キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

初秋の山中湖

2014-09-17 15:03:11 | 絵本
             

             イタリアのペルージャで、9月初めに「世界湖沼会議」というのが

             開かれました。1984年琵琶湖畔で「人と湖の共存」というテーマで

             開かれてから、世界の様々な地域で、湖沼の環境問題について、

             それに対する取り組みについて様々な議論が行われ、意見が交

             換されています。15回目の今年の副題は「Lakes:湖沼は地球の鏡

             生態系と人間活動の健やかな調和に向けて」です。

             

             世界で一番透明度の高い湖はバイカル湖、日本では摩周湖だ

             そうですが、ここ山中湖もそれには遠く及ばないものの、きれい

             な湖です。とは言え地球全体の環境変化を、湖だけが免れる

             ことができるわけではないので、様々な問題をはらんでいます。

             有名な観光地故に過剰に利用され、動植物種が減少している

             のも事実のようです。エコツーリズムの考えに沿った取り組みが

             真剣に行われているようですが。

             

               湖岸では、春に可憐な白い花の咲くエゾノコリンゴの木が、黄色い

               小さい実をつけていました。
 
                  

                 盆花にするミソハギがあちこちに生い茂っています。

                 濃い紅色の小花が筒状に咲くきれいな花です。でも

                 この花、世界の侵略的外来種ワースト100に入ってい

                 る植物です。本来の生息地以外に侵入した外来種の

                 うちで、生態系に影響の大きい植物に入るそうです。

                 こんなに可愛いのにね。どんどん減って、絶滅が危惧

                 される生物も多い中、こんなのもあるんですね。厄介

                 なことです。      

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