ミーマン日記

週1回ディサービスに夫婦で行って、楽しく過ごしています。

昨日は167回例会「紅葉・多武峰」のハイキング

2010-10-25 15:54:05 | 万葉関係
前日の天気予報では、午後から雨で、夜は激しい雨が降ると言う事でしたので、参加者が少ないのではないかと心配しておりましたが、36名の方が来て下さいました。(^◇^)

桜井で「談山神社」行きのバスに乗り込み、25分ぐらいで「談山神社」に着き、リーダーが「倉橋の 山を高みか 夜隠りに 出で来る月の 光ともしき」の歌を唄った。倉橋山、現在は(音羽山850m)

「1」 秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七草の花。
   
「2」 萩の花 尾花葛花撫子の花 女郎花また藤袴朝顔の花 (秋の七草)
                        この二つの歌は 山上憶良

説明が終わり「談山神社」に向かう

「談山神社」は、明治以前は天台宗護国院妙楽寺でしたが、明治以後神社となる。
大化の改新の構想を談合した場所として「談山神社」と言われる。(大化の改新発祥地)



紅葉の時期にはこの様に紅葉しますが・・・まだチョット早かったです。写真(本郷氏提供)


(重)神廟拝所 鎌足公神像と勝軍地蔵


総社拝殿


総社拝殿の中には福禄寿がある。


本殿


写真(本郷氏提供)


龍神社・龍の井戸(龍が出てきた)写真(本郷氏提供)


本殿の山道を上がると・・・写真(本郷氏提供)


藤原鎌足・中大兄皇子の談合の場所(本殿の裏山) 写真 (本郷氏提供)


蹴鞠が行われた場所で記念撮影  写真(前田氏提供)

拝観や散策が終わり、バス停まで行き、時間待ちの間に解説をする。

「万葉歌」
ふさ手折り 多武の山霧 繁みかも 細川の瀬に 波の騒げる   献歌・舎人皇子
多武のみねの 山霧が 深いからであろうか。(枝がたわむほど濡れ) 細川の瀬に波が立ちさわいでいることだ。

その他、旋頭歌三首の説明、「談山神社」

[談山神社と摂津・三島との関係は、切っても切れない関係に有ります。] 今の高槻市・茨木市は、中臣鎌足の所領であり、墓所である。

「談山神社」は、藤原鎌足が中大兄皇子に接近、政治の上の活躍の始まりの場所となった。

2-93 玉くしげ 覆ふを安み 開けていなば 君が名はあれど 我が名し惜しも  鏡王女

2-95 われはもや 安見児得たり 皆人の 得難にすとふ 安見児得たり     内大臣藤原卿

その他、倉橋山に因んで、記・紀歌謡「三羽の鳥の物語」朗唱で終了し、帰途に着いた。

心配していた雨も無く、バスを降りるまで傘を使わなかった。