ミコちゃんの徒然日記

日々の雑感など

野ばら

2010年05月27日 | Weblog
 耳うばふ「野ばら」の曲や夏座敷










 先日、大船フラワーセンターへ写真を撮りに行きましたと、I兄から

メールが届きました。その写真の中から白いバラと赤いバラを感謝と共に

アップさせて頂きます。流石にお花の一番綺麗なポーズをよく研究して

いると思いました。華道でも必ずその植物の綺麗な角度を考えて、適材適所に

丈を切り、バランス良く変化をつけて生けていきますものね。(微笑)

写真の芸術的なことはよく分りませんが、余白も大事なことなのでしょうか、

主役を少しずらして写すのも好きですね、以前は気付きませんでしたが、

自分なりに写真に目覚めたのでしょうか、近頃そんなことにも関心があります。(微笑)

3枚目の睡蓮はアイビースクエアーの中庭の池で、夫が撮りました。モネの

睡蓮を株分けして植えつけた物で、水の上に浮いているように咲いています。


 揚句は句友のコメントから「野ばら」に因み句作してみました。

シューベルトやウェルナーの有名な「野ばら」の曲は教科書で習いましたが、

久々にその曲を耳にして、学生時代に感じたことを思い出しました。

シューベルトの方は軽やかな曲想で暗さが感じられませんが、ウェルナーの方は

何やら物憂い感じなのです。同じゲーテの野ばらの詩に対して、これはどういうこと?

と思っていたのでした。動的と静的の全く雰囲気の違うメロディには

作曲家としてこの詩への解釈が拘わっていたのでしょうか。

追記

今日、ウェルナーの野ばらの歌曲を改めて聴いたり、歌ったりして何度もじっくりと

味わいましたら、15、16歳の頃に感じていた物憂い感じは次第に消えて、静かな中に

清らかな味わいの美しい旋律だなぁと思いました。男女の恋愛の歌詞だったとは...


『 野中の薔薇 』

       訳 近藤 朔風(こんどう さくふう)

1  童(わらべ)はみたり 野なかの薔薇(ばら)
   清らに咲ける その色愛(め)でつ
   飽かずながむ 
   紅(くれない)におう 野なかの薔薇

2  手折(たお)りて往(ゆ)かん 野なかの薔薇
   手折らば手折れ 思出ぐさに
   君を刺さん
   紅におう 野なかの薔薇

3  童は折りぬ 野なかの薔薇
   折られてあわれ 清らの色香(いろか)
   永久(とわ)にあせぬ 
   紅におう 野なかの薔薇



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