キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

天高く犬肥ゆる秋?

2014-09-27 11:24:07 | 季節
         

           飼い主とは違って、普段からとても食の細いなっちゃんですが、

           暑い夏にはさらに食べなくなり、心配していたのですが、ここに

           きてちょっと食欲が戻ってきたようです。

                  

                  食欲のある時は、ドッグフードを食べた後で、固い牛の腱を細か

                  くちぎったおやつを必死の形相で食べます。         

         

                  

         

                  

                  よっぽど固いのでしょうね

         

                   プファー、完食!

                 

                       大満足!
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りんどう

2014-09-23 09:56:51 | 季節の花々
              

               「龍胆は枝ざしなどもむつかしけれど、こと花どもみな霜枯れ

               たるに、いとはなやかなる色あひにてさし出たる、いとをかし」

             清少納言の「枕草子 草の花は」の一節です。「リンドウは枝の

             具合なども見苦しいが、他の花がみな霜枯れている中で、華や

             かな色合いに咲いてとても美しい」というような意味。色のない

             晩秋の野辺にリンドウの紫はとても映えたのでしょう。平安の昔

             から好まれた花だったのですね。ところが、それと同じ様な意味

             合いの美しい詩を、19世紀のアメリカ、ニューイングランドに見つ

             けました。エミリー・ディキンスンの「神は、小さいリンドウの花を

             創った」です。
              
まぶしい庭へ
ターシャ・テューダー
KADOKAWA/メディアファクトリー

              神は、小さいリンドウの花を 創った。

              リンドウは バラの花になりたがった。

              けれど、なりきれず、夏のものどもが あざ笑った。

              けれど、雪が来るまえに、


              リンドウの紫の花は 立ち上がった、

              丘じゅうを ただ うっとりさせて。

              夏のものどもは 顔をかくして、

              あざけりは 静かになった。

               エミリー・ディキンスン・ターシャ・チューダー ないとうりえこ訳
                                   「まぶしい庭へ」より                                     

           何と美しい詩でしょう。そして、洋の東西を問わず、時代を問わず、

           詩人の感性は、これほどにも似ているのですね。
A Brighter Garden
Tasha Tudor
Philomel
               
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初秋の山中湖

2014-09-17 15:03:11 | 絵本
             

             イタリアのペルージャで、9月初めに「世界湖沼会議」というのが

             開かれました。1984年琵琶湖畔で「人と湖の共存」というテーマで

             開かれてから、世界の様々な地域で、湖沼の環境問題について、

             それに対する取り組みについて様々な議論が行われ、意見が交

             換されています。15回目の今年の副題は「Lakes:湖沼は地球の鏡

             生態系と人間活動の健やかな調和に向けて」です。

             

             世界で一番透明度の高い湖はバイカル湖、日本では摩周湖だ

             そうですが、ここ山中湖もそれには遠く及ばないものの、きれい

             な湖です。とは言え地球全体の環境変化を、湖だけが免れる

             ことができるわけではないので、様々な問題をはらんでいます。

             有名な観光地故に過剰に利用され、動植物種が減少している

             のも事実のようです。エコツーリズムの考えに沿った取り組みが

             真剣に行われているようですが。

             

               湖岸では、春に可憐な白い花の咲くエゾノコリンゴの木が、黄色い

               小さい実をつけていました。
 
                  

                 盆花にするミソハギがあちこちに生い茂っています。

                 濃い紅色の小花が筒状に咲くきれいな花です。でも

                 この花、世界の侵略的外来種ワースト100に入ってい

                 る植物です。本来の生息地以外に侵入した外来種の

                 うちで、生態系に影響の大きい植物に入るそうです。

                 こんなに可愛いのにね。どんどん減って、絶滅が危惧

                 される生物も多い中、こんなのもあるんですね。厄介

                 なことです。      
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富士には月見草がよく似合ふ

2014-09-16 15:57:25 | 地球
             

              山中湖方面へドライブに行きました。この季節月見草(実際はオオマツ

              ヨイグサらしいですが)があちこちに美しく咲いていました。

             

              あいにく霊峰富士は雲の向こうでしたが、頭は雲の上に出て、雄々しい姿。

              太宰治の『富嶽百景』の月見草の一節はとても有名ですね。「黄金色の月

              見草の花ひとつ、、、三七七八米の富士の山と、立派に相対峙し、みぢん

              もゆるがず、、、けなげにすくつと立ってゐたあの月見草は、よかった。富士

              には、月見草がよく似合ふ」

                    

                  富士には、雄々しい月見草も、優しい萩もよく似合います。

             

              富士のお山はまだ雪化粧していませんが、湖には純白の白鳥が。

             

             

                    近くの花の公園には秋の花々が満開でした。コスモスや、

             

                     白い小菊や

             

             

                    もう五十日は咲いているらしい百日草や

             

            もう昼すぎなので、紫の花はしぼんでいるのに、なぜか元気いっぱいの青い朝顔や、

             

                    なっちゃんも、かわいいコスモスを愛でている? 
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一本の茎の天地

2014-09-14 11:11:12 | 季節
              

                太陽の捕虜か枯向日葵の列        岡本紗矢句集『向日葵の午後』より

              暑い暑いと思っていたら、あちこちで集中豪雨があり、異常気象だ、地球温暖化

              だと憂いていましたが、今年もやっぱり秋がやって来ました。風が爽やかです。

              この間から、妹の出した句集を折にふれて読んでいますが、折々の様々な情景

              や心象風景が詠み込まれていて、飽きません。殊に、私が撮りためた写真に

              ぴったりの花々の出てくる句に惹かれます。

              

                露草の花びらが二枚露を抱く

              

                鬼百合の斑点山の夜明けなり

              

                一本の茎の天地の蓮と影

                                 以上 岡本紗矢句集『向日葵の午後』より

               この句の凛とした印象、好きです。
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向日葵の午後2―どんぐり

2014-09-09 11:28:32 | 季節
              

                人の子に熊の子に降る木の実かな

                           岡本紗矢句集『向日葵の午後』より

             もう秋ですね。孫娘と公園に行くと、ドングリがたくさん落ちていました。

             ポケットいっぱい拾ってきて、しばらく遊びました。玄関の金魚の水槽

             にいるドジョウも飛び跳ねて。童謡「どんぐりころころ」の世界です。

             幼い子どもがいると、なかなか大変だけれど、日々の暮らしが活き活

             きとし、季節がとても豊かに感じられます。

             上の句は「人の子」に「熊の子」を合わせたところが、とても好きです。

             私も孫娘も大好きな童謡「あめふりくまのこ」や、大好きな童話「いや

             いやえん」の中のやまのこぐちゃん」が思い浮かびます。

             

             この句集には、他にもどんぐりや木の実が出てくるものがあります。

             どの句にも何かしらほのぼのとした味わいがあるのは、どんぐりが

             まあるい形だからでしょうか。

                 どんぐりを肩につむりに石仏

                 団栗や土偶の目の穴臍の穴

                 理科教師栃の実ひとつてのひらに

                             以上 岡本紗矢句集『向日葵の午後』より

                 

              
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