川止め3日間の比喩
令和元年8月27日
大井川で川止めになる。
川止めの宿。
今は、お琴など習い事の
練習場などでも活用されて
いる。
何日も川止めになると、
何か娯楽的なことも催されて
いたのかな?
風雨も強いので、先ず無理
かな?
いろんな処からの旅人の
交流などは等色々思いを巡らす
事もできる場所。
今は、休憩や食事などできる
風流の店芭蕉庵もある。
信楽焼も展示されている。
さて、博物館のもう一つの
芭蕉の句碑。
「たわみては 雪まつ竹の
けしきかな」
はせを
頭を垂れしなった竹をみて、
まるで間もなくやってくる
雪の重みを、感じ取っている
ようだという意。
元禄7年5月中旬、島田宿で
風雨となり3日間川止めと
なった時に読んだ句の中の
一句。
頭を垂れしなった竹を見て、
やがて雪の季節を、雪の重みを
感じとっていると、喩えている。
川止めに合う芭蕉の心境が
見事に比喩されているのに
ただただ舌を巻く朝。