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佐世保便り

2008年7月に佐世保に移住。
海あり山あり基地あり。そしてダム問題あり。
感動や素朴な疑問など誰かに伝えたくて…

YOSAKOIさせぼ祭り 2013

2013-10-21 | 佐世保・長崎

今年もYOSAKOIの季節がやってきました。

でも…いろんな宿題に追われて、18日も19日も見に行けなかった。

で、最終日の午後、2時間だけ時間を作って観てきました。

一番観やすいアルカスの会場にだけ絞って。

少人数のチームだったけど、衣装が素敵で爽やかな踊りでした。

 

こどもの笑顔と頑張りにどうしても目がいってしまいます。

桜の花がお似合いのチームでした。

 

若者の踊りは、やっぱり見てるだけで元気がでてきますねー

こちらは元若者もいそうだけど、艶やかで明るさいっぱいの女性たち。

 

こちらは、たぶん大分から参加のチームだったと思う。

上着がばらばらなのが珍しくて、個性的で、踊りも独特の雰囲気があって印象的でした。

 

そして、今年も、出会えました!

今年は174チームも出場していて、私が観ることのできたのはわずか20チームほどなのに、

その中に「突風」が入ってるなんて、まるで宝くじに当たったよう・・・

 

この迫力!まさに突風並み。

でも、竜巻のような破壊的な突風ではなく、

吹きすぎた後は暖かい春を呼んでくれる春一番のような突風でした。    

 


全通併修?

2013-10-20 | 佐世保・長崎

10月16日、「うたごえサークルふれんど」の仲間と共に「佐世保実業高校」を訪ねました。

最近話題になった、あの佐実です。

 

校内で出会う生徒さんたちはみんな明るく「こんにちはー!」と声をかけてくれて、

野球部暴力問題の暗い影は微塵も感じられなかった…

 

私たちは、同校がおこなっている「全通併修」の講座の、

なんと!講師として出かけたのです。

 

講師と言っても、メインは歌。

皆さんと一緒に歌ったのは、

「紅葉」「故郷」「翼をください」「ビリーブ」「あなたが夜明けを告げるこどもたち」の5曲。

他にも、絵本「花咲き山」、紙芝居「お母さんのうた」と、トーク2人。

 

それにしても「全通併修」って何?と思われていることでしょう。

実は私たち自身もよくわかっていませんでした。

教頭先生の説明によると、

日制(佐世保実業高校)と

信制(NHK学園高校)を

用して、卒業単位を

得するシステムのこと

だそうです。

 

例えば通学が困難になってしまった生徒が、

自宅でNHK学園の通信教育を受けながら、時々学校でスクーリングを受けて単位を取っていき、

その後、通学できるようになったら普通教室に戻って、全日制の生徒として卒業する。

全通教室では、今回のように、

保護者や普通教室の生徒も一緒になって特別な講座を受けたりできる、

画期的なシステムのようです。

 

そんな意義深い講座の講師を務めるなんて私たちにはできないよ~

と、その場になって一瞬ひるみましたが、

いやいや、私たちのようにヘタクソな歌だからいいのかもしれない、

と思い直し、教室へ。

50分の予定時間はあっという間に終わってしまいました。

 

歌の時は、保護者や普通教室の二年生の生徒さんなど一緒に歌ってくださる人もいましたが、

最前列に座っていた全通併修の生徒さんは、みんな下を向いて歌詞カードに目を落としていました。

でも、紙芝居や絵本朗読のときは、生徒さんの頭はしっかり前を向いていました。

(そのとき私たちは最後列の席に座っていたので、後ろ姿しか見えません)

Tさんの味のある読みに導かれ、きっと「花咲き山」の世界を味わってくれたことでしょう。

 

また、トークをした一人Yさんは、4人の子どものお母さんで、

そのうちの2人が不登校になってしまった経験を明るく語っていましたが、

聴いている保護者の皆さんの、ハンカチを出したり頷いたりする様子が、やはり後ろから見えました。

 

Yさんは、ご自身も身体的ハンデを持っていながら、とても活動的な方。

自称「吉永小百合」と名乗り、歌も歌えば踊りも踊るし、いつもみんなを笑わせ、

PTA会長まで務めるすごい人!

