ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

第170回例会「伊久理の社~白毫寺」ハイキングに行ってきました。

2011-03-29 09:28:38 | 万葉関係

27日の日曜日、今年初めてのハイキングに行ってきました。

チョット肌寒い朝で、下に一枚重ね着をして、小さいホカロンを持って出かけた。

京都駅の集合場所では、私達より早い人が居られた。懐かしい人達のお顔を見て、今年も頑張ろうと思いました。(^O^)/

最終の集合場所では、37人の人が来られた。その中には、最初からの会員さんがおられ、「メンバーがすっかり変ったね~」「23年もたつと会員さんの顔ぶれも変わるわね~」「長いこと良く頑張ってるね~」「一人でも参加者が居られたら、会長が倒れない限り続けていきますよ~」と言いながら、最初の【円照寺】に向け歩く・・・

【円照寺】  

非公開ですが、山門から覗くだけでも美しい尼寺です

 山村御殿とも呼ばれ、中宮寺法華寺と並ぶ大和三門跡寺院の一つ

正式には(臨済宗妙心寺派) 普門山「円照寺」です 

 寛永18年(1641)に、後水尾天皇の第1皇女・文智女王(大通文智)が京都の修学院の地に草庵を結んだのが始め
 明暦2年(1656)に、大和国添上郡八嶋の地に移り「八嶋御所」と称しました
 寛文9年(1669)に、現在地に移転

本尊;木造如意輪観音像 

 華道の「山村御流」の家元でもあります

 茅葺のきれいな本堂(円通殿)は県指定文化財です
 寺宝の帯解山村廃寺出土品は国重文です。

                                   

                                       五本松

【円照寺】を後に・・追尊【崇道天皇陵】に向かう。

追尊【崇道天皇陵】

早良親王(さわらしんのう、天平勝宝2年(750年)? - 延暦4年9月28日(785年11月8日))は、奈良時代末期の皇族。
光仁天皇の皇子。母は高野新笠。桓武天皇、能登内親王の同母弟。母方が下級貴族であったために立太子は望まれておらず、761年に出家して東大寺羂索院や大安寺東院に住み、親王禅師と呼ばれていた。781年、兄・桓武天皇の即位と同時に光仁天皇の勧めによって還俗し、立太子。だが785年、造長岡宮使 藤原種継暗殺事件に連座して廃され、無実を訴えるため絶食して淡路国に配流の途中、河内国高瀬橋付近で憤死した。(
net引用)

追尊【崇道天皇陵】の付近で昼食

昼食後、【百毫寺】に向かい歩きだすが、今年初めてのハイキングで、疲れが出てくる。元気な人は歩き、足に自信のない人は、【百毫寺】の近くまでバスで行く。

              道端には「ミモザ」「椿」が咲いていた。

  【百毫寺】

 高円山のふもとにあり、境内からの展望は大変すぐれています。雲亀元年(715)志貴皇子の没後、その地を寺としたのに始まると伝えられ、鎌倉時代に再興されました。とくに道照が中国から宋版一切経の摺本を持ち帰ってからは一切経寺とも呼ばれ、庶民信仰の場として栄えました。現在は本堂と御影堂などが残っています。境内には天然記念物の五色椿が植えられており、奈良三名椿の一つとして有名です。

最後の力を振りしぼり階段を上っていく。

宝蔵に本尊阿弥陀如来坐像をはじめ閻魔大王坐像ほか重要文化財を、本堂(江戸時代)に勢至・観音菩薩像、聖徳太子二歳像他を安置する。また御影堂(江戸時代)には中興の祖空慶上人をおまつりしている。

●2-230 梓 弓 手に取り持ちて ますらをの さつ矢手挟み 立ち向かふ 高円山に。

春野焼く 野火と見るまで 燃ゆる火を 何かと問えば 玉桙の 道来る人の 泣く涙 小雨に降れば 白妙の 衣ひづちて 立留まり 我に語らく 何しかも もとな唁ふ 聞けば 音のみし泣かゆ 語れば 心そ痛き 天皇の 神の皇子の 出でましの 手火の光そ ここだ照りたる。                               笠 金村

●2-231 高円の 野辺の秋萩 いたづらに 咲か散るらむ 見る人なしに         

                                            笠 金村 

●2-232 三笠山 野辺行く道は こきだくも 繁く荒れたるか 久にあらなくに

                                            笠 金村

  万葉の資料の中の一部を朗唱後、解散

早く来ておられる人は、15時のバスに間に合うように帰って行かれるが、私達はゆっくりと来たので、見学して帰る。

今年初めのハイキングにしては、チョットきつかった・・・

家に帰り、歩数計を見ると、何と2万歩も歩いていた。(;一_一)

皆さんお疲れ様でした。(^O^)/