キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

葛城古道の豆腐屋さん

2020-08-29 10:34:49 | グルメ
    

    奈良と大阪の県境の金剛山と葛城山沿いに南北に延びる葛城古道という
    
    風光明媚な道があります。西の山辺の道とも言われ、その発祥はこの地

    に葛城氏が勢力を誇っていた、5世紀と言いますから、古い古い道です。

    それゆえ道沿いには、葛城氏のさらに前にこの地を収めた鴨氏に由来す

    る高鴨神社や、一言主神社、高天彦神社など、古さびた由緒正しい神社

    が数多くあります。古代にタイムスリップしたような不思議な道です。

    

    

    

    この高鴨神社は京都の下鴨、上賀茂神社の元社とも言われ、規模は大き

    くないものの、うっそうとした緑に囲まれ、美しい池のある幽玄なお社

    です。

    

    この古道沿いで異彩を放っているのが、梅本豆腐店です。この店の試食が

    半端ない。今はコロナで残念ながらお休み中ですが。絹、木綿豆腐から、

    おぼろ豆腐、豆乳、厚揚げ、豆腐ドーナッツなどてんこ盛りで、試食で

    お腹いっぱいになります。

    

       

    しかも、おいしいおからがもらい放題。ついもらいすぎて、手にあまり、

    今も冷凍庫で凍っています。

    

    水がきれいなので、おいしいお豆腐ができるのでしょうね。小道沿い

    に水路があり澄み切った水が涼し気な音を立てて流れています。
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ブラックベリー・ジャム

2020-07-23 10:29:30 | グルメ
   

   我が家の朝ご飯は、たいてい和食だけれど、今日は、ブラックベリージャム

   をもらったので、パン食にしました。ブラックベリーってキイチゴの仲間だ

   そうですが、お家の庭に一杯なったので、作ったそうです。ブラックと言っ

   ても、きれいな赤紫色。甘いけれど酸味もあっておいしいジャムです。

   そこへ、パン食に合わなさそうな卵焼き。これには訳が。奈良へ単身赴任?

   中の夫が川崎に戻っていて、私は毎朝せっせと自分の好きな薄味の卵焼き

   を朝食に出していたのですが、「安易に卵焼きはやめてくれ」と言われまし

   した。スクランブルエッグより、目玉焼きより、ゆで卵より、安易じゃない

   のに。ちょっとびっくり。それ以来、卵焼きは封印していたのですが、夫が

   奈良に戻り、卵焼きが戻ってきたというわけです。

   あとは昨日の夕ご飯の残りのキュウリとトマトのサラダと、生ハムとヨーグ

   ルトにコーヒー。なかなかの朝食になりました。

   左奥に見えるのはなっちゃんのごはん。いつも通り、ドッグフードの上にむ

   ね肉と砂肝の茹でたものを少し乗せています。まず、トッピングだけを食べ、

   お腹がすいて我慢できなくなると、ドッグフードを食べます。

     

     

     

   「まったく、あんたたち人間だけ色々おいしいものを食べて、私は年がら年中

   こればっかり、ふて寝でもしたくなっちゃうわよ!」
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スムージー・ウィーク

2020-05-30 11:03:08 | グルメ
        

        数年前にお誕生日プレゼントにもらって、そのままにしていた

        スムージー・ブレンダーを、暇なもんだから引っ張り出してき

        て、いろんな果物を蜂蜜と牛乳なんかと攪拌してみたら、これ

        がなかなかよい。今週はスムージー・ウィークでした。イチゴ

        は綺麗なピンク色。

           

        こってりおいしいのはやっぱりバナナかな。

           

        マスカットはあまり緑色にはならなかったけれど、味は最高!

           

         キウイも捨てがたいお味でした。
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クアラルンプールで食べた!2 オールドチャイナ・カフェ

2019-08-13 09:13:23 | グルメ
           

           世界中、色々な都市にチャイナタウンがありますが、クアラルンプール

           のチャイナタウンも大規模で活気があり、異国情緒に満ちています。横

           浜の中華街のような整然とした感じではなく、雑然としていますが、そ

           のごちゃごちゃ感にワクワクします。

           

           

           南国だけに果物が豊富。名前も知らないような果物がたくさん。ことに、

           ドリアンが一番の売りのようで、ドリアンだけのお店があちこちに。

           

           その中華街の一角にある「オールドチャイナ・カフェ」。20世紀初頭のチャイ

           ナタウンの雰囲気の残る有名店です。茶色系の店の中には、古い写真や絵や中

           国風の飾りがひしめき合っていますが、不思議と落ち着く雰囲気。

           

           

           

           

           

           チャイナ・カフェとは言え、料理はマレーや中国、西洋のテイストが入り

           混じった、いわゆるニョニャ料理というもの。ココナツカレー味の麺料理

           ラクサや、焼きそば、エビのから揚げなど食べましたが、どれも美味。米

           粉を揚げて帽子型のコーンにし、中に引き肉や野菜を入れて食べるスナッ

           クを注文しました。絶品。ビールに合う!