 

彼女の底抜けの明るさは、きっと二人の不登校のこどもさんが育ててくれたものに違いない、

と、私もやっと気づきました。

 

保護者のお母さんたちとまた会える機会があるといいな~

 


大漁

2013-10-06 | 佐世保・長崎

県美術館で「中島潔展」始まる。

襖絵「大漁」の前で解説する中島氏。

 

今朝の新聞に写真入りで大きく出ていました。

中島潔という画家は知らないけれど、イワシの大群と、その光る眼に圧倒されてよく見ると、

イワシの中に女の子がいる!

 

イワシ、大漁、女の子・・・

もしや、金子みすずの詩「大漁」?

 

ネットで中島潔を検索。

佐賀県出身の日本画家、絵本作家で、「風の画家」として知られているという。

そして・・・やっぱり!

2000年から金子みすずをモチーフにした作品を発表していて、

特に、みすずの代表作である『大漁』については、

成就院の襖絵を含めて、4つも!作品を発表しているという。

こちらもその一つ。

すごい・・・

 

思い出す。。

「大漁」の詩を。

みんなで歌った「大漁」の歌を。

 

朝やけ小やけだ

大漁だ

おおばいわしの大漁だ

 

浜は祭りのようだけど

海の中では 何万の

いわしの弔い するだろう

 

余談ですが、中島潔の絵を最初に購入したのは、さだまさし。

その絵は『雨宿り』という題で、それが『雨やどり』を作曲するヒントとなったそうです。

「風の画家」という代名詞もさだまさしによるものだとか。。

 

そういえば、このいわしも、まるで風のよう・・

 


鬼木棚田まつり2013

2013-09-23 | 佐世保・長崎

今年も出かけました。鬼木棚田祭り。

ユニーク案山子に会いたくて。。

でも、イベントの規模に反比例して、面白味は年々低下しているような・・・

と思いつつも、初めて見た時の感動が忘れられなくて、やっぱり足をのばしてしまいます。

こちらは来年開催予定の「長崎がんばらんば国体」のマスコットキャラクター、

がんば君とらんばちゃん。かわいいですね。

でも、その2人以上に人気だったのが、

そう、くまモンです。

どこに行っても人気者のようで、この会場にもたくさんのくまモンを見かけました。

人気者と言えば、海女ちゃんや、「オ・モ・テ・ナ・シ」の滝川クリステルが多かったな~

でも、私の好みは・・

こちらです。

ちょっと雰囲気が似てますよね。

引退したばかりの宮崎駿監督です。トトロになっています。

何の案山子を撮ってるのかな?と近寄ったら、

あら!あなたが案山子だったのね~

こちらもそう。

地味だけど、この自然さがいいよね~

ああ、知ってる!このお顔。とても個性的で一度見たら忘れられません。

なんで有名なのかは知りませんが…

 

それにしても、今年の案山子は頓智や風刺をきかせたものがほとんどなく、

物足りなかったな~

ニュースといえば、オリンピック関係ばかり。

 

原発やTPPや消費税など、社会的な話題も皆無。

なぜ?

こんなお祭りにも圧力がかかるのか?

自粛してるのか?

いずれにしても、自由な雰囲気が損なわれてきているみたいで・・

なんだか気になりました。

 

唯一国際ニュースの分野から選ばれたのは・・

 

スノーデン氏でした。

実は鬼木に亡命していたそうで・・・

数年前は、オサマ・ビンラディンも亡命してたようだし・・

来年は誰がやってくるでしょう?

 


ヒガンバナ

2013-09-22 | 佐世保・長崎

昨日、鉢巻山には100万本のヒガンバナが群生していると聞き、出かけました。

山の麓の草原のようなところにあるのかと思っていたら…

こんな石段をずんずん登り、

なんと山のてっぺんの展望所に咲いていました。

100万本もあるのかな~?

