ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

日曜の午後に買ったCD

2006年11月13日 | 随想録

 
 雨模様だった土曜日とはうってかわって、気持ちの良い秋晴れとなった日曜日。家でじっとしているのももったいないような気がして、街まで出かけてきました。
 最近はAmazonを利用することが多かったのですが、昨日は久しぶりにCDショップをひやかしに。
 ネットでCDを買う時は、欲しいものを直接検索することが多いので、便利な反面、店頭の在庫を端から端まで見て歩く楽しさを味わうことはできません。CDショップでは、思わぬものに出くわす楽しみがあるのです。


 昨日はまず最近ひいきにしている「GROOVIN'」というお店へ。ここは、店構えは小さいながらも、新譜と中古品の両方を扱っているので、思わぬ掘り出し物が期待できるところなのです。
 CD棚をざっと眺めているうちに目に留まったのが、「ヴェリー・ベスト・オブ・タワー・オブ・パワー」。初期のアルバム4枚から曲をチョイスしたベスト盤です。
     
     「ヴェリー・ベスト・オブ・タワー・オブ・パワー」

 次に目を向けたジャズのコーナーではビル・エヴァンスの「トリオ'64」に手が伸びます。名ベーシストのスコット・ラファロが夭折したのち、レギュラー・ベーシストが定まらなかった頃のエヴァンスのアルバムです。この作品ではゲイリー・ピーコックがベースを弾いているのに惹かれました。
      
     「トリオ'64」

 そしてロックのコーナーでは「ヴァン・ヘイレン・グレイテスト・ヒッツ」に400円という値段がつけられているのを発見、これも即手に入れました。
     
     「ヴァン・ヘイレン グレイテスト・ヒッツ」


 次に覗いたのは大手のショップ、「新星堂」。ローラ・ニーロのアルバムが欲しかったのですが、残念ながら在庫なし。その代わり、10%オフになっていたオリヴィア・ニュートン・ジョンのベスト・アルバムを買うことにしました。オリヴィアのベスト盤は、初期のカントリー色が濃いものは持っているのですが、昨日手に入れたのは、「フィジカル」「ザナドゥ」「グリース」など、1970年代後半から90年代にかけてヒットした曲を集めたものです。
     
     「ベスト・オブ・オリヴィア・ニュートン・ジョン」

 そしてジャズ・コーナーでは山中千尋の新作を買うか、早間美紀の新作を買うか迷ったすえに、山中千尋の新作「ラッハ・ドッホ・マール」を買うことにしました。ポスターやポスト・カードが付いて3200円、ちょっと高いなあ。でも家へ帰ってから気づいたのですが、このアルバム、収録時間約4分のDVD付きの初回限定盤だったのです。うん、それなら納得。
     
     「ラッハ・ドッホ・マール」


 というわけで、昨日はCD5枚を購入。秋晴れの下、足取りも心なしか軽かった日曜の昼でした。家に帰ってから、音量をやや大きめにして買ったばかりのCDを聴く楽しさも、しっかり味わうことができました。


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コメント (4)
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