ある音楽人的日乗

「音楽はまさに人生そのもの」。ジャズ・バー店主、認定心理カウンセラー、ベーシスト皆木秀樹のあれこれ

焼き芋屋さん

2005年11月09日 | 随想録

                                       ♪いしや~きいも~


おお、焼き芋屋さんだ~!
今日の夕方、我が家のすぐ側を通って行ったのです。


焼き芋屋さんを見かけたのは、
よく考えたら何年ぶりのことでしょう。
さすがに屋台ではなく、軽トラックでしたが、
あの
「♪やきいも~ やきいも~ いしや~きいも~」
というメロディーは健在でした。
コード進行は4度進行っぽいですね
(いちおう音楽関連のブログですから、ムリヤリに・・・


おやつの「焼き芋」がゴチソウだった、というほど
ぼくは昔の人間ではないですけれど、
それでも子供の頃(1970年代)、友達の家に遊びに行くと、
冬には焼き芋を出してもらって喜んで食べたこと、
けっこうありました。


今はお菓子の種類も量もたくさんあるし、
「焼き芋」をわざわざ食べたがる子供なんているのかな?


冬の夜に遠くから聞こえてくる「いしや~きいも~」の声、
妙に郷愁をそそるんですよね。
ときどきその声が止まります。
誰かがお母さんにせがんで買いに出て来るんです。
いや、むしろお母さんたちの方が、
嬉しそうに、子供たちに
「焼き芋買ってこようか?」と
聞くことも多かったのかもしれません。


新聞紙にくるんだアツアツのおいもを
手でそっと包むように持ち、
みんなでホクホク食べるのがこれまたいいんです。


     
      懐かしい屋台の焼き芋屋さん(イメージです)      


そういえば、落ち葉を集めて焚き火をして、
サツマイモを焼いて食べたこともあったな~
焚き火で作る焼き芋は、
落ち葉で焼くとうまく焼けるんですよね。


それにしても、
ほんとうに久しぶりに見たなぁ、焼き芋屋さん。
思わずその軽トラックに見とれちゃいましたよ。



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コメント (4)
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