を渡って戻ります。

神武天皇を熊野から大和まで導いたとされる神の使い、八咫烏の石碑の前で記念に一枚

熊野本宮大社を出発して10分足らずで「渡良瀬温泉 ホテルやまより」に到着

お待ちかねのランチタイムです。手を合わせて「いただきます」

結構ボリュームのあるお弁当で、おいしくいただきました。

食べ終わるやいなや、みんな早速お土産探しに夢中です。

謎のマスコット・キャラクター『もっちくん』と記念撮影会です。

次に向かうのは太地町。

訪れたのは『くじらの博物館』。バスで1時間20分ほどかかりました。

先ずは、巨大な鯨の骨格模型の前で記念写真

続いてイルカのショーを見学しました。

実は「イルカ」って小さい(4m以下)種類の「鯨」なんだって。

良く訓練されたイルカのパフォーマンスに笑顔と拍手が・・・

続いて『餌やり体験』です。このイルカは「餌をくれ~っ」と声を出して催促してきます。

奥の方には頭の丸い「ゴンドウクジラ」や珍しい「シロイルカ」もいました。

水族館は残念ながらメインの大水槽(海中トンネル)が改修工事中で、小さな水槽の展示だけでした。

太地町を出て、バスで30分足らず。到着したのは那智です。

熊野那智大社の参道、『大門坂』に到着です。

大門坂からは歴史ある『熊野古道』の一部を実際に歩いて登りました。

平安の昔から『蟻の熊野詣』と言われたほど、数限りない参拝者が実際にこの道を通ったんだと思うと何だか感慨深いですねぇ

たどり着いたのが『飛瀧神社』。山門をくぐっていよいよご神体の『那智の滝』に向かいます。

日本一の『那智の滝』をバックに「ピース」

時間帯が遅かったせいか、他の観光客もあまりなくて、ゆっくり写真が撮れました。

本日の予定は無事終了して、宿泊先の『休暇村 南紀勝浦』へ。

やっぱり勝浦にきたらマグロ料理ははずせません。

お刺身にカルパッチョにカジキマグロのステーキまで、マグロ三昧

今日一日、結構な距離(しかも登り)を歩いたので、しっかり食べてエネルギーを補給しましょう

 

2日目。今日も天気はサイコーです。

ホテルを出て45分。先ずは『橋杭岩』の見学です。

潮がやや引いていたので、みんな果敢に岩場に降りていきました。

次の訪問地は白浜の『三段壁』です。

きれいに晴れ渡っていて、海の色も本当に美しく、まさに絶景でした。

エレベーターで地下の洞窟に降りました。洞窟の奥まで波が打ち寄せてきます。

地下の洞窟には水の神様とも言われる「弁財天」が祭られていました。

この洞窟は「源平の合戦」で源氏方として活躍した『熊の水軍』の隠れ基地にもなっていたそうです。

次は「フィッシャーマンズ・ワーフ白浜」でランチです。

今日のランチはゴージャスにステーキです。

コロナ対策でゆったりスペースで食事を満喫できました。

それでは最後は『アドベンチャーワールド』へ、Let's Go

入ってすぐにクラスで集合写真を撮りました。

この後は、グループ毎に自由行動です。

やっぱり「良浜・楓浜」母子の2ショットは大人気。人混みをかき分けて撮影しました。

みんな、それぞれに楽しめたようですね。

全員、集合時間に遅れることなく、きっちり戻って来られました。

ほぼ予定通り、全員無事に宮原に帰ってきました。

天候にも恵まれ、55名全員が元気に全行程を終えられた、本当に楽しい2日間でした。

自分たちだけの学校での集団生活とは違い、一般の方々がいる中での集団行動。

この2日間を振り返ると、公衆道徳やマナー、挨拶やちょっとした心配りなど、6年生の素敵な部分がたくさん見られたとても嬉しい修学旅行でした。

最後に、保護者の皆様方へ。

コロナ禍の折、ご心配をおかけしたことと思いますが、ご理解・ご支援いただき、55名全員で修学旅行を実施しさせていただいたことに、心より感謝申し上げます。どうもありがとうございました。