              

              というわけで、ビールの進むこと進むこと!
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四国のおいしいもの

2019-07-13 15:04:51 | グルメ
         

         四国と言ったら讃岐うどんと思い、徳島の鳴門に到着後すぐに入った

         うどん店、おやこれ想像と違う。麺が平べったく柔らかい。きしめん

         みたい。なるほど、ここは四国と言っても鳴門、讃岐じゃない。この

         辺りではこれがスタンダード、なるちゅるうどんと言うらしい。これ

         はこれでおいしい。出汁も薄味。だけどなんだか拍子抜け。

         

         けれど、徳島から香川に入ると、うどん屋さんがものすごい勢いで目

         に付くように。大きな店からセルフの店まで。

         

         

         

         どこのうどん店に入っても、何を食べても讃岐うどん。東かがわ、
   
         高松、琴平。特に雑誌に掲載されている店は、さすが。雨の中長

         い行列ができていました。讃岐うどんフィーバー!

         

         だけど四国はうどんだけじゃないんだぜと、意地を見せている食べ物

         も多くあります。この徳島ラーメンは今売り出し中のよう。豚骨と醤

         油のちょっと濃いめ出汁。こってり系の好きな人ははまるかも。

         

         うどんの他に骨付鶏も香川の名物のよう。キャベツやおにぎりと食べ

         るかなり濃い味付け。丸亀の名店「一鶴」で食べましたが、私には

         ちょっときつすぎるかも。うどんの出汁はあんないやわらかいのに。

         

         うどんと並んで感激したのが、松山の鯛めし。鯛をご飯に炊きこんだ普

         通に言われる鯛めしはではなく、ご飯に新鮮な鯛の刺身を乗せ、味付け

         した卵液をかけて食べるというもの。これは文句なしにおいしかった!

         

         でも一番ほっとした食べ物は、栗林公園の茶室でいただいた栗饅頭

         とお薄。もちろんこれは四国だけのものではありませんが。     
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広尾でランチ

2019-01-06 15:43:58 | グルメ
               

               この並木道を登っていくと聖心女子大に出るそうです。東京

               渋谷区広尾、西麻布や六本木にも近い東京のど真ん中ですが、

               何やら静かで優雅な雰囲気の漂う所です。

               

               その並木道のそばに、中原淳一のショップがありました。

               お店も中に置かれているグッズもすごくしゃれています。

               戦後すぐの時代に一世を風靡した画家ですが、いまだに

               わくわくする新しさ。だれもがきっと彼の描く少女のイ

               ラストを見たことがあるでしょう。

               

               そんな閑静な一角にあるフレンチのお店”ラ・テール”での

               ランチ会を友人がアレンジしてくれました。割合小さなお

               店ですが、とても良い雰囲気。

               

               

               

               

               前菜からデザートまで、どれもお味はもとより、とても

               綺麗です。しかも値段もレーズナブル。”リーズナブル”っ

               て便利な言葉ですね。つまりは「安い」ってことですが、

               安っぽく聞こえない。まあ、それでもある程度の値段は

               します。会社の机に向かって、昨夜の残り物を詰めたお

               弁当を食べているお父さんには、なんとも申し訳ない。

               ごくたまにの事ですから、お許しを
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和洋中

2018-04-09 16:35:48 | グルメ
             

             昨日の夕食は和洋中三種類のお料理になりました。冷蔵庫にある賞味

             期限切れになりそうなものを使ったらそうなってしまったのですが。

             八宝菜、若竹煮、そしてフィッシュ&チップス風の白身魚のフライ。

             これはイギリスで食べたフィッシュ&チップスをまねて時々作ります。

             衣にビールを加えるのがミソ。

             

             なっちゃんが物欲しそうに見ています。「ドッグフードはおいしくない

             んですもの」トッピングの鶏肉や砂肝だけ食べて、ドッグフードは全く

             食べないことが多いんです。困ったものです。あなたは人間ではないん

             です、ドッグなんですよ。

                 

                  「どうしてもいただけませんか?」

                 

                  「悲しいです。」

               

                   テーブルの上のチューリップが笑って見ています。
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64カフェ+ラナイ

2017-01-27 11:49:57 | グルメ
               

               今人気の武蔵小杉の一角に、「64カフェ+ラナイ」というカフェがあります。

               かなり前からあるカフェですが、なにしろ川崎信用金庫の建物の裏にすっぽ

               ぽり隠れんぼの隠れ家カフェです。建物は古民家とは言えないまでも、なみ

               なみでない古びた感じが漂っています。一月初めにリニューアルして、店内

               がすっきりきれいに、ますます落ち着いたコージーな感じになりました。

               

               新装開店らしいく、いただいた花々がまだ飾られています。

               

               

               

               古い民家をそのまま利用しているので、田舎の実家に帰ったような気持ち

               になる人もいそうです。ゆっくり本でも読んでくつろいでと言うのがコン

               セプトで、大きなチェーンのショップのような賑やかな感じはありません。
               
               

               横にあるラナイ(ベランダとかテラスという意味だそうです)は犬連れも

               もオッケー。透明なビニールで囲われているので、寒くはありません。

               ラナイの中に大きな楠(?)がデーンと屋根を突き抜けて生えているの

               が壮観です。

               

               メニューは季節によって変わるようです。今はカレーと雑炊だけですが、

               どちらも、やさしいいいお味です。

               

               でも、なんといってもこのカフェの売りは、店長さんがパティシエ

               だけに、洋菓子と飲み物。チーズケーキやシュークリーム、タルト、
               
               どれもはずれがないおいしさです。

               

               

               

               

               飲み物も、珍しいハーブティーや、しょうが入りのチャイなんかも

               あって楽しめます。

               

                   

                アルコールの入ったものもあります。これは赤いベリーのサワー。

               

                   今一押しのカフェです。   
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ちょっとシロガネーゼ--フレンチ・レストラン ルカンケRequinquer

2016-08-31 11:32:08 | グルメ
                 

             港区白金辺りの優雅な奥様たちをシロガネーゼと呼びます。白金はシロカネと

             呼び、シロガネ(白銀)は牛込の方にあるそうで、あまりこの土地を知らない人

             が命名した呼称のようですが、もう定着していますね。なるほど白金台駅近辺

             はほんとに綺麗な上品な雰囲気のところです。周囲は庭園美術館や自然植物

             園や緑がいっぱいです。その一角の小さなフレンチ・レストラン「ルカンケ」へ

             行って、つかの間、シロガネーゼの気分を味わってきました。まず最初に出

             てきたのが、小石の入った箱。ちょっと衝撃的な形状。

                 

             その中に二つ三つこんな形の石が。これ、パンなんです。フォアグラのパテ

             の付いた。よくこんなの考えますよね。美味しいパンでした。

                 

                 

             お味も好いけど、器に感心させられました。木の切り株の台に乗ったシャー

             ベット、おいしかったです。

                 

             鱧を茄子を炭火焼きしたもので巻いた前菜。斬新です。

                 

                 

             メインの魚料理と、肉料理。芸術的な盛り付け。

                 

             桃のデザート。絶品でした。

                 

                 

             最後に紅茶と、これまたちょっとしたサプライズ。箱に入った小さなチョコ

             レート味のマドレーヌが出ました。フレンチの感想としてはちょっと変わっ

             ているかもしれないけれど、楽しかった!                
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蔦屋--IVY PLACE 代官山

2016-04-05 15:58:29 | グルメ
           

           満開の目黒川沿いを散策した後、友人が代官山のIVY PLACEへ連れて行っ

           てくれました。おしゃれな街代官山に、またまたこんなおしゃれな場所が。ご存

           知の蔦屋書店TSUTAYAを中心とする商業スペースです。蔦屋って18世紀江

           戸時代の版元で山東京伝、歌麿、写楽を世に出した有名な蔦屋重三郎が、

           江戸吉原の門前に開いたという書店に関係があるのかと思って調べてみたら

           関係はなく、ただ蔦屋重三郎にあやかって名前をつけたということのようです。

           

           広大な書店スペースはもちろん、レストラン、コンビニ、スターバックス、ギャ

           ラリーやクリニック、ペットショップまである、大きな施設です。ここはこれまで

           あまり日本になかった、中で飲み物を飲みながらゆっくり本を読めるスタイル

           の本屋さんです。TSUTAYAって、ブックCDレンタルやカードしか知らなかっ

           たのですが、書店を核に色々実験的な試みを展開している企業なんですね。

           今回は食事だけでしたが、ぜひ一度ゆっくり行ってみたいと思っています。

           

           

          その食事ですが、これもなかなか型破りでした。前菜、メインともに量が半端じゃない。

           

           

           

           お皿からはみ出さんばかりの鶏の骨付きもも肉。大男の草鞋のようなカツレツ。

           お味も良かったですよ。結局残さず食べました。
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