猫と亭主とわたし

愛猫。虹のかなたに旅だったブラッキーとリリを偲び。家族になったルナと庭に移ろう季節、折々の想いを写真と文で綴っています。

彼岸花

2008-09-19 23:59:20 | Weblog
9月19日 金曜日
■17日水曜日。夫のブログの写真を撮りに近くの公園へ。
小高いところにある公園。
そこから街が一望できる。
キバナコスモス。コスモスが初秋の涼やかな風にゆらいでいた。

       

       

■思わず深呼吸。
美味しい空気をいっぱい吸い込んで、さあ撮影開始。
夫に踊らされいっぱしのカメラマン気取り。
「風が気持ちいいですね」と通りすがりの方に声をかけられる。

■公園の斜面や、あちこちに彼岸花が紅く群生して咲いていた。
青い葉がなくて茎のうえに紅い特有の花をつけている。
それがなんとも愛らしい。
この花は、死人花、地獄花ともいわれ嫌われているがわたしは好きな花である。
曼珠沙華ともいう。

       

       

■この曼珠沙華の咲き出す季節はわたしの美意識を刺激してくれる。
暑い夏も終わりを告げ秋風が吹き出す。
まずは美術館に急ぐ。
古今の名画がまっている。
今年は、フェルメールから。
などとそわそわしているわたし。

■心の中心で真っ赤な花が開く。
これってやはりDNA、彼岸の季節にこの花が好きだった、絵がすきだった、大正ロマンの時代に東京で青春をおくった父をおもったりしている。
秋は感傷、彼岸花が咲き、やがてこの小さな田舎町にも冬が来る。

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