和合さんの詩を、大竹しのぶさんが朗読しています。
まだ聴いたことがなかったら、どうぞ聴いてみてください。
ありふれた言葉が、
私の心に、
ほんとうに、礫のように飛んできました。
大竹しのぶさんの、柔らかくて、しかも凛とした声が、
心の奥深く、礫のように投げ込まれました。
浜通りの
美しさを
戻して下さい
空気の
清々しさを
海のきらめきを
風の吐息を
ところが、海のきらめきを戻すどころか、
東京電力は1月24日、福島第1原発で増え続けている放射性物質を含んだ汚染水について、
処理装置で放射性物質を除去した後に海に放出する方針を明らかにしました。
それに対し・・
相馬双葉漁協は本県沖での漁業再開を目指して昨年6月から試験操業を続けている。
遠藤和則総務部長は「たとえ処理済みだとしても汚染水を再び海に流すなんて
言語道断。
漁業者の思いを踏みにじる対応で、受け入れられるわけがない」と反発している。
(福島民報 2013・1・25 より)
東電には、「詩の礫」も届かないらしい。
痛くも痒くもないのか?
本物の礫が必要かも・・・