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貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

大崎市: 山刀伐峠①山刀伐の命名由来と芭蕉に護衛付き!

2025-03-15 14:31:52 | 日記
令和7年3月15日(土)
大崎市: 山刀伐峠①          
 山刀伐峠は、
山形県の
最上町から尾花沢市へと
越える峠。
<山刀伐峠入口>

 峠の形状が、
山仕事や狩りの際に被った
「なたぎり」
に似ていることから名付けらる。
 しかし、
俗説では、
刀を持った山賊が住み着いて、
道行く旅行者を襲撃しては
身包みを剥ぐ危険な峠
であったことに由来するという。
<山刀伐峠越え標柱>

 実際に、
松尾芭蕉の『奥の細道』には、
山刀伐峠を越えるにあたって、
「封人の家」の当主有路氏が、
山賊から芭蕉の身を守るため、
屈強の者を護衛に付けた旨、
記されている。       
 『奥の細道』には、
「高山森々として、
 一鳥声きかず、
 木の下闇、
 茂りあひて、
 夜行くがごとし」
とあり、
当時はかなり厳しい峠で
あったことが偲ばれる。
<おくのほそ道「芭蕉の道」案内>

~つづく。

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