雪あかり 2016-01-30 16:58:07 | ねこちゃんのお話 リリに起こされる。 部屋がいやに明るい。 まだ陽の射す時間ではない。 窓を開けると一面純白。 雪あかりだった。 廊下に面した障子を開け、庭の雪景色を眺める。 夫もわたし大喜び。 実は昨年の12月まで、ここは開かずの廊下だった。 柱もガラス戸も朽ちて開けたら最後閉まらなかった。 弟が暮れになおしてくれた。 ガラス戸は透明のサッシにした。 この冬は隙間風が入らず快適。 リリは透明なガラスの向こうに庭が見えるのに……。 「どうして出られないの」と、不思議な面持ち……。 雪の朝でした。 ブログランキングに参加しています。 ← お時間がありましたらClikよろしく。