<高月のバス停にて>
八王子の高月と言うと、歴史好きの人には大石氏の高月城がまず頭に浮かぶかと思いますが、ここでは城跡のふもと?の高月の集落をとりあげてみます。
私は、ここの集落にある種の古さというか懐かしさのようなものを感じます。といっても私の感じる古さとはせいぜい昭和30年代、40年代の多摩地区周辺の狭い範囲のかすかな記憶でしかありません。
古さをどこに感じるのかを具体的に以下の写真で見てみます。
<自動車の通れない細い通路。奥に社が見えていて、ちよっと行ってみたくなる>
<石仏、石塔、石碑。石塔の一つには「安永」の年号が刻まれていた>
<生垣と板塀>
<板塀、石垣、蔵>
<木造家屋、柿の木、未舗装の道>
<生垣の小道>
建物はすこしずつ新しいものにかわりつつありますが、ここに比較的昔のたたずまいが残っているのは、きっと大規模な道路の拡幅がなかったことや、農業を続けてこられた家が多かったからではないかと思いました。
<左:圓通寺。後ろの丘陵には高月城址;右:集落の中にあるお社>
<滝山城跡の丘陵の北側にわりと広く水田が残っている>