ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

万葉歌会始め

2014-01-20 17:03:24 | 万葉関係

19日早朝雪が降り寒い朝になりました。

我が家の郵便受けにも、雪が三センチ程積っていました。

近所のご婦人が、「孫が来るから、喜ばせようと思って作ってます。」お孫さんもきっと喜ばれたでしょう~雪には関係ないのですが、可愛い置き物が有ったから、思わずパチリ。

午後1時から、「万葉歌会始め」が有るのに・・・心配です。

今回は慌てました・・・その日の10時にやっと、資料が出来、主人はチョットでも寝てくると言い、寝室に・・出来あがった資料を貼り付けるのは、私の役目。一人五枚の資料を22人分貼り付け、後は食事の片づけや洗濯を済ませると、11時半過ぎ・・・主人を起こして、出かける用意をしても、最初の予定12時には、出られない・・・時間は過ぎ、早く出かけないと、13時には間に合わないとイライラする。 

会場に着いたのは、13時前・・足場の悪い処、殆どの人が来て居られました。遅くなって申し訳ございません・・・

資料を配布して、「万葉歌会始め」が始まる。

最初に「遅くなり申し訳ございません」と・・の挨拶から始まる。

新年の挨拶代わりに、歌を披露(解説しながら)

◎ 17-3925   新しき 年のはじめに 豊の年 しるすとならし 雪の降れるは    葛井連諸会

◎ 17-3926   大宮の 内にも外にも 光るまで 降れる白雪 見れど飽かぬかも  大伴宿禰家持

◎ 20-4493   初春の 初子の今日の 玉箒 手に取るからに ゆらく玉の緒     大伴宿禰家持

◎ 8-1418    石ばしる 垂水の上の さ蕨の 萌出づる春に なりにけるかも     志貴皇子

今回は歌を覚えたい~歌いたいと言う要望が有り、万葉集の二番歌(629)

◎ 巻1-2      大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は

              煙立ち立つ 海原は 鷗立ち立つ うまし国そ 蜻蛉島 大和の国は   舒明天皇

    「長歌」

◎ 巻1-17      味酒 三輪の山 あをによし 奈良の山の 山の際に い隠るまで 道の隅 い積るまでに

                つばらにも 見つつ行かむを しばしばも 見放けむ山を 情なく 雲の 隠さふべしや 額田王

    「反歌」

◎ 巻1-18     三輪山を しかも隠すか 雲だにも 情あらなも 隠さふべしや         額田王

    「富士の高嶺」

◎ 巻3-317      天地の 分れし時ゆ 神さびて 高く貴き 駿河なる 布士の高嶺を 天の原 振り放け見れば

               渡る日の 影も隠らい 照る月の 光も見えず 白雲も い行きはばかり 時じくぞ 

             雪は降りける 語り継ぎ 言ひ継ぎ行かむ 不尽の高嶺は        山部宿禰赤人

    「反歌」 

◎ 巻3-318    田子の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ 不尽の高嶺に 雪は降りける  山部宿禰赤人

皆さんで繰り返し朗詠の練習をしたが、出だしの音程が把握出来ない・・・これからも練習して行きましょう~

最後に集合写真を撮り、16時になり会は閉会します。

 

次回はお花見を兼ねてやりたいでね。   サイクリングは中止となりました。