キッチン・トランスレーターつれづれ日記

つれづれなるままに日々のよしなしごとを綴ります。本、風景や花や料理、愛犬の写真などをご紹介。

しあわせな寝顔

2020-08-30 09:58:38 | ペット
           

   連日の猛暑。なっちゃんは短いお散歩からエアコンの効いた部屋に戻って、

   さて、お昼寝。至福の寝顔です。

      

   さっきのお散歩中、門の石柱の上、松の木の木陰で、猫ちゃんもよだれを

   たらしてお昼寝していました。野良のようだから、冷房の効いたお家の中

   へは入れてもらえないでしょうね。なんだかバテバテのご様子。

      

   先日来、ご老体のなっちゃんを心配しつつも、7時間あまんりかけて、車で

   奈良へ帰省し、また戻ってきました。幸い何とか体にはあまり障らなかっ

   たようです。

      

   これは、奈良にいる柴犬のふゆくん。なっちゃんより一回り位大きい男の

   子です。この子もだいぶ歳ですが、なっちゃんに比べると元気、元気。

      

      

   この二匹、以前は会うと牙をむき合う最悪の関係だったのですが、一緒に

   いるのが平気になりました。丸くなった?年を取って、お互い周りのこと

   など、どうでもよくなっただけ?
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葛城古道の豆腐屋さん

2020-08-29 10:34:49 | グルメ
    

    奈良と大阪の県境の金剛山と葛城山沿いに南北に延びる葛城古道という
    
    風光明媚な道があります。西の山辺の道とも言われ、その発祥はこの地

    に葛城氏が勢力を誇っていた、5世紀と言いますから、古い古い道です。

    それゆえ道沿いには、葛城氏のさらに前にこの地を収めた鴨氏に由来す

    る高鴨神社や、一言主神社、高天彦神社など、古さびた由緒正しい神社

    が数多くあります。古代にタイムスリップしたような不思議な道です。

    

    

    

    この高鴨神社は京都の下鴨、上賀茂神社の元社とも言われ、規模は大き

    くないものの、うっそうとした緑に囲まれ、美しい池のある幽玄なお社

    です。

    

    この古道沿いで異彩を放っているのが、梅本豆腐店です。この店の試食が

    半端ない。今はコロナで残念ながらお休み中ですが。絹、木綿豆腐から、

    おぼろ豆腐、豆乳、厚揚げ、豆腐ドーナッツなどてんこ盛りで、試食で

    お腹いっぱいになります。

    

       

    しかも、おいしいおからがもらい放題。ついもらいすぎて、手にあまり、

    今も冷凍庫で凍っています。

    

    水がきれいなので、おいしいお豆腐ができるのでしょうね。小道沿い

    に水路があり澄み切った水が涼し気な音を立てて流れています。
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慈光院の静寂

2020-08-28 10:22:15 | 季節
       

    涼しい書院に座っていると、外界の炎暑をすっかり忘れます。緑のお庭

    の向こうの借景の奈良盆地を眺めていると、心が晴れ晴れします。

       

       

    奈良大和郡山市の高台にある茅葺屋根の慈光院は石州流茶道の祖、片桐

    石州が建立したこじんまりした臨済宗のお寺です。

       

       

       

    石州はこの地小泉藩の御殿様で、戦国時代の有名な武将片桐且元

    の甥であり、茶人であるとともに石高は少ないものの、れっきと

    した大名でした。このお寺は石州の父の菩提寺として、江戸時代

    初めに建てられたものだそうです。

       

    茶人のお寺らしく、書院でお庭を眺めながら、お茶をいただけます。

    お茶請けは、片桐家の家紋「片桐違い矢」をかたどった落雁です。

       

    お昼時だったので、名物の「石州めん」をいただきました。石州が

    客人をもてなすため自ら作ったそうめんだそうで、おいしい!添え

    られていた茄子の田楽や珍しいハスイモのお浸しなど、寺内で採れ

    野菜のふんだんに使った、ある意味とてもぜいたくな昼食でした。
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弥勒如来さま

2020-08-27 09:39:30 | 歴史
     

       奈良大和高田市にお堂が一つだけの弥勒寺という小さなお寺があります。

       荒れ果て倒れかけていたこのお寺に、10年ほど前お堂の中を仏様をお守り

       したいという奇特なご住職が移り住まれ、そこから奇跡が起こりました。

     

       元々由緒ある仏様らしいということは伝わっていたようですが、たまたま

       訪れた奈良県文化財課の方が、何と立派な仏様と驚いて、調べてみると、

       千年以上前、平安時代の一木造りの仏様であることが分かりました。150

       センチもある座像ですから、とても大きな木から彫り出された仏様です。

     

     

       平成22年には奈良県の重要文化財、24年には国の重要文化財にと、とんと

       ん拍子の出世をなさいました。荒れ果てたお堂の中に顧みられずにお座り

       になっているのが、おいたわしくて、お堂の周りの草を刈り、掃除をし、

       お勤めを続けられたご住職と奥さまの心が通じたようで、今では新しいお

       堂の中で、ゆったりとして、微笑んでいらっしゃいます。心和むやさしい

       お顔の弥勒様です。光背は弥勒さまや如来さまはふつう舟形なのだそうで

       すが、お堂が小さく入りきらないので円形になっているそうで、それがま

       た、仏様にはぶしつけながら、かわいらしい印象なのです。

      

      

    
       今年関西は例年にもまして猛暑の夏ですが、それでももう境内に黄花コス

       モスが咲き始めています。
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芙蓉三姉妹

2020-08-08 11:07:10 | 季節の花々
      

       綺麗なピンクの芙蓉が三つ横に並んで咲いていました。この時期

       同じく咲いている木槿も同じアオイ科の花ですが、芙蓉の方が、

       ふっくら優しい印象の花です。

      

      

      

          

          

      

      百日紅、ダリア、蓼の花,秋海棠、ピンクの夏の花が炎天の下咲き乱れ、

      眺めていると、汗を流しながらのなっちゃんの散歩の慰めになります。


      

      向日葵も太陽に向かって元気です。

      

      オクラの淡い黄色い花もきれいです。トロロアオイ科で、実はもちろん

      粘りけのあるおいしい野菜です。この頃毎日のように、納豆と混ぜたり

      そうめんに載せたりして食べています。今一番お気に入りの植物です。

      

      この頃、山形の郷土料理だという「だし」をよく作ります。いろいろな

      野菜を細かく切って、所うりゅベースの出汁に着け、冷やしたものです。

      冷たくておいしい!
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梅雨が明けた!

2020-08-03 09:21:27 | 季節の花々
       

      ふるふると白さるすべり咲き出でし          伊能洋

  目覚めると、待ってましたとばかりのみんみんゼミの大合唱がかしましい。

       

       

  赤や白のさるすべりが満開です。百日紅という名のとおり、この後夏中咲き

  続けるのでしょうね。

       

      

      

    コロナのせいで、いまだ絵画教室が始まらず、では、せめて家でお花の

    絵でも練習しようと、赤、ピンク、白、きれいなお花を買ってきました。

    百合もガーベラも薔薇もほんとに美しい。眺めるばかりでいっこうに

    絵筆は動きません。この暑さではデッサンする前に枯れてしまいそう。

   

   

   

     暑さのせいか、一段と動かないなっちゃんと一緒に花を眺めています。
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