宮原教育の窓

有田市立宮原小学校(和歌山県)の公式ブログです。

雨の日の図書室 ☂ 

2017年09月24日 | ブログ

本校の課題の一つに学校図書館教育が挙げられます

図書貸出冊数が他校に比べて少ないのです

図書室が校舎の一番端、しかも新館の2階端という環境面でのハンディが大きいです

本館の1・2・5・6年生はなかなか足を運びません

ただ、本を読まない学校ではありません

図書室が離れている分、学級文庫は充実しています

だから教室で本を読んでいる子はたくさんいます

しかし、図書館・図書室という場所で読書をする、調べ学習をするという経験は大事

図書館の利用の仕方が分かって図書館を活用する大人になるのは、生涯学習の点でちょっと得かなと思います。

前振りが長くなりました

で、22日(金)はだったので、日頃と全然違い図書室への来室人数が多く、6年生の図書委員は仕事のやりがいがあると喜んでいました。

貸し出し・返却カウンターの前に長い列ができていました

本を読む子、本を探す子・・・様々に過ごしていました。

学校図書館司書さんが週に3日(月・火・木)来てくださっているので、図書(本)の整理整頓が行き届いています

本の世界に静かに入っている子

読みながら思わず笑みがこぼれる子

友達と一緒に

カラフルなマットを敷いて座り込んで読むスペースもあります。

司書の先生が図書室の掲示を工夫してくれています

トトロ、アップ

小学生新聞の切り抜きも

6年生の図書委員

今の時代は、コンピュータで貸し出し・返却処理します

まず、カウンター横のケースから自分のカードを取り出し

本とともにカウンターへ持って行き

バーコード処理

図書委員は慣れたものです

昔のような個人カードへ手書きするのに比べると、手間と時間が大幅に違います

本の貸し出し・返却があっという間

休憩時間の終わりに近づいてきたので、どんどん戻っていきます

このように、オレンジ色の光で、バーコードをサッと読み取っていきます

データがどんどん保存されていくので、貸し出し・返却冊数が、個人でも学年でも全校でも一目瞭然

6年生の図書委員や司書の先生が「クラス対抗図書貸し出しランキング」を掲示したり、キャンペーン期間を設けてしおりをプレゼントしたりするなどして1冊でも多く読書してもらえるよういろいろ工夫しているようです。

晴れの日はほとんどの子どもが運動場に出るので、それはそれで喜ばしいことです

しかし、雨の日くらいは図書室に足を運ぶようこれからも声をかけるなど学校側もさらに工夫していきますので、ご家庭でも図書の本を借りてきたら、「いい本借りてきたね」とか「ちょっと読ませて」とか「本を借りるって・・・(ここはお考えください)・・・だから、とってもいいよね」などと、言葉をかけてくだされば嬉しいです。

読み聞かせや親子読書もステキです

よろしくお願いします