音更町にある「手打そば・一休庵」では珍しい蕎麦を提供している。
通常の蕎麦は「つなぎ」を使う場合2割前後の小麦粉を使っているが、同店では店主と幕別町の茸研究家が考案した製法により、舞茸の食物繊維「ベ-タ-グルカン」を0.02%を配合、これにより小麦粉が5%でも十分なつなぎ役を果たし、打ってから7~10日過ぎて茹でても、コシの強い細打ち麺が出来るという。それにより同店では95:5で手打蕎麦を提供できるという。
ここで疑問。「旨い蕎麦にするための条件に『3たて』があるが、打ってから7~10日間も経過してから茹でても、劣化していないのだろうか?。蕎麦職人の間では、打ち立ての段階ではまだ、蕎麦粉と水が十分に馴染まず、切ったばかりの蕎麦を直ぐに湯に入れてもうまく茹だらないというが、7~10日間はいくらなんでも長すぎないか?。香りは大丈夫なのだろうか?」
蕎麦粉は新得産、舞茸は十勝産と、小麦粉を含め材料は全て道内産。
誰が何時打っているかは不明ながら、年配の女性3人が切り盛りしている同店の蕎麦は、細打ちで、コシのある旨い蕎麦でしたが、何時打った蕎麦?との疑問が頭の中にありました。
蕎麦汁はチヨット辛めで私の好みの味で蕎麦に合っていました。天麩羅も及第点です。蕎麦汁と天麩羅汁を別々の味で出していることにも好感を持てました。