16日にご紹介した、子牛のふくちゃん、頑張っています!
必死に生きようとしています。
「希望の牧場~ふくしま~」のサイトで、3日ぶりに様子を伝えています。
http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/blog/2012/02/3_51fa.html
あれから気になって、一日に3回ほどアクセスして・・
何にも書かれてなかったので、どんどん悪くなっていってるのかな~
つきっきりで、ブログ更新どころではないのかな~
もしや、今ごろ・・・
などと、悪い想像ばかりしていたので、今日の記事を読んで、ほんとに嬉しかったです。
イオン水を与えてみたところ
"ゴクッゴクッ"、じゅるじゅる~
なんと1Lも飲み干してくれました。
飲み終えた後、もぉーーーーっと、とっても鳴いて満足そうな表情をしていました。
しかし、日が暮れると、一気に冷え込む牧場。
ふくちゃんは、体をぶるぶると震わせます。
そんなふくちゃんに、軽くて暖かいフリース素材の毛布をかけてあげたところ
ぬくぬくと、とっても気持ちよさそうに寝てくれました。
牧場スタッフの方の優しい眼差しが伝わってきます。
しかし、同じく今日のもう一つの記事は、怒りに満ちたものでした。
http://fukushima-farmsanctuary.blogzine.jp/blog/2012/02/post_cadb.html
浪江町役場から警戒区域内の畜産農家宛に届いた一通の手紙、
それは、耳標のない牛はすべて処分せよという抹殺指示だったというのです。
耳標とは、個体識別のために牛の耳につけられた重要なタグ。
それを見れば、生年月日や性別や、母牛の特定、飼い主の住所などもわかります。
福島原発事故後、警戒区域内で飼われていた家畜には全て安楽死の指示が出ていました。
しかし、事故後たくさんの家畜が放たれてしまって、県や町は捕獲をするのですが、
捕獲した牛の中には、耳標が着いてない牛もいて、それはどこに住んでいた牛かわからない、
警戒区域内かもしれないし外かもしれないし…
その処遇を検討した結果、耳標が着いてない牛も安楽死させることに決まったというものでした。
写真で見るかぎり、ふくちゃんの耳にも耳標は見えません。
ということは…?
またまた心配になってきました。