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あいさつ。
「あいさつをしましょう」
自分が子どものころ、小学校でまず教わったことです。
中学・高校の部活でも、先輩に対するあいさつは絶対でした。
社会人になると、先輩・同僚以外にお客さまもいらっしゃるわけですし。
音楽と関わるようになると、あいさつをすることについてなおさら厳しく言われました。
あちこちに顔を出すと、さまざまな価値観の人に出会います。
自然に声をかけてくれる人、視野に入っていても気がつかないふりをする人、そもそもあいさつする気がない人、あいさつする人を選んでいる人(つまり相手によって態度を変える人)、声をかけられたらあいさつする人(自分からはあいさつしない)など。
「先にあいさつしたら負け」と思っているんだろうか、と感じることもあります。
個人的には、首尾一貫した考え方には納得できます。
あいさつしないなら全員にしない、とかね
エチケットとして「あいさつ」はとても大切だと思います。
もちろん強制することではありません。
ぼくだって強制されることは大嫌いなのです
でも、あいさつがないと、なぜこんなに気分が曇るのでしょうか。
自分がいちばんいやなのは、あいさつする人としない人を分けている人ですね。
あいさつは絶対しないのに、それ以外は普通に話しかけてくる人にも違和感を覚えます。
「あいさつ」の意味とはなんでしょうか。
もちろん礼儀です。
コミュニケーションの出発点とも言えると思います。
「お互いにあいさつしたら気持ち良い」と言う人もいます。
しかし音楽に関わることで言えば、プロアマ問わず音楽とは楽器でのコミュニケーションなのに、言葉でのあいさつはしないという矛盾。
お互いにあいさつしても、不機嫌そうにされたり目も合わせてもらえなかったりすると、気持ちが良くはなりません。
あいさつとは、相手の存在を認めることです。
つまり、お互いに敬意を払うこと、とも言えるのではないでしょうか。
ぼくはこの考え方を大事にしていこうと思います。
しかし「あいさつをしない人」を正そうとは思いません。
その人は「そういうタイプの人」だし、人は変えられませんからね。
ただ、えてしてぼくのこういう考え方を「器が小さい」というニュアンスで受け取り、「自分は、そういう人には、相手があいさつするまであいさつする」という人がいますが、ぼくはそれについては、端的に言うと「正義の押しつけ」「相手を思い通りにしたいだけ」としか思えないのです。
そういう考え方の人はそうすればいいと思いますが、いまの自分は「あいさつしない人」には適切な距離(仲良くしない、ということではない)を取ることしかできないですね。
あいさつを自然にすること、されることで、お互いにその時が気持ち良く過ごすことができます。
ぼくはそれを大切にしていきたいですし、それは相手を大切にすることにも繋がると思うのです。
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51歳のオッサンです。
音楽は聴くばっかりで出来ませんが、レイ・チャールズの生涯を描いた「Ray」にハマってしまい、Web検索していたところ、貴方のブログに辿り着きました。
ホーム画面の直近記事で「あいさつの意味」を見つけ、拝読しましたが、大変共感致しました。
私は学校の先生ではありませんが、あいさつは大事だと思います。
今後の記事も楽しみに、今までの他の記事についても、ぼちぼちと拝読させていただきたいと思います。
縁に感謝したいと思います。
あいさつは、やっぱり人によって態度を変える人が一番イヤかな(^^;) でもいくら正しいと思っても人に押し付けることだけはするまい、と思っております(^^)