ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

ストラスブール美術館展

2019年12月29日 | 見る聴く感じるその他

 【Live Information】


 師匠のところへレッスンに行く日は早めに家を出て、レッスン場所のすぐ近くにある姫路城周辺を散歩するのが習慣になっています。
 姫路城はもちろん、お濠沿いに歩いたり、動物園に入ってみたり、野外音楽堂の方に行ってみたり。
 もちろん市立美術館へもよく行きます。
 ここでは、11月12日から「ストラスブール美術館展」が催されています。
 先月はタイミングが合わなかったので、12月のレッスン日(15日)には必ず見に行こうと思って、楽しみにしていました。


 ストラスブールはフランス北東部に位置するアルザス地方の中心都市です。
 ここはドイツの国境に近いため、育まれた文化はフランスとドイツのそれが融合した、独特の雰囲気をもっています。
 ストラスブールには10館もの美術館がありますが、その中でもフランス国内屈指の美術館であるストラスブール近現代美術館には18,000点もの美術品が収蔵されています。
 「ストラスブール美術館展」には、このストラスブール近現代美術館のコレクションを中心に、印象派からモダン・アートまでの約100点が展示されています。





いままで全くその名を知らなかったゼーバッハやプラデルの作品が強く印象に残りました。
なかでもプラデルの「月明かりの舟遊び」は、題材的にも好きな感じです。


ブラウナーの名も知らなかったのですが、「キマイラ」は本かなにかで見た記憶があります。
奇妙な、というか、ある意味気味わるい、というか、なんとも特異な作風には心魅かれます。


好きなローランサンやマグリットの作品を見られたのにも満足です。


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ジャン=バティスト・カミーユ・コロー 「オルレアン、窓から眺めたサント=パテルヌの鐘楼」 (1830年頃)



イポリート・プラデル 「月明かりの舟遊び」 (1863年)



ポール・ゴーギャン 「ドラクロワのエスキースのある静物」 (1887年頃)



ロタール・フォン・ゼーバッハ 「ラ・ドゥアンヌからストラスブールへの道、雨の効果」 (1895年頃)



アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック 「マルセル・ランデール嬢の胸像」 (1895年)



モーリス・マリノ 「室内、縫い物をするエレーヌ」 (1904年)



ジョルジュ・ブラック 「静物」 (1911年)



ポール・シニャック 「アンティーブ、夕暮れ」 (1914年)



ヴァシリー・カンディンスキー 「コンポジション」 (1924年)



ルネ・マグリット 「旅の思い出」 (1926年)



リュク・ヒューベル 「後ろを向いてたたずむ女性、開いた窓の前」 (1926年)



マックス・エルンスト 「二人の若い裸婦」 (1926年)



ヴィクトール・ブラウナー 「キマイラ」 (1939年)



マリー・ローランサン 「マリー・ドルモワの肖像」 (1949年)



マルク・シャガール 「雄鶏」 (1950年頃)


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姫路市立美術館。この日は快晴でした。



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