貢蕉の瞑想

青梅庵に住む貢蕉の日々のつぶやきです。

行脚の一徳 存命の喜び

2018-05-21 08:58:23 | 日記
行脚の一徳 存命の喜び

平成30年5月21日(月)

 昨日は退院のお祝いも兼ね、横浜へ。

 圏央道と東名高速の接続と日曜の

お蔭で1時間ちょっとで到着。帰りも

同じぐらいで済む。有難し!

 車行脚の一徳?!

「昔よりよみ置ける歌枕多く語り伝ふ

いへども、山崩れ、川流れて、道改まり、

石は埋もれて土に隠れ、木は老いて若木に

代はれば、時移り、代変じて、その跡

たしかならぬことのみを、ここに至りて

疑ひなき千歳の記念(かたみ)、今

眼前に古人の心を閲(けみ)す。」

 芭蕉が壷の碑を見た時の記録だ。

 そして、その感慨を、

「行脚の一徳、存命の喜び、羈旅の労を

 忘れて、涙も落つるばかりなり。」

と結んでいる。

 野ざらしのままで、苔むしたぽつんと

立っている光景を想うと・・・・。

 そう、ここは多賀城市の多賀城の跡。



 そして、これが 「壷の碑」。

 今はお家の中で、守られて!







 この歌枕を覗き見て、この碑の

真偽の程はさておいて・・・。





いろいろな角度から。





その説明板



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 行脚の一徳と存命の喜びは歓びに!

 前回は、奇遇の説明ガイドさんに恵

まれた。その人も懐かしい!