そんなふうには見えないけどな~と思っていたら、

地元の人の話では、今年は天候のせいで、例年の半分くらいだとのこと。

 

ヒガンバナはお彼岸の頃に咲くから、そう名付けられたようですが、

マンジュシャゲとも言いますね。

曼珠沙華…天上の赤い花という意味だとか。

確かに華やかな色と形をしていますが、

私は、白いヒガンバナのほうが好き。

気品があっていいですよね。

でも、ヒガンバナは別名、シビトバナとかユウレイバナとも呼ばれていたそうで…

 

それは、この白いヒガンバナを指していたのでしょうか?

 

う~ん、いずれにしても、白い花はいいなぁ。

山の緑にも、空の青にもお似合いです。

 

暑さ寒さも彼岸まで…というけれど、

この日はあまりにも暑くて、暑くて、木陰もほとんどない山頂からは早々に退散。

帰りに立ち寄った野岳湖の「裏見の滝」でホッと一息。

まだまだ夏は続いていますね~

こんな時期に夏バテは多いとか・・

気をつけましょうー 

 


寂しそうな街路樹

2013-09-18 | 佐世保・長崎

佐世保駅前ロータリーの街路樹です。

樹木に疎い私は、この樹の名前は知りません。

つい数日前まで、この樹は、たくさんの小枝や葉っぱに覆われ青々と茂っていました。

そして、そこは、鳥のお宿でした。

鳥類にも疎い私は、それが何という鳥だかも知りません。

誰かがムクドリと言ってたような気がしますが…

 

夕方から夜にかけて、その数は半端じゃなく…

100羽?200羽?もっともっと…

ピーチクパーチク、深夜の駅前で大合唱。

昼間見ると、樹の下の歩道は真っ白になっていました。

掃除しても落ちない大量の糞の痕跡です。

だから、市民も樹の下は避けて通ります。

頭の上に落ちてきたら困るから。

 

でも、そのうるさいほどの鳴き声が可愛くて、

ついつい近づいてみたくなったものです。

いったいどのくらいこの樹にとまっているんだろう?

どんな可愛い顔をしてるんだろう…と。

 

でも、樹は、鳥たちを守るかのように葉っぱで隠して、

近視の私にはなかなか確認することはできませんでした。

 

枝がバッサリ切られた日の夕方、

鳥たちは、変わり果てた樹のまわりで、

あっちの枝にとまったり、こっちの枝にとまったり、

すぐに飛び立ったり…

オロオロ、アタフタ、ドギマギ、してるようでした。

 

そして、昨夜通りかかると、

そこには1羽の鳥もいませんでした。

 

名も知らぬ樹が、ただ寂しそうに立っていました。

 

名も知らぬ鳥たちの、お宿は無事に見つかったでしょうか… 

 


石木ダム事業認定

2013-09-07 | 佐世保・長崎

今朝の長崎新聞の一面トップ記事は「石木ダム事業認定」でした。

一面だけでなく社会面にも大きく取り上げられていました。

 

4年近く前に長崎県と佐世保市が申請したことに、国がやっと答えを出したのですが、

それは、ダムに反対する地権者にとっては、

大切なふるさとが奪われる手続きの扉が開かれたことを意味します。

大きな大きな節目でした。

 

この判断に対して言いたいことは山のようにあります。

ずっと石木ダム問題にかかわってきた者として、怒り、悔しさ、情けなさ…。

でも、何よりも感じたことは驚きでした。

 

この国のシステムは形だけで、中身が何もない。

政治制度は民主的に見えるけど、少しも国民が主人公ではない。

そのことを思い知り、驚きました。

 

石木ダム事業の再検証の時も、再評価の時も、形だけ。

その資料を作ったのは県や市の行政機関で、つまり事業者本人。

「ダムは必要」との結果が出るような資料しか作りません。

その資料を見て審議する第三者委員会も、ほとんどが御用学者や推進派。

まともな審議は為されず、すべて県や市の主張を追認。

公聴会では、賛成反対双方が時間も人数も平等に与えられましたが、

認定庁はそれをただ聴いただけ。結果には何も反映させず・・・

 

そして、昨日、ついに事業認定の告示が出されたのですが、

その最終判断を決めるための委員会、社会資本整備審議会の議事要旨を見て、

唖然としました。

http://www.qsr.mlit.go.jp/n-shiryo/tochi/130906syakaisihonseibisinngikaigijirokuyousi.pdf

 

ここにまとめられた意見はどれも、石木ダム建設に懐疑的です。

異論を呈しています。

それなのに、同委員会の結論は、事業認定を認めるものになったのです。

なぜ???

審議の中身と結果が結びつきません。

それはやはり、はじめから答えが用意してあったからか…。

 

何のために審議会があるのだろう。

何のために委員たちは議論したのだろう。

ただ、形を整えるためだけとしか思えない。

第三者の意見も聞いて民主的にやってますよ、と見せかけるためだけに。

 

そんなことを考えていたら、ある資料が友人から転送されてきました。

原発ゼロのデンマークを視察された大野ひろみさんという方の報告でした。

 

デンマークは、1973年オイルショック時、ロラン島に原子力発電所建設計画浮上。

住民は「3年間の留保」を政府に要求。

以後、政府も原子力委員会も、賛成派反対派の意見を公開併記し、住民に配布。 

島民の結論は「原発は要らない」→1985年政府が原発計画放棄。

 

すごい!

国も専門機関も、きちんと住民の声に耳を傾けている。

そして、それらの意見を公開し、住民自身にしっかり考える時間を与え、

住民の結論を尊重し、その結果を国政に反映させている。

 

これが、ほんとの民主主義。

日本とはなんという違いだろう。。。

 


電気は足りてるって?

2013-08-22 | 佐世保・長崎

明後日、8月24日(土)、午後1時半~、

第3回『太郎ホントの話』の上映会をおこないます。

場所はいつものところ。

アルカス2階のスピカ第2研修室です。

 

今回のテーマは、「電気は足りてるって?」ほんと?

記録的な猛暑のこの夏、計画停電は無しで終わりそうだし・・

でも、ギリギリの綱渡りだって言う人もいるし、

いや、足りているとしても、高い石油やガスを輸入してるので電気料金が値上げされ、

産業界は青息吐息だよという人もいるし・・

いったいホントのところはどうなの?

 

と思っている人も多いんじゃないかな~

そんな人は是非覗きに来てね。

一緒に考えてみましょう。

山本太郎さんのホントの話は、きっと参考になると思いますよ。 

 

 

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パソコンもダウン!

2013-08-21 | 佐世保・長崎
この異常な暑さに、私のパソコンもついにダウン!
´д` ;

佐世保に戻ってすぐ電気屋さんに駆け込んだのですが。
いよいよ年貢の納めどきとなり …>_<…

新しいパソコンが届くのは来週だって…

そこで、初めて、携帯から投稿してみることに…

うまくいくかなぁ…


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脱 天然スチームサウナ

2013-08-01 | 佐世保・長崎

今日も最高気温は33度で、最高湿度は93%!

佐世保の天然スチームサウナ状態は続いております。

 

おかげさまで、乾燥肌の私にはありがたい潤いが・・

しかし・・・

この白いのわかります?

観葉植物の植木鉢に、得体の知れないキノコが!!!

まるでお化けみたい・・・

 

湿気が多いので、水は全然やってないのに土が湿っていて、

そのあげくにキノコが自生したってわけ・・

ゾゾー!

 

私の体からもキノコがにょきにょき・・なんてことにならないよう、

しばし佐世保を脱出します。

 

明日から2週間ほど、阿蘇山麓で過ごしてきまーす。

阿蘇だよりがお届けできるといいのですが・・