急に寒くなってきました。北海道は大雪だとか。今年は紅葉狩りにも
行かないうちに、もう木々は葉を落としてしまいそうです。せめて車の
中からでも紅葉見物をと、尻手黒川線を走っている途中、信号待ち
の車の中から、真っ赤な街路樹を撮りました。
玄関先にクリスマスの飾り付けを始めた家もちらほら見えます。
フォルクスワーゲンのミニカーを一緒に飾っているのが、ご愛
嬌というか、世相を反映しているというか。
実りの秋です。なちゃんと散歩しているとあちこちで、色々な
柑橘類や柿がたわわに実っています。重そうにどっさり実って
いるのに、そのままにして採ってやらないお家が多いようです。
せっかく美味しそうに実ったのに、可哀想な気がします。
グリム童話の「ホレおばさん」というお話を思い出しました。
童話で定石の継子いじめの物語です。結局いじめられていた
性格が良く器量も良い継子が幸せになり、性格も器量も悪い
実の子がひどい目に会うという。
ホレおばさん 世界の童話シリーズその205 | |
田中嶋健司 志賀奈央子 桜木信介 福田純 萩原ゆい 佐藤香織 うちの陽子,ことのは出版 | |
ことのは出版 |
継子のマリアが糸巻きを井戸の中に落とし、探すために井戸の中
へ降りて行きます。するとそこは明るい別世界。林檎の木に赤く熟
した林檎がどっさり成っていて、「早くもいでよ、もいでよ」と大騒ぎ。
マリアはみんなもいであげました。しばらく行くと、今度はパン焼き
釜の中でパンたちが「早く出してよ出してよ」と大騒ぎ。マリアはみ
んな釜から出してあげました、、、。
さっき見たミカンも、「早くもいでよ、もいでよ」と口々に叫んでいる
ような気がしたけれど、人の庭のミカンを勝手にもぐ訳にも行きま
せん。ごめんね、童話の世界だったら、私が良い子のマリアだっら、
もいであげるんだけど