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聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

モダン・ファミリー 1ST SEASON

2012-05-12 16:50:29 | 洋画コメディ、コメディタッチ
話がややこしくなってしまうので
いつもエミー賞とだけ書いているんですが
正確に言うなら
私が結果を書いているのは"ドラマ部門"


という事は当然別な部門もある訳です


その1つ"コメディ部門"
昨年主要な賞を総なめにした作品が日本にやってきましたよ


 

モダン・ファミリー 1ST SEASON



本国では09~10年にかけて放送された全24話、FOXチャンネルでO.A.


コメディだとどうしても
笑わせて当たり前という前提になるし、
キャラを把握してからになるから
面白さが解るのに時間がかかるのですが…


結構早い段階、#5、6あたりくらいから面白くなり、
来シーズン以降の更なる面白さに期待が持てました

特に最終話"思い出の家族写真"の
泥をぬりっこするシーンはとても心が和みました




多民族国家のアメリカには
現代、様々な家族の形があります。




夫婦+長女、次女、長男という
一般的なダンフィー家

フィル(タイ・バーレル)は愛妻家で
子供思いの不動産セールスマン。


奥さんのクレア(ジュリー・ボーウェン)は
専業主婦として家族を支えていますが、
実は若かりし頃、相当な遊び人

当然、年頃の子供達には厳しくなっちゃいます






会社を経営する裕福なおじいちゃん
ジェイ・プリチェット (エド・オニール)は
連れ子マニー(リコ・ロドリゲル)のいる
ラテン系の美女グロリア(ソフィア・ヴァーガラ)と再婚






まさに現代的なのは
キャメロン・タッカー(エリック・ストーンストリート)

パートナーは弁護士の
ミッチェル・ブリチェット(ジェシー・ファーガソン)で
ゲイカップル

先日養子のリリーちゃんを迎えたばかりの専業主夫です



そんな一見バラバラに思える家族ですが…



実は親戚
クレアとミッチェルはジェイの子供なのです。

本国ではシーズン4の制作も決定した
モキュメンタリー方式のシットコム。
どんなライフスタイルだって
"ファミリー"が大事なのを改めて感じさせてくれますよ
















"モキュメンタリー"という言葉を
初めて聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんが、
"モック(Mock=真似する)"と"ドキュメンタリー"を
掛け合わせた言葉です。

つまり、ドキュメンタリー風とでも
思って頂ければいいでしょうか


そもそも人は本音と建前があり
言葉に出したものがすべてではない


それを逆手にとって
通常のドラマの間、間に
カメラに向かって登場人物がインタビューに答えるような
シーンがあるのです。


ここに本音を散りばめ笑いを持ってくる


これは新しいですね~~




と言っても、これ自体は古くからある手法で
大ヒットした「ブレア・ウィッチ・プロジェクト(99)」などは
記憶に新しいんじゃないでしょうか


そんな中″新しい″と感じるのはこの家族の形と
自由奔放な雰囲気なのかもしれません



いずれにしろ本音を語るシーンで、フィルがイイ味だしているんですよね~


先ほど書いた昨年の第63回エミー賞で
彼は最優秀助演男優賞を受賞しているのですが、
ちょっと大人になりきれず子供っぽい感じとか、
完全に奥さんの尻に敷かれている感じとか
いわゆる″憎めないキャラ″を完璧に演じています

自称"クール・ダディ"の彼は
子供達に格好いいお父さんっぷりをアピールするのですが
いつも空回り


お父さんではなく、″ジェイ″と呼ぶ
おませなマニーも相当もうける

誰にでも一丁前の口をきくのに
気性の激しいお母さんだけには敵わないのね



キャメロンはプーさんみたいで可愛い
感情豊かで涙もろいクマさんが
お姉言葉でしゃべってるんだから、面白くない訳がありません


この様に、語りだしたらきりがないほど
実力派俳優が個性的なキャラを演じているので
きっとあなたもお気に入りが見つかるはず


もちろん家族の温かさも感じられるし、
まさに21世紀のフルハウス
是非あなたも笑いながら幸せな気持ちになっちゃって下さいね


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