聴くネタバレ映画・ドラマと英語日記

~元MC苅田三貴が見た映画やドラマを私情バンバンはさんでご紹介♪

007は殺しの番号

2008-03-22 22:10:55 | 洋画クライムアクション・バイオレンス
このシリーズの記念すべき1作目を初めて見ました。

多くのアクション映画の原点になっているのかな~
なんて思っていたのですが、
はやりそうなんですね~。

シンプルな原型を見た感じです


007 ドクター・ノオ



公開当時の邦題は「007は殺しの番号」だったそう。
確かに00(ダブルオー)は殺しのライセンスですからね。
当然ここまで長くシリーズ化されるとも思っていなかったでしょうし…
ぴったりの題である気がします。

あ、でもそれなら「00は殺しの番号」かな



冷戦真っ只中の1962年。

アメリカの要請で、
ロケット発射を妨害する不正電波を防ぐ工作をしていた
イギリス諜報部員とその助手が消息を絶ってしまいます


それを調べる白羽の矢が立ったのが
イギリス諜報部=MI6に所属する
エリート情報捜査員007ことジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)。


調べを進めていくうちに
悪玉はドクター・ノオである事が判明し…



ショーン・コネリーの格好よさ、
強烈な個性の悪役など魅力的な要素が満載で
現在もシリーズ化されているイアン・フレミング原作のスパイアクション映画第1作です











のっけからそのセンスの良さに驚きますよね~

テーマソングに水玉がすごくおしゃれ。
今から40年以上も前に作られたとは信じがたい。

当時の技術が影響しているというのもあるんでしょうが
すごく原色を多く使っているのが
今と比べると逆にお洒落

血はちょっと赤すぎだけど



もちろん、今の技術に慣れている私にとって
なんとも薄~い感じの映像に感じる部分はあるのですが、
流石は長く愛されているシリーズ。

現代にも通じる所が沢山あって充分楽しめる62年の作品。

つまり今のアクションってとってもヒーローが強いですよね~。
それは死ぬでしょ

という状況でもどんどん相手をやっつけていく。

それに対してこの作品(当時の作品という方が適切かな)は
ちゃんとボンドが痛めつけられている。
その分親しみがあるんですよね~。

今の映画は確かにどんどん技術が進歩しているし、
役者さんも本当に体を鍛えているからある程度
レベルアップするのは不自然じゃない。
でも、個人的には結構ボロボロになっていく
ヒーローも好きです



そうそう、ボンドガールって私ボンドの彼女かと思っていたんですが、
それだけではないんですね


このシリーズに出演する多くの女性はボンドガールなんですね。
初めて知りました


だからこの作品で言うと、孤島で出会った
ハニー・ライダー(ウルスラ・アンドレス)だけでなく、
アンバサダー・クラブで賭けの相手になった
シルビア・トレンチ(ユーニス・ゲイソン)や
総官提督の秘書ミス・タロー(ゼナ・マーシャル)もそうなんですよね


確かに皆美しくて、
登場する度、この人がボンドガールと思いましたもん


へ~~驚き。
いや無知か


いずれにしろ、機会があったら全シリーズみたいな~。
80歳位までに見られればいいかな。
まだまだ続きそうですしね


ドクター・ノオ
(デジタルリマスター・バージョン)
20世紀フォックス・ホーム